Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

Merry Christmas! from Funky Kent

2018年12月24日 | キャンピングカーKent号
Merry Christmas! from Funky Kent

ファンキーKentから皆様へ・・・Merry Christmas!


Merry Christmas! from Funky Kent
Stylish and Cool Photographer-HaHaHa
My staff decorated my head.

ファンキーKentは、フットワーク軽く、Kent号で移動しながら風景やストリートを撮影する、
Stylish and Cool Photographer・・・笑


札幌市内中央区テレビ塔の側に、
ケント号を駐車できる場所を確保。
この駐車場はとても便利で良心的。
一日24時間最大駐車料金が2,000円。しかも48時間(4,000円)まで駐車可能。ただし、車の長さが5m以内、幅が2m以内の車に限ります。

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さて、これまでKent号を、
約5ヶ月、7,000キロ近く走行してきた感想から、
購入する際に優先するキャンピングカーの快適ベスト5、今年感じたことを書きます。もし購入される予定のある方は参考にされてください。

1.車のサイズ

都会の駐車場やコンビニ等に停車するには、
車長が5m、車幅2m以内の車が便利。
一般的な駐車場の白線ラインは、5m×2mで書かれています。その枠の中に停車できる車がベスト!上記の駐車場も、高さは多少規定より高くても許可してくれますが、長さと幅は無理です。駐車スペースの狭い日本では、大型のキャンピングカーで移動すると、都会で駐車場を探すのが難しいです。またこのサイズだと高速道路はもちろんフェリーも普通車料金で乗れます!!

2.サスペンションはエアサスにすべき!

日本のトラックベースのキャンピングカーで、購入時にエアサスがついてる車はまずありません。・・・しかし、エアサスが有るのと無いのとでは、大げさでは無く本当に天と地の差があります。

ノーマル状態(メーカーから購入したまま)で乗り、タイヤからショック、スタビライザー等色々変えて乗りましたが、最終的には、エアサス導入が決定打です。エアサスが無ければ、持ってるハイエースより乗り心地は劣ります。つまり人が乗る車と言うより荷物を乗せて走るトラックの感覚です。しかしエアサスをつけた後は、ハイエースよりずっと良い乗り心地になりました。人を乗せるのがメインの車として考えるなら、この装備までが、ドライビングそして安全性を考慮した上での標準だと感じます。

3.車内で自分が立てる高さが必要

実はこの後下で書きますが、車内で、料理をするにも仕事をするにも、必要なのは、自分がちゃんと立てる車高です。実は僕がワンボックスタイプのキャンピングカーを買わなかった理由の一つが、車内で立って歩けないからです。言い換えるなら、天井が高いと空間に余裕が有り、狭い車内にいても居中空間として狭く感じなくなるのです。これは車内に長くいるならとても重要です。ましてそこで仕事をしたり、時には料理まで作るなら尚更です。

4.簡易ベットでは無く、きちんと就寝できるベットと寝具が必要

長期はもちろん、たとえそうで無くても、
ある年齢から上の方は、体をちゃんと休めれる様なベットと寝具の用意が必要だと感じます。僕自身家にいても、1ヶ月の1/3は車で寝ています。そのためにベットと寝具には拘ります。疲れが取れない様な状態なら結局乗らなくなってしまいます。ここはとても大切なポイントで、車を購入する際に良くチェックされてください。

5.北海道のように、冬の気温が低くて雪が降る地方で乗る車と、東京から西の暖かい(夏は猛暑になる)場所で使う車は、基本的に全く違う発想が必要です。

まず当然ですが、日本で販売しているキャンピングカーの殆どは、北海道より暖かい場所で使うように作られています。ですから屋根の上に換気のための器具をつけるのに穴を空けたりするのは普通です。またお湯が使えるように温水ボイラーも装備された車も少なくありません。そして冬の暖房より、夏のエアコンの必要性が高く、いかに車内を冷やすかが重要になります。

正直に言いまして、今販売されてる車の多くは、北海道の冬に使うには色々問題があります。

まず第一に、
山坂が多く、冬は雪や凍結のことを考えるなら、
ベース車両であるトラックの選択は、4WD、そして低速トルクが必要なことから、ディーゼルエンジンが今現在はベストな選択だと思います。

また冬の暖房は、車内に装備したFFストーブを使用する必要があります。
そうしないとエンジンをかけっぱなしにする事になり、騒音の問題から、札幌のような都会の駐車場では夜間に停泊させてもらえません。

音の殆ど出ないFFストーブは、暖房能力も高く素晴らしいです。
ただ燃料は、ガソリン車なら当然ガソリン、ディーゼル車なら軽油を使用します。どちらも使用する量はほぼ同じですから、燃料費を考えるなら当然軽油が良いに決まっています。

つまり北海道で冬使用するなら、ディーゼルエンジンの選択がベストです!

次に断熱。
この問題も重要です。

少なくとも外気温が-20℃の中で、
車内で快適に過ごせるように色々工夫する必要があります。

それには、車のあちこちに外気が入るような穴を必要以上に空けない。
また基本的に温水ボイラーはつけない。
結局温水ボイラーをつけても、それを使う機会よりも、冬にその水がボイラー内もしくは配管の中で凍結して、大変なことになる場合が多いです。(僕の知人もこの冬ボイラーを凍結で壊しました!修理に何十万もかかるようです。)

さらに高速道路は塩化カリウムが常時撒かれていて車にとって最悪です。長く乗るなら、車の底を2年ごとにブラックシールドする必要があります。また意外と気がつかずに乗ってる方が多いですが・・・家庭用のエアコンの室外機を、冬にそのままにして高速道路を走っていると、塩化カリウムが機械に付着して壊れてしまいます。冬支度は家や庭の木々だけで無く、車にも必要です。室外機の剥き出しは問題です。

さて、ここまで書いて分りますように、
車の装備、つまり後からつけられるような電化製品については書いていません。
冷蔵庫や電子レンジ等は、バッテリーの数を増やして、1500Wに変換できるインバーターさえついていれば後からでもつけられます。しかし・・・問題は購入時によく考えないと後からどうにも出来ない事です。高価な車だけに、購入する際にはしっかり使う目的を考える必要があると思います。

特に北海道の夏は短く、しかもあちこちに温泉のある道内では、夏に温水ボイラーを使う機会は少ないです。それも立派なシャワー設備があるならまだしも、トイレと共用なら使い辛い。しかも冬は全く使えないどころか、水を完全に抜かないと凍結して機械や配管を壊してしまいます。そんな設備に何十万もかけるくらいなら、エアサスを取り付けた方がよっぽど良いと思います。結局キャンピングカーは家では無く車です。つまり移動することが目的ですから、車としての基本性能が低いと快適では無い!
それが僕が出した結論です。
長距離バス・高速バスが、普通にエアサスを装備しているのは当然だと思います。トラック以上の大型車でキャンピングカーにするなら、エアサスは絶対必要な装備であると強く感じました。

追伸:
もう一点大切な事を書いておきます。
冬は車が雪にはまったりして、JAFに助けてもらう事も一度や二度経験された方もいらっしゃるでしょう。特にキャンピングカーの様な車は自力ではどうにもならない事もあると思います。
実はそのJAFのサービスは次の様になっています。

■JAFロードサービス対象車種(2010年4月1日から)
『車両重量3,000kg以下、かつ最大積載量2,000kg以下の自動車(ミニカーを含む。)及び原動機付自転車
キーの閉じ込み、燃料切れの救援作業に限り、車両重量3,001kg以上の自動車を対象』

つまり雪にはまって自力で脱出出来なくなった時に、車両重量が3トン以上の車だと、助けてもらえないのです。この事は覚えておくべき事です。

ケント号は、2.8トンです。
輸入車は3トン超える車も少なくありません。
購入される場合は、その辺の事も考慮されて下さい。

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最後に、
雪の冬、キャンピングカーの中で料理できる、しかも美味しいメニューがたくさん作れる優れモノの道具と、「男の料理」をご紹介します。


「STAUB 鍋」
キャンピングカーの中で素晴らしい料理が簡単に作れる優れものです。ご存じない方はネットで検索してください。僕もシェフから教わりました。

この日は車内の冷蔵庫にある食材で作りました。


美味しい白菜とベーコンそして京揚げ。
無水で作るので、野菜の旨味がしっかり頂けます。
Bravo!

基本的には弱火で調理しますので、車内でカセットガスを使用して調理が出来ます。

・・・ただし、車内で調理するなら、
出来れば自分が立てるくらいの空間があった方が良いです。楽ですし、その方が安全です。

さて、上記の撮影は全てiPhoneですが、車内で撮る際に、照明、特に色温度には注意しています。


写真の左上にある照明器具が、「演色指数99」、つまり殆ど太陽光線に近く、白い物がきちんと白く見える照明を使用しています。またご覧のように外光はブラインドで完全に遮断しています。

普通の車内照明では、次の様な色になってしまいます。
せっかく作ってもなんだか美味しそうに見えませんね!



何事にも軽~くこだわりを持つのが・・・ Funky Kentのライフスタイルです!
爆笑。

それでは皆様、
聖なるクリスマスを楽しくお過ごしください・・・



・・・・・・・・

ここからは、Kentの宣伝広告なので、興味のない方は読まれなくても結構ですよ!…笑。



ケント講座の人気講義の一つ「動画講義」をちょっとだけご覧に入れます。

以前ある方に、数枚の素人写真を見せられまして…「これらの写真の中から3枚選んで、現像と解説をして下さい…。」そのようにお願いされました。訴求ポイントと絵心の話にも繋がりますので、ぜひともご覧ください。
『絵心で駄作を作品にする!』(約12分間)


2018年3月からは、8Kモニターを使い、「現像とプリント制作の講座」を開始。
ソフト「Lightroom」を使った現像をしっかり学び、モニター画像とプリントの色合わせや基礎的な印刷方法、さらには額装の仕方も学ぶ。

また同年春には講座内でフォトコンテストを開催。
優れた作品35点を選出して、札幌市内のギャラリーカフェにて展示しました。
参加された皆さんの楽しい雰囲気を次の動画でお伝えします。

★科学的写真術講座 受講生作品展 オープニングパーティー
(撮影:Hideyuki Nakatani)


さらに講座では受講生が投稿した写真を動画で講評する事もしています。さらに世界に発信するための「意識」について、ブランディングを交えた講義もしています。また僕が提供するTiffやRAWデータを受講生の皆さんが現像する課題も行っています。

そして…
僕の写真術講座は受講生が全国にいるので、皆さんが各地で盛んにオフ会を開いています。受講生の皆さんが自ら積極的に活動するのもこの講座の大きな特徴の一つだと思います。

2017年4月は受講生の協力によって、東京のソニーストア銀座で公開講義、および六本木のDMM本社で写真講評会を開催しました。そして11月は九州の長崎から始まり、そのまま北上しながら、全国で受講生だけの写真講評会・懇親会を開催しました。

また2018年7月に、北海道室蘭市で開催された「撮りフェス」では、『ケント白石賞』まで作ってSONYの最新カメラを賞品としてプレゼントさせて頂きました。

★室蘭「撮りフェス」は最後に『ケント賞』で盛り上がって無事終了しました!


全国で写真講評&講義


時には自ら撮影モデルに成ることも…笑

そして嬉しい事に、今現在世界中のフォトコンテストで入賞者が相次ぎ、嬉しい報告がどんどん寄せられています。
入会金はもちろん無し、一ヶ月単位で入退会が自由。いつからでも入会出来、いつでも退会出来ます。
さあ「科学的写真術」を学びたい方は次へどうぞ!すでに多数の皆さんが受講されています。

『ケント白石の科学的写真術講座』
(#^.^#)
ケント白石

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Kent Shiraishi is a Photo Producer and SAMURAI Photographer.
When it comes to art and design, the hottest thing out of chilly Hokkaido is photographer Kent Shiraishi. Mac enthusiasts working on the latest Apple operating system probably already have one of his simple yet arresting photographs – “Blue Pond and First Snow” – as wallpaper on their laptop screens. The Blue Pond, which Shiraishi has captured in every season, is fed from a volcanic hot spring, so its hyper-natural turquoise color can be partially explained by the presence of minerals.



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