えんじゃけん

えひめさんさん物語「紙のサーカス」

 
今日はえひめさんさん物語「紙のサーカス」をみるために四国中央市へ。
飛行機で行ってレンタカーを借りるのが一番すっきりなんですけど、
帰りに岡山でやっている岡山芸術交流2019を見たいなということで、
新幹線&特急を使って行きました。
しかし、アラームをしていたのにも関わらず、朝、起きるのが遅れてしまい、
予約でとっていた新幹線には乗れず、約1時間後の新幹線で向かうことになりました。
1時間遅れても2時半の開演には間に合う感じでよかったです。

特急はたまたまあんぱんまん特急列車。
アナウンスがアンパンマンの声でいい旅をみたいなことを言われました。
指定席は満席だったようですが、自由席は余裕がある感じでした。

本当は駅弁を・・・と思っていたのですが、新幹線の駅内で買うのを忘れたのでセブンイレブンで
幕の内弁当を買いました。なかなか充実した感じだったので、満足。

瀬戸大橋を渡ります。
今日はいい天気で、海もきれいです。
いい眺めです。

伊予三島につきました。
1時間近くバスがなく、会場のしこちゅ~ホールまで歩いて45分なので、
歩いていくことに。
開場時間には間に合わないけど、開演には間に合うのでいいかと思ったのと、
帰りはバスもないってことなので、歩いてこの伊予三島駅まで帰ってこないといけないかも知れないので、
それだったら明るいうちに道の下調べをしておこうと思い、それで歩いて向かいました。
幸い、この日は温かく、いい運動になりました。

途中、煙突が見えました。
もくもくと煙が出ています。
どんどん歩いていると、あ、これは。
先日、「マツコのしらない世界」でやっていた一つ目の信号じゃん!
それもこの道沿いにはこの信号ばかりでした。
片方は黄色点滅で、片方は赤色点滅。
豆電球の信号機、やっぱいい味だしています。
その奥に見える街頭もいい。
ずんずん歩いていくと、ありました!
えひめさんさん物語の旗!
そして、しこちゅ~ホール!
とてもきれいな建物です。
今年の夏にできたのだとか。
入り口から入ると右手にひびのこづえさんの作品がありました。
かなり大きな作品で驚きました。
13時40分くらいに着きました。
もうすでにたくさんの人が並んでいました。
整理券をもらうと400番台でした。
 
400番台なので、後ろの方の席かなと思っていたのですが、
一人席分が前の方にぽつんと残っており、そこに座ることができました。
なんと前から2列目でした。
 
紙のサーカスは2部構成になっていました。
全部で約1時間半の公演でした。
会場スタッフは大人だけでなく、地元の学生もたくさん参加していました。
スタッフも紙の衣装を着ていました。
 
舞台両端に、銀色の大きな紙が舞台上から釣られてあり、レースのように切られていました。
それの舞台内側に白の大きならせん状の紙がつられてあり、左側はくるくる回っていました。
中の黒幕は降りていて、その真ん中あたりに7枚の帯状の水色の紙が上から下までくっついた状態で、
暖簾のように垂れ下がっていました。
 
<第一部>
ホワイトアスパラガスがMCで進行。
引間さんは出てきませんでした。
観客を紙のサーカス団に入団するためにテストを行う設定で進行していきました。
アスパラガスたちも白の紙の衣装を着ています。
トイレットペーパーが長い毛のようになって全身を覆っているような衣装でした。
(うまく表現できません)
 
まず一つ目のテストは、白いお面に絵を描くこと。
1分間でかきます。
↑右が14時半の回で作ったお面、左は18時半に作ったお面。
 
そして、そのお面を顔に全員つけ、第一のテスト合格!
会場全員が白いお面をつけるのは異様な光景でした。
そのお面をして、地元の小学生で結成された「やまじ風」と一部一緒に踊りました。
四国中央市をテーマに作られた音楽に合わせて踊るやまじ風。
振付は引間文佳さんです。
やまじ風たちも紙も白の紙の衣装を着ていました。
頭には風をイメージさせる白い紙の帽子をかぶっていてかわいい衣装でした。
 
次のテストは、トイレットペーパーを一番後ろの人が持っていて、どんどん前へ前へ紙を巻き取っていく
トイレットペーパー競争をしました。
そして、そのトイレットペーパーで大きなボールを作って、今度は後ろに送る競争をしました。
 
最後のテストは、二階席の先端から幅3mほどあるトイレットペーパーが放射状に降り下りてきて、
一瞬トイレットペーパーに客席が包み込まれるような感じになりました。
ふわ~~と降りくるトイレットペーパーは幻想的できれいだな~と思っていると、
「大きな川をたくさんの川にして!」と言われました。
「たくさんの川????」
「どんどん引き裂いて!」
こんなにきれいなのにもったいないと思いましたが、
びりびりと会場のみんなでちぎりまくりました。
そして、そのちぎった紙でボールを作り、玉入れ競争をしました。
エリート団員が箱を持って会場内を回り、それに投げ入れました。
子どもたちは座席から離れ、夢中で床に落ちている紙をかき集め、箱に投げ入れていました。
ちぎった紙だらけだった会場内があっという間にきれいになりました。
 
これで入団テストは無事終了でした。
会場のみんながエリート団員となれました。
 
間10分の休憩。
 
<第二部>
ダンスパフォーマンス。観客も参加型です。
アスパラガスのジャグリング、引間さんややまじかぜのダンスで構成。
一応、HumanoidLadyという設定のようでしたが、いつものように、
舞台上でいろいろな衣装に着替えたりはしませんでした。
これから思い出して書くのですが、順番が違う可能性大いにありです。
ご容赦ください。
 
最初は3か所の客席扉から風船(青・緑・紫などの)の衣装着て、アスパラガスと引間さんが登場。
客席の間を風船を揺らしながらゆっくりと移動して舞台に上がり、三人で踊りました。
そのあと、アスパラガスのジャグリングがありました。
 
それに続き、今回特別に、HumanoidLadyのために作られた衣装で引間さん登場。
舞台上手より登場でした。
ものすごく大きな(長い)金色の紙の衣装をまとっていて綺麗でした。
頭には角隠しのようなものをかぶっていて、まるで瀬戸の花嫁!(でいいのかな?)
金色の衣装は本当に大きくって、しこちゅ~ホールステージのはしからはしまである感じ。
その四隅をつむじ風のメンバーが持っていて、上下に揺らすことで、
まるで黄金の海面のように見えました。
 
しばらく踊った後、引間さんがはらむような感じでその金の衣装をお腹の部分からはがしました。
すると、小さなつむじ風の女の子がひとり出てきて、金の玉(ボール)をもっていました。
その金の玉を引間さんが受け取り、新体操のボールの踊りを披露しました。
そのあと楽しい音楽になってアスパラガスと引間さん三人で踊ります。
その時、ろうそくに似せたライトを観客がつけて音楽に合わせて揺らしました。
 
楽しい雰囲気だったのに、音楽の調子が悪くなり、後ろの幕が少し開いたかと思うと、
黒い衣装を来た引間さんが、その隙間から登場。
奇怪な動きをするので、あまりの怖さに、「怖いよ~」と泣いてしまう子ども続出。
アスパラガスも舞台両端から黒い衣装で登場。
光る玉を生み出したと思えば、もう一方が食べ、また食べたほうが、玉を生み出し(排泄?)、
またもう一方が食べる・・・・
その間に、舞台後ろで横になった引間さんが脱皮しようとしていていました。
脱皮が終わると、後ろの幕が完全に開きました。
上から吊られたリュウグウノツカイをイメージして作られた衣装が現れました。
脱皮した引間さんは、上から釣られていたリュウグウノツカイの衣装に舞台上で着替えました。
そして、そのあと、ダイナミックにしなやかにその衣装で踊りました。
 
そのあと、客席にクラゲの衣装を身にまとったやまじかぜたちが客席扉から次々と登場。
客席の間をいろいろ通って舞台上へあがっていきます。
ホワイトアスパラガスもクラゲの衣装を身に着け、舞台袖にやまじ風とともにはけていきます。
引間さんはその間、クラゲを上下させたり、抱きしめたりしていたのですが、
みんながはけ始めてしばらくすると、くらげの衣装を身にまといました。
そして全員がはけると引間さんもゆっくりと舞台袖にはけました。
 
これで終わりかなと思ったのですが、やまじ風と一緒に引間さん、ホワイトアスパラガスが、
明るい音楽で舞台袖より登場しました。
みんなで楽しくしばらく踊るのですが、紙が破けるような音とともに、全員倒れて終わりました。
これって、紙のサーカスだから?
紙たちが見せたサーカスだったの?という感じを受けました。
 
そのあとはカーテンコール。
引間さんがど真ん中でした。
何かコメントあるかなと思いましたが、特にありませんでした。
そして、こづえさんも川瀬さんも表に出ることはありませんでした。
 
14時半の公演が終わったのが16時ごろでした。
18時30分の回も見る予定で、開場の17時半まで時間があったので、
一番、近いうどん屋を検索してそこに行きました。
1kmほどの離れた場所にある「がんば」という、四国のチェーン店のお店です。
 
 
肉うどん(中)を頼みました。
天かす、ねぎ、しょうが、そしてピリ辛昆布は無料でトッピングできました。
ピリ辛昆布、美味しかったです。

そしてしこちゅ~ホールに向かいつつ、寄り道。
三皇神社という神社に寄りました。
御神木が大きくて立派です。

狛犬がかわいかったです。

両方、玉にのっかってました。

狸をまつっているお社もありました。
そのお社前には、狛犬のかわりに狸が立っていていました。
左にめすの狸、右にオスの狸が立っていました。
上の写真はメスの狸です。

途中あった小学校の紅葉がきれいだったのでパシャリ。

さて、しこちゅ~ホールに戻りました。
17時ごろについたのですが、すでに整理券を待つ列ができていたので、並ぶことに。
整理券番号は200番台でした。
17時50分くらいに並びに来てくださいと言われ、上の写真の階段でおにぎりを食べました。
おにぎりを食べ終わり、会場をのぞくとまだ集合時間ではないのに、すでに並んでいる人々。
私もならびました。
6時15分から入場が始まりました。

二度目は通路をはさんですぐの席に座りました。
1回目は近すぎて、舞台全体が見えなかったので。
そこの席の方が照明がとても綺麗に感じました。
客席に向かっても照明がところどころあるのですが、それがとても綺麗でした。
それは前の席だと気づきませんでした。
 
あとは、その席は引間さんが入場する時に通る通路のすぐ後ろなので、
かなり身近に引間さんを見ることのできる席でした。
引間さんが通るとき、目の前で丁度手をこちらの方に伸ばしたのですが、その動きがきれいで、
それをすごい至近距離で見られ、どきどきものでした。
少し手を伸ばせば、触れられるくらいの近さでした。
もちろん、手を伸ばしてませんよ!
 
千秋楽の回とあってか、お客のノリが、1回目の時よりもよかったです。
そして、カーテンコール。
期待していたのですが、こづえさんも川瀬さんも舞台には出てきませんでした。
そして、引間さんたちからのコメントもなし。
なんか、ひとこと欲しかったなぁ。
 
今回の引間さんのおニューな金色の衣装ですが、こづえさんからの結婚祝いかなと思いました。
瀬戸内海の島で結婚式もしたことだし(←たぶん・・・予想ですけど)、
まさに、瀬戸の花嫁ですね!
こづえさんのおかげで、ある意味、引間さんの結婚披露宴に参加できた気分でした。
 
帰りは伊予三島まで歩き覚悟をしていたのですが、タクシーが会場に来ていたので、
それを利用しました。
予定よりも早い時間に駅につき、無事、宿をとっていた駅までスムーズに行くことができました。
歩いていたら、ホテル到着が2時間ほど遅くなる予定だったので、よかったです。
ホテルでは、近くのコンビニで買った豚汁とお酒をいただき、お風呂に入って寝ました。
部屋はランクアップしてくれたようでダブルベッドで広々と寝ることができました。
布団に入ると疲れていたようですぐに眠りに落ちました。
 
帰りバスがなく、どうなることかと心配していましたが、実際行ってみればなんとかなるものだなと、
今回の旅でさらに思いました。
まずは行動ありきですね。
 
引間さんたちは、舞台のあと、どこに泊まったのかな?
あるいは、東京に戻ったのかな?
 
四国中央市、初めての土地でしたが、行けてよかったです。
煙突の街並みがどこかとても幻想的でした。
 
あとは、余計な心配なのですが、今回は無料で見られる舞台でした。
客席一つひとつに紙袋がおかれてあり、その中には、
白いお面、マジック、マスキングテープ、ろうそく型のLEDランプが入っていました。
お金とかすごくかかっていそうなんだけど、お金大丈夫なのかなと思いました。
 
お金の面だけでなく、今日まで準備等大変だったろうなと思います。
こづえさん、川瀬さん、引間さん、ホワイトアスパラガスのみなさんももちろんですが、
それにたずさわった全ての方へ、本当にお疲れさまでした。
とても思いのこもったあったかい舞台で素敵でした。

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まいんど
東京の京急電鉄と横浜の相模鉄道ではアンパンマン列車を走らせず、代わりに京急・相鉄では美少女戦士セーラームーン、相鉄ではまほうのルミティア・アイカツ・アイカツスターズ・アイカツフレンズ・アイカツオンパレード・神風怪盗ジャンヌ、京急ではフレッシュからヒーリングっどまでの各プリキュアとキラキラプリキュアアラモードの電車を走らせるそうです(京阪と富士急との間で機関車のトーマスの対決はあるがアンパンマンの対決は無く、1994年と1995年に京王帝都電鉄(現在の京王電鉄)で8000系や今はなき6000系を使ってセーラームーンエクスプレスを走らせていたが、京急や相鉄がアンパンマン列車を走らせる予定はない(京王や相鉄の8000系電車は特急の他に急行・快速・各駅停車としても走っている))。
理由として、アンパンマンでは外国人に通じないことと、アンパンマンのアニメで「顔がぬれて力が」というシーンがかつての京急1500形電車や京急新1000形ステンレス車、相鉄8000系電車の事故廃車を連想させて不吉・不適切なことと、京急沿線にはアンパンマンがきらいでセラムンやプリキュア、相鉄沿線にはアンパンマンがきらいでセラムンやルミティア、アイカツ、怪盗ジャンヌが好きな人が多いためです。
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