Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

世界で通用する写真家になるために学ぶ!Vol.1

2014年06月13日 | 世界で通用するArtistになるために学ぶ!
世界で通用する写真家になるために学ぶ!Vol.1
大切な事はいつか訪れるチャンスのために準備しておくこと!

これから書く事は普通のアマチュア写真家の皆さんには関係ありません。
無理に読まないで下さい。
世界に自分の写真を発信したいハイアマチュアのために僕は書きます。


5月より本格的に写真のワークショップ・写真術講座を開講しました。
その受講者の皆さんと話をしていますと、とても熱心な方が多いのに驚かされます。
しかもご自分の写真を今後世界に発信したいと考えている方が
けして少なくない事が分かりました。

これは日本のアマチュア写真界にとって素晴らしい事だと思います。
ガラパゴズ諸島と化した日本の写真界を離れて
世界のグローバル・スタンダードを求めて発信していく。
これこそ今後優れた日本の写真家が世界に出ていく自然で当然の姿だと思います。

そこで、そんな皆様のために、
僕が何かお役に立てないかと考えました。
世界に出ていくために、
ぜひこれだけは知っておいて欲しい、学んで欲しいと思う知識を数回に分けてここに書いておきます。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

第一回目の今日は、
まず何よりも一番大切な事を書いておきます。

撮影技術については後からいくらでも学べます。
最新のデジタルカメラを使い努力を惜しまない方なら、
生れて初めてカメラを手にした方でも3年でプロレベルに達します。
ですから問題は撮影技術ではないのです。

まず何よりも先に、
必ず考え身につけなければいけない事、
それは、
撮影した画像データの「色」と「露出」を正しく見る
世界で仕事をするならこの知識は絶対に必要!


前回、僕は次の様に書きました。
「僕の様な写真家にとって大切なのは光と色のコントロールである」と。
しかしそれを実践するためには、
自分が撮影した画像データの色と露出を正しく見る事が最も重要です。

次の写真をご覧下さい。



上記3枚の写真はWB=ホワイトバランスの設定がそれぞれ違います。

どれが正しいとか言う以前に、
皆様のモニターの性能、状態によって見え方が違うはずです。

そして問題なのは、
上の3枚の画像データをそれぞれ元画像の正しい色と考え現像してしまう事です。
そうしますと想像出来ますでしょ?
それぞれ完全に違った色に仕上がります。

それでも趣味なら何も問題ありません。
しかし世界に発信していこうと考えるなら大きな問題になるかもしれません。

例えば、皆様が世界に自分の写真を発表して、
いつかアップル社の様な世界的な企業から声がかかる。
そうなった時、せっかくの大きなチャンスを得た時に、
とても困る事になるかもしれません。
そしてその大きなチャンスを逃す事になるかもしれません。
2度と同じチャンスは無いかも…。

実際に数名の日本人は、
それが原因でその大きなチャンスを逃しています。
僕はその方達から話を伺いました。

大切な事は次、
米国大統領だったリンカーンの言葉です。

「I will prepare and some day my chance will come」
準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ。

大切な事はそのいつか訪れるであろうチャンスのために
準備しておくことです。

ちなみに僕は10年前から準備していました。

この続きは明日また書きます。
興味のある方のみお読みください。
(#^.^#)
ケント白石

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