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電柱用パンザマストの建柱

2016-12-16 17:13:59 | アンテナ・タワー
コンテスト中に使用電力オーバーでブレーカが落ちる事は何十回も経験しています。現在の契約電力は5KVAです。
1KW出すためには、エキサイターまで含めて2.2KW程度の電力を消費する事になり、2バンドで運用しただけでブレーカが落ちてしまいます。
そのため、500W出力3バンドに制限していますが、それでもCWコンテストだと落ちる事が有ります。こんな制限はいやじゃ!電源を気にすることなく力いっぱいコンテストをしたい、とは思っているのですがいくつか制限があって延び延びになっています。
 トランスから2本のコンクリート電柱を経由して、自宅敷地内の木製電柱にブレーカが設置してあります。しかし、木柱の根元が腐っていて、ステーで何とか立っている状態です。また、電線が途中で立ち木に触れています。そのため、増力のための新規配線をするためにはしっかりした電柱が必要です。
幸いJH1GTVから古いパンザマストを2本貰いましたので、これを電柱とすることにしていました。しかし、穴掘りが面倒(50cmも掘ると岩ばかり)で手をつけずいました。
10月7日にJR1AIBが山梨からミニユンボを積んで穴掘りに来てくれました。
1本は現在の木柱の対面に









もう一本は小屋の傍に立てることにしました。

1段目を埋め、二人で2段目を持ち上げて落とし込み完了まで1.5時間程度


3時間ほどで2段2本の工事が完了しました。

付属してきた足場ボルト、パンザにナットが溶接されているものに使用するタイプで、このパンザマストには合わず取付けできませんでした。色々検索していたところ、『パンザマスト用足場ボルトの四角ナット』という物を見つけました。サイズから見て、どうやらこれが使用できそうです。多少不安はありましたが、11月13日に30個注文しました。
1週間後に届いたナットを持って飯能に行き確認すると、正にぴったりでした。
どうやって一人で残りのパンザを載せるか、脳内シミュレーションを行い、多少面倒でも安全を優先した方法を採用しました。

3段目以降のパンザマスト、長期間土の上に放置されていたため、かなり錆が出ていて、それをワイヤブラシとやすりで落としてから、ROVALを塗って仕上げることになり、それに丸1日費やしました。

6mの足場パイプに足場金具を2個取り付け、それをパンザマストの足場にはめます。それだけでは外れてしまうので、その中間をロープで縛って固定します。
トップに滑車をつけて、それを経由してパンザを吊り上げ、パンザ上端から50cm下まで引き上げ、吊りロープを固定します。パンザのトップまで上り、吊りロープを引っ張って上端まで持ち上げ、位置を見ながらロープを緩めて被せます。1段30分程度で出来るだろうと思ったのですが、足場パイプを次の段に持ち上げるのが以外に力と手間がかかり、2段載せるのに2時間弱掛かってしまいました。2本目は、1本目で学んだ事を参考に1時間で建柱完了となりました。

これから、
 2本のパンザそれぞれにステーを取る
 パンザ間に電線を吊るすメッセンジャーワイヤを張る
 100A用の電線、ブレーカ用ウォールボックスの発注
 屋外配線
 屋内配線
等かなり時間が掛かりそうです。
果たしてオールJAまでに増力計画は完了するのであろうか?

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