![]() | 抗生物質で子どもの病気が治せない |
寺澤 政彦,平松 啓一 | |
リヨン社 |
風邪、とびひ、中耳炎、副鼻腔炎などの感染症が治りにくく再発しやすい子供が増えてきています。
生活環境の変化による免疫力の低下、遺伝的な問題だけでなく、抗生物質の多用による耐性菌の出現という恐ろしい問題が起きているのです。
病気の原因となった細菌に合った抗生物質なら2~3日で症状は治まります。合っていない抗生物質をのみ続けることは、症状が治らないだけでなく強力な耐性菌をつくり、さらに体内で必要な常在菌のバランスを崩し、免疫力の低下につながります。
必要以上に摂ることの怖さはこの本を読んでいただければ怖いほどに分かります。
子供を持つ親御さんだけでなく、大人必読の一冊です。