会社のことよくわからないまま社会人になった人へ―ひとめでわかる図解入り池上 彰海竜社このアイテムの詳細を見る |
本書は2005年に出版された池上彰氏の書いた本です。
私は後に知りましたが、彼はNHKの「週刊こどもニュース」のお父さん役をしていたそうです。最近はテレビでよく見かけます。ですので、内容はとにかく分かりやすい!
まず読み始めて25ページで「法人」とは何なのかを知り、私は感動しました。
「法人」とは『文字通り「法律上、人と同じように扱いますよ」という意味』だそうです。
物や財産を所有することができるのは人間だけです。
会社のお金で車を購入しても、会社は人ではないので車を所有できません。そこで会社の所有物として認めようという仕組みが「法人」なのだそうです。
何気なく目にする「法人カード」「法人会員」とはそういう意味を持っていたのですね。
恥ずかしながら私は知りませんでした。「学校で教わってないし・・・」、言いわけにならないですね。
また「株主」や「取締役」など何となく知っていたものについても、それが何を指しどんな意味・役割を持つのか、イラストを交えわかりやすく説明されています。
ぜひ皆様にお勧めしたいところですが、「普通」の大人には当たり前すぎてつまらない本かも知れません。
この題名を見てすぐに「はい、私のことです」と思う方は是非読んでみてください。
ちなみに只今私は池上彰氏のこのシリーズを図書館にて大量に借りて勉強中です。