半年英語アプリを使ってみました。
言語学習としてどのようなアプローチが続くのか、興味があります。
さて、前回7つのアプリを試してみましたが、継続的に使用したのは下記4アプリ。
SPEAK(有料)
Plang(有料)
duolingo(有料、途中で無料)
drops(有料)
利用頻度では圧倒的に、duolingoでした。次いでSPEAK、PlangとDropsは最初は良かったのですが3か月目には使わなくなりました。
duolingoが続く理由としては、簡単なので構えずに学習に入れるところでしょう。もちろんランキングやフレンドなどの機能も継続学習には効果があります。しかし、Plangはネイティブの動画を見せられて「次に来る英文は?」と聞かれても、ある程度のレベル(字幕なしで理解できるような方)でなければ気軽には使えないでしょう。また、継続利用するモチベーション(ポイントやランキングなど)もなく、気づいたら使わなくなっていました。
SPEAKはSpeakingが必ず入るので、出先では使いにくいのが難点ですが、うまく時間調整できれば1つのレッスン自体は短いので手を付けやすく、続けやすいです。しかし、継続のモチベーションとなるチャレンジやバッジなどの仕組みは強い動機付けにはなりにくく、duolingoのランキング・フレンドの仕組みの方が効果的だと感じました。
dropsの単語学習は使っていると飽きてきます。しかも、単語と画像(イラスト)が一致していない例(日本人の私にはわかりにくいジェスタチャー)があり、単語学習だけで言えば国内の単語学習アプリの方が良いと感じました。ちなみに、dropsはロシア語の学習に使おうとして始めたものなので英語学習以外では役に立っています。
最終的には個人の語学習得レベルと相性みたいなところに話が落ち着いてしまうのですが、それでもduolingoが世界的に利用者数を伸ばしているのも納得できました。正直、子供だましのインターフェースやキャラクター(フクロウとか)のせいで過小評価していたと思います。一方で、高い文法知識や作文能力を高めるには不十分だとも感じています。私自身、レスポンスのスピードを高めるために使っているので文法知識が増えたとは感じていませんし、多くの場合1センテンスでやり取りが終わってしまうのでエッセイなどのパラグラフを構成する能力を高めるのは難しそうです。
この難易度調節に個人の回答データをうまく使えれば、継続性や苦手ポイントの強化などをコントロールできると思うのですが、上記4つのアプリで言えばあまりAIが活用されている感じがしません。「あなたの苦手ポイント」として繰り返された問題も的外れなことが多いです。
個人的には英作文・エッセイなどはChatGPTやClaudeなどの生成AIサービスを使って学習をした方が良いと感じています。しかし、GPT4oになって音声入力のレスポンスは大分早くなりましたが、対人間のような速度ではないので今後の進化が望まれます。といっても来年くらいには実現できてしまうのかもしれません。
日本語教育においてもAIを活用したアプリの登場が待たれるところですね。
さて今年は日本語教育能力検定と国家資格のどちらを受けようか悩んでいます。両方受けるというのもありですが、金額が4万円近くなりますから悩みどころです。
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