映画「オクトパスの神秘」を観た。
副題は「海の賢者は語る」。
2020年南アフリカでの製作。
監督は共同でピッパ・エアリックと
ジェームズ・リード。
製作・出演はクレイグ・フォスター
仕事に疲れた映像作家の男性。
子どもの頃に潜った南アの海へ。
そこで一匹のタコと出会う。
約一年に渡る二人の交流を描く
ドキュメンタリー映画だ。
タコは、犬や猫、猿並みに知能が
高いと言う。餌を獲ったり、敵
から逃げたりする生態は勿論だが、
人と触れ合ったり、抱きついたり
するのには驚いた。
軟体動物で、やや気味が悪いと
思っていた動物が、可愛らしく
見えてくる。
擬人化しすぎでないかとも思うが、
よくある教材フィルムと違って、
それはむしろ良い点だろう。
海の風景や海中の映像が美しい。
その中で魚や海月が泳いでいる
のを観るだけでも癒される。
第93回アカデミー
長編ドキュメンタリー賞受賞。
たこ焼きを食べるのが、ちょっと
躊躇われるようになってしまった。