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竹林亭白房

染吉「禍は下」★落語

□本日落語一席。
◆林家染吉「禍は下」(MBSテレビ『らくごのお時間』第172回)。
大阪梅田茶屋町MBS1階ちゃやまちプラザ(MBSちゃぷらステージ)、令和7(2025)年7月2日収録※7月14日OA。
2000年ころから落語を聴き始めるようになって、東西ともに聴くなかで東京落語「権助魚」は頻繁に聴いていた。それが、2006年に「NHK上方落語の会」(第256回)の高座で初めて桂宗助(現二代目八十八)の「禍は下」を聴き、おや?上方にも「権助魚」に該当するネタがあったんだと知る。結局「権助魚」のもとも、上方落語だったんだと知ったわけである。
しかし、それを知るまでに落語を聴き始めてからの六年間ほどはまったくこれを聴かなかったというのはどうしたことだろう。

当時からわりとレアなネタを手がける二代目桂八十八だったが、他には「禍は下」を演る落語家が2000年代あたりだとやはりかなり少なかったように思う。この件については、ミナミの坂町のバーで宗助さんに会ったとき、直接話したことがある。確か、そのとき宗助さんも自分以外にこれを演る落語家はあまりいないと語ってくれていたように記憶しているが……。

その後、2009年には春團治一門の桂春若でこれを聴き、春若は気に入ったネタなのか、それからも相当数の「禍は下」を聴いている。
実のところ、今日の林家染吉でこれを聴くのも今日が二席めである。でも、なんだか言っても、上方落語「禍は下」を自分の経験として三人でしか聴いていないことになる。さて、春若・染吉の出所も二代目八十八なんだろうか。

とりあえず、この間も数限りなく東京落語「権助魚」を聴いてきた。上方の落語家が「禍は下」をあまり演らないのはどうしてだろう。おもしろいのに。
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