竹林亭白房

六代目圓生「関取千両幟」★落語

□本日落語四席。
◆六代目三遊亭円楽「寄合酒」(MBSテレビ『らくごのお時間』)。
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、令和元(2019)年6月17日収録(第三回「ぷいぷい落語会2019」昼の部)。

◆桂ざこば「笠碁」(MBSテレビ『らくごのお時間』)。
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、令和元(2019)年6月17日収録(第三回「ぷいぷい落語会2019」昼の部)。

◆六代目三遊亭圓生「関取千両幟」(日本文化チャンネル桜『落語動画』)。
※公演情報不明。
内容を聞いてみると、「稲川」だとわかる。「稲川」なら三遊亭歌武蔵がよく演るネタで、自分は歌武蔵のを四席聞いている。歌武蔵はかなりこの落語を好んで上演するようだ。他に、聞いたのは三遊亭圓橘のみ。

『増補 落語事典』では、「稲川」の項目に、別名として「関取千両幟」また「千両幟」を挙げているが、川戸貞吉『落語大百科』では「関取千両幟」の演題については何もふれられていない。

不明を恥じれば、「関取千両幟」は浄瑠璃の作品であると知る。関取の稲川を物語る内容だが、どうもこの浄瑠璃のなかに、落語「稲川」で語られるような件(くだり)はなさそうだ。いや、一度ちゃんと確認したほうがよいかもしれないが。

それにしても、噺の筋と「関取千両幟」という演題は即応していないと思われるのだが、どうしてこの噺に「関取千両幟」(または「千両幟」)と称することがあるのかは謎だ。

この圓生の一席については、ネットで聞いたものなので、圓生が公演の際に、「関取千両幟」という題でネタ出しをしていたものか、あるいは、この音源がレコードか何かに入って「関取千両幟」とクレジットされたものか。
ただ、この落語になぜみの演題が?という疑問は、いっこうに解消されないのだけれど。

◆『笑点』東西対抗大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽/桂三枝(六代文枝)・月亭八光・月亭八方・三代目林家菊丸・笑福亭鶴光(日テレ『笑点』お正月SP「お正月だよ!大喜利まつり」)。
日テレ麹町スタジオ、令和5(2023)年1月1日OA。
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