偶然つけたTVでNHKのある番組に感動しました！
政府御用達のNHKですよ！
それが原発問題を論じる番組で僕を感動させたんだからすごい！
さて、先の台風で崩落してまだ全く復興のめどさえ立っていない「青い池」ですが、台風前に撮影した写真をご覧下さい。
「青い池」北海道美瑛町
The Blue Pond in Biei,Hokkaido,Japan.
I took this photo just before the coming typhoon.
撮影日は日曜日で普段は絶対に行かないのですけど、TV取材があって、名前忘れましたが（ごめんなさい！）お笑い芸人と一緒に番組収録しました。人の声がにぎやかで周辺が観光客で溢れている事をのぞけば、ご覧の様に穏やかな池でした。
さて青い池は今後どうなるか？
この事は美瑛町はもちろん北海道の観光に影響を与えるでしょう。しかしもし消えて無くなっても命までは奪われません。逆に言えばその程度の問題です。だから僕はたいして気にもしていません。なる様になるだけでしょうから。
しかしもし原発が事故を起こしたらどうなるか？
「なるようになるさ！ 」それでは済まない事は明白で今さら言うまでもない事でしょう。
実は仕事が終わった深夜、たまたまつけたTVがNHKで原発問題の番組でした。
普通は直ぐにチャンネルを変えます。なぜなら、政府御用達と言っても良いほど普段は原発推進しか言わないNHKです。受信料も払いたくないと思っているほどですから僕は。実際今年はず～っと払っていませんでした（笑）。
NHKには政治的圧力に負けない様な本物のサムライ・ジャーナリストはいない！ 僕はずっとそう思っていました。ですからNHKが原発問題を語る様な番組など程度が低いと考えて、すぐにチャンネルを変えるつもりだったんですが…。
ところがところが…
凄い！いや素晴らしいと言った方が良いでしょう。久しぶりに気骨あるジャーナリスト達の会話が聞けました。
その番組は8月26日・夜23時55分～午前0時49分に放送した討論番組で『解説スタジアム』。
NHKの解説委員7人が、「どこに向かう 日本の原子力政策」というタイトルで議論する番組でした。
NHKの解説委員？ まずそう聞いただけで普通はうさんくさいと思ってしまう僕です。ましてそんな人達が原発政策を議論する？？？
アホ言うなよ！ どうせ最後は「日本に原発は必要だ！ 早く再稼働させましょう!!」そう言う結論になるんでしょう。安倍総理を喜ばすような結論を用意して番組終了になるんでしょう。僕は最後までそう信じていました。
しかし、なんとなんと見事に裏切られました！
『このままでは日本が原発を維持する事は不可能だ！』
番組終了後に視聴者にそう感じさせる内容でした。あまりに凄い現状の原発政策の批判を聞き、この人達本当にNHKなの？ そう感じました。NHKにこんな気骨あるサムライ・ジャーナリストがいたんだ！ それだけでも僕は感動しました。
この件について同じ様に感じた方が全国に多数いたようです。次をご覧下さい。
『原発政策を一刀両断 NHK番組の波紋広がる』
多くの方が同じ様に感じたようです。
ただ日刊ゲンダイのタイトルは「安倍デタラメ原発政策を一刀両断 NHK番組の波紋広がる」と書かれていました。
このタイトルは良くないですね！ 安倍総理がどうとか、そう言う事じゃないでしょう。次に自民党の誰が総理になっても同じ事ですから。そう言う問題では無く、国民的議論を深めないといけないでしょう。僕達日本の未来、子孫の生死にも関わる問題ですから。その点今回は「日刊ゲンダイ」の記者の方が大人げないタイトルのつけ方でしたね。
「安倍政権の“御用メディア”ＮＨＫの幹部が原発政策を批判したことに、視聴者は驚いたのだろう…。」などと書くほどに驚いたのなら、タイトルもいつもと違う様に書いて欲しかったですね。もっと賢くスマートに。
『7人の侍・原発政策を一刀両断 NHK番組の波紋広がる』
どうせならこの程度は書いて欲しいですね、まさに彼ら7人は政治的圧力に屈しないサムライの様な感じがしました。
いずれにしましても、ぜひもう一度放送して欲しいです。
そして多くの日本人に見て頂きたいです。
国民的な議論を深める意味でもNHKのこの番組はとても素晴らしいと思いました。
最後に、政治的圧力に屈せず率直にまた正直にご意見を述べて下さった7名の解説委員（7人の侍）の皆様に、ここでお礼を述べ感謝申し上げます。ありがとうございました！
追伸：
この番組を見た翌日、1年分の受信料金を支払わせて頂きました。
(#^.^#)
そして実際の番組をご覧になりたいと仰る方がとても多いので、下記よりどうぞ。
『NHK どこに向かう日本の原子力政策』
ケント白石
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Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
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