アメショと暮らす

ネコさんの噛み傷



しょひさん!!
痛い😣!!





グスン💦



エ。
ちょっと、まって。
痛いのはおかぁさんデスよ?




ネコ(*ΦωΦ*)飼いさん、
アルアル流血事件🩸





しょひはずっと一人っ子のせいなのか、
手加減を知りません。


遊んでいても、
形勢不利な局面で


がぶりっ




されることが時折あります。



なので、
ワタクシの手(特に右手)は
傷だらけ。( Ĭ ^ Ĭ )


少し前デスが。









たぶん、
左の上下犬歯が皮膚に刺さり


流血🩸
てんとう虫みたいなヤツ、2箇所ね💦


傷は一見大したことありませんが


深く刺されるので


それなりに痛い😣


ちなみに、
この時は小さい犬のぬいぐるみで
遊んでいた時。



しょひの相棒、パピちゃん。
こどもの時からずっと一緒デス。



ワタクシがよそ見をして
止まった瞬間に

がぶっとな。。。




さてさて。


ネコさんの噛み傷。
実はものすごく危ない⚠️


1:狂犬病
2:破傷風
3:パスツレラ症
4:ネコひっかき病
5:カプノサイトファーガ


などなどの可能性がありマス。。。



噛まれたり引っ掻かれたりして
出血がなくても
流水でしっかり洗う。
(ゴシゴシしなくても大丈夫デス。流水5-10分くらい、洗顔で顔をなで洗いする時くらいの優しい圧でOK👌石鹸はあってもなくてもイイデス。とにかく流水で。)

流血した場合
上記より長く洗って下さい。
そして、
病院へGo!!



ここでやってはイケナイ
NGなこと。


絆創膏や包帯をつかって
保護(傷を密閉)すること。
(キズパワーパッドは一番ダメ)


これは、
傷についた菌が
自分の体温と絆創膏や包帯で
温まり、
培養してしまうのと同じで、
菌が増えて
酷くなってしまう可能性が高いデス。




さて。
ワタクシの右腕。
一般の方がやりがちな方法で
処置してみました。

軽く石鹸で洗って
イソジン消毒をして
絆創膏を貼りました。







翌日(噛まれて20時間後くらい)です。

赤みが広がっています。
痛みは軽度デスが
少し熱感があります。









上のお写真から6時間後(噛まれて26時間後くらい)です。
分かりにくいので
もう1枚







発赤が酷くなり、
腫脹しています。
疼痛も出てきました。





上記の3時間後(噛まれて29時間後くらい)
手をグーパーすると
疼痛が増強。
発赤の範囲は硬結しています。



この段階で
実験は中止しました。


その後、
流水で洗って、洗って、洗って、あらって、あらって、アラッテ、、、、

保冷剤でガンガン冷やしマシタ。

熱感が和らいだ所で

ゲンタシン軟膏(抗生剤の入った軟膏で、処方でなければ手に入りません)を塗布し、
傷は絆創膏などは貼らず
オープンにしました。
(軟膏なので、服についたりして汚れてしまいますが、仕方ありません)



そんな処置をして





クーリング+ゲンタシン軟膏塗布後24時間のお写真デス。
発赤はかなり小さくなり、
熱感・疼痛は消えました。
硬結は残存したままですが、
かなり小さくなっています。


正しい処置をして
2日後には
キレイになりました。
(キレイになったお写真撮りわすれマシタ💦)
酷くなったら、抗生剤を内服しようと思っていましたが
飲まずに済みました。



医療従事者からのお願いデス。
ネコさんに噛まれたら。
基本はスグ病院に行って欲しいです。
できれば、
外科、整形外科が望ましいです。
形成外科でもOKです。

大事になっていなければ
軟膏と抗生剤の内服で済みますが、

傷を開いてドレナージしなければならない場合もありますので

外科がオススメです。

状況が悪ければ
全身に菌がまわって
噛まれた部位から抹消を切断、
敗血症で死亡するリスクもあります。

飼い猫だからと言って
大丈夫ということは
ありません。


飼い猫サンに噛まれて
敗血症になり、
ICUで人工呼吸器を装着して
危険な状態になったヒトを
4名見てきました。
(うち1名はお亡くなりに。)

早く適切に処置していれば
外来通院1~数回で済んだかも
しれないのに
知識不足や通院が億劫なために
大きな代償を背負ってしまいました。


ワタクシは医療従事者で

知識はそれなりにあります。


今回は
猫の噛み傷を軽視して欲しくなくて
あえて一般の方がやりがちな
方法で
処置して経過をみました。



が。。。




絶対マネしないで下さいね。命を落とすこともありえますからね⚠️


Twitter(現X)をやっている方は
下記のツイートを参照すると
怖さが伝わります。
下記のツイートは2022年5月に掲載されたものです。ツイ主さんは、飼い猫さんに日常的に噛まれていたそう。その時もお水で流して処置はおしまいにしていたそうデス。その後ツイ主さんに起こった
出来事を注意喚起しながら書かれたものになります。Twitterをやっていて、ネコさんと暮らしている方はぜひ呼んで頂きたいツイートです。




追記
2022/5/31の投稿です。





ネコさんの噛み傷、
本当に怖いデス。


気をつけマショー。








今日もしょひは元気デス


チョイチョイ🎶


猫さんに罪はないもんね。

正しく処置すれば
怖わがることはありません。

上手くお付き合いしていきましょー。








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コメント一覧

chimachimaneco
あずきママさん、こんばんは🌛

あずきサンも噛んじゃうんデスね。こればかりは仕方ない(´๑·_·๑)
ウチは引っかかれるよりも、ガブリの方が確率は高いデス。(ガブリエルに名前を変えようかしら🤣)まぁ、こんなに酷いのは半年に一度くらいですので。
噛み傷から感染した場合は、数時間で赤くなってくることもありますが、翌日以降になって急に悪くなることもあります。病院へいって下さいね!
chimachimaneco
Aちゃんさん、こんばんは🌛

ハジメマシテ!!
読んで下さってありがとうゴザイマス😊
猫さんは100%パスツレラ菌を持っているし、合併症も重症度が高いので、怖い、という認識を持ってくださって嬉しいデス。医療者側は、「こんなキズくらいで来院して!」とは絶対思いません。危険なのを知っているので。
ご家族の方やまわりの猫飼いの方にシェアして頂けますと幸いです。
読んでくださった上に、コメントまで残してくださってありがとうゴザイマス😊
chimachimaneco
@marina-mama マリナママさん、こんばんは🌛

マリナママさんのお家は保護猫さんの多頭飼いですから、、、
仕方ないデス。
今回は噛み傷にフォーカスした投稿デスが、ひっかき傷も需要ありそうデスな。。。と思いました。
お大事にしてくださいね。
弓ちゃんへ、、、そろそろ慣れて下さいm(_ _)m
chimachimaneco
中山ミシンさん、こんばんは〜😊

今回はネコさんの噛み傷メインで投稿しましたが、ご要望があれば、猫ひっかき病もかきますよ〜。
あずきママ
うちの子も一人っ子、興奮していたり、自分の思い通りにならなかったり、しつこいと感じて噛まれてしまう事は多々あります。

幸い今のところは自然に治る範疇の噛まれ方しかしていませんが、傷痕観察して、必要なら病院は行かないとですね。

可愛いくて仕方ない我が子なので、甘く考えてしまいがちですが…。
Aちゃん
初めまして。

先日家猫にガブリと噛まれたばかりです。
ブログに書いたら、こちらのブログを教えていただきました。
教えていただいた方から処方を聞いていたので大事には至りませんでしたが、猫のガブリって怖いんですね。
勉強になったので今後は実行したいと思います。
詳しく書いてくださり、感謝です。
ありがとうございました。
marina-mama
私的にタイムリーな記事!
実は弓ちゃんに手ひどくひっかかれ、3回通院(^^;
ゲンタシン塗り、内服したけど、どうしても寝てる間に掻いてしまっていたようで意外と長引きました。
猫ひっかき病でリンパ腫れた経験もあるので、ホント、油断しちゃいけないと実感しています。
nakayamamisin
ネコさんの引っ掻き傷が怖いのは聞いた事がありましたが、正しい処置の仕方は知りませんでした。
幸い私はそこまでの事は無かったけど、もしキズを負っても絆創膏使ってたかも。
しかも敗血症に繋がる事もあるとは💦

今はウチにはネコさんはいませんが、万が一の時の為に保存しておこうと思います。
身体を張っての記事、ありがとうございますm(_ _)m
chimachimaneco
アキさん、こんばんは〜😊

うわぁ、、、大変でしたネ。。。😰痛かったデショー😭
パンパンに腫れているヒト、何人もみたことあります。
大抵そういう人は、噛まれてから数日経ってから病院にきます。
アキさんが仰る通り、猫さんは遊びの延長って所もありますものね。
しょひは、ワタクシが甘やかしてしまい、人間の手で遊ぶことを覚えてしまったんです😢おまけに、一人っ子ということもあり、手加減ナシ。しっぽをパタパタし始めたらそっと傍を離れるのが一番デス。
軽くあらって、絆創膏を貼る人が本当に多いんですよね。。。
せめて!洗ってあらって、アラッテ、傷はオープンにして欲しいナと思うのでした。
akiyamakawa
猫に噛まれる…遊びの延長で、あるあるですね😊
私の右手も、リンと遊んだキバ跡シミだらけです😅

7年前、19歳リンを往診して頂いた時、先生に触診されて、思わず私の手をガブっと。。。
色々ややこしくて、そのまま生徒レッスンしてると、ズキンズキンしてきまして…
ヤバい事、知ってましたので、深夜、診察してくれる病院を教えてもらって、痛ーい処置をして頂きました💧
まぁよく腫れて💦次の日の朝の🎵お仕事は休ませてもらって、でも、午後からの本番🎵は、なんとかやった…事を思い出しました。
リンのいない今、傷跡さえも懐かしい思い出ですが、ガブっとされちゃった時は、しっかり洗い流さなきゃなっと、肝に銘じております👍
身を挺しての啓発🙇‍♀️ありがとうございました😊✨

しょひさん、意外に激しいのですね😅💕でも猫様は、そんなところがまた可愛いのですよね❣️
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