竹林亭白房

わさび「しの字嫌い」★落語

□本日落語三席。
◆桂吉弥「試し酒」(NHK総合『新春生放送!東西笑いの殿堂2022』)。
東京渋谷NHK112スタジオ、令和4(2022)年1月3日生放送。

◆柳家わさび「しの字嫌い」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
茨城県利根町文化センター、令和3(2021)年10月22日収録。
レアと言ってよいかどうか微妙だが、個人的体験としてはあまり聞いていない。2011年以後、今回で四席めである。うち二席は歌太郎時代の志う歌だ。したがって、この十年あまりでたった三人でしか聞いていないことになる。ちなみに、他一人は三遊亭兼好。ただ、これは短くて他の落語とネタがつきにくい気もするので、東京で定席の寄席へ行けば頻繁にかかっているのかもしれない。知らんけど。

今回、わさびは、通常の落げである、旦那が「しぶといやつだ」と言って下部の清蔵がよろこんで終るかたちでなく、「しぶといやつだ」のあとに、清蔵が「しめしめ」と言ってしくじるという体で落げていた。
なるほど、これは、「二人ぐせ」(東京落語「のめる」)のパターンと同じだが、わさびが独自に考えたのだろうか。または、先行者がいるものか、ちょっと知りたいところである。

◆五街道雲助「子別れ」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
茨城県利根町文化センター、令和3(2021)年10月22日収録。
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