花の少ない冬の長いトンネルを抜けて、春に先駆けてまず一番に咲く[まず咲く花]から万作の花と言うそうです。片や沢山の花がつくので、豊年万作から名ずけられたとも聞いています。早春の花は黄色の花が多く、さあ今年も沢山の花を咲かせよう・・と心身共に元気にしてくれます。、我が家の万作の花は昨年の葉がまだ枯れて付いているので、[支那万作]と云う種類の様です。
日差しは幾分、春の色を帯びてオレンジ色に輝き、日没も日増しに遅れてきてはいるものの春は未だ足音さえも聞こえません。庭にはやっと福寿草が咲き始め水仙のお仲間入りしたところです。パソコンのフォルダーの整理をしながら、今迄、難しそうでアンインストールしようかと思っていた画像編集ソフト(Paint Shop Pro X)を開けてみましたら、又々面白そうで主婦たる自覚も忘れて時が過ぎていきました。
俳聖松尾芭蕉と作仏聖円空が共に行脚の旅をし、その目的は異なっていましたが、自己を追求した芭焦と庶民の為に十二万体も造仏し、世の中の人々の救済の為に自らの生涯をささげた円空の旅を知り、前々から円空仏の木地師としての荒削りの中からにじみ出ている[ほほ笑み]に魅かれていました。鎌倉のお寺では円空仏を拝観する事はできませんが、美しい[切妻造り]、[破風]、[寄棟造り]の屋根の四隅に下がる[風鐸]（青銅製の釣鐘）が好きで写真に収めて楽しんでいます。
子供の頃から宿題は早めに済ませて、すっきりした気分で遊びに興じたものでした。長じて久しぶりに宿題を課せられて、今迄に詰め込まれた前頭葉のその奥のフォルダーから、あちらのファイル、こちらのファイルと引き出して作成できたものが、必ずしも満足のいくものではないけれども、そこに集中する事が出来る時間が今の私には必要な気がします。宿題の一部を添付してみました。
