8千歩奨励。

一日一万歩ウォーキングしよう、ってえらい長い間、いわれ続けてたよね。

厚労省が掲げてたスローガンなんやもん。
お国が勧めるとあらば、良かれと思って歩け歩け運動するよね。

それが今、一万歩は万人に共通する目安ではない、8千歩を奨励する、と青柳先生(東京都健康長寿医療センター研究所)がおっしゃってる。

15年間5千人を対象にした調査結果だというから、根拠があるよね。

僕もさ、以前から一日一万歩てど～なん、とあくまで感覚的(科学的ではない)には思ってたん。

だって万歩計装着してなさる熱心な患者さま方は多いんやけど、お聞きしてると、とてもやないが一日トータル一万歩も歩いてはる方って、ほぼ皆無やねんもん

そら、たまにはおられますえ。

でもそれは、趣味は山歩きやねん、てなお歳のわりにはわりかし屈強で、かつ、普段から山に備えて歩く事を意識してなさる方のお話どすわ。

頑張ってウォーキングしたはいいものの、後から身体のどこかが痛み出したり、疲労困憊になってしまって翌日になってもその疲れがとれない、とかになると本末転倒だもんね

オーバーワークはダメ。
何の運動でもそやけど、自分に合う塩梅がある。

青柳先生いわく、運動のしすぎは健康効果がないどころか、免疫力の低下につながることもあるんですと。

たしかに。

運動のしすぎって、つまり身体を酷使・疲労させてる状態なんだから、免疫力も下がり身体も弱るってもんやわねぇ

あらためて、疲れを翌日に残したらあかんな。
一晩寝てる間にしっかり回復させな、免疫力が…。

免疫力、大切よね

特にこれからの季節、例年よろしく絶対風邪が流行るに決まってるからさ、食事＆睡眠を大基本に、あの手この手で免疫力高めとかないと。

で、奨励の8千歩ウォーキング、ずっと一定速度で歩き通すのではなく、たまに速度を速めたりしつつのインターバルにすると効果ありなんだって