本日は『サンデー毎日』発売日。「サンデー俳句王」で入選があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。
○おほかたは底辺で生き冷奴
(「サンデー俳句王」※課題「辺」/『サンデー毎日』2023年6月18日号/人/ねじめ正一選)。
「おほかた」が「底辺」であるというのは、自分自身の生涯がずっと「底辺」で生きてきたのだという意味、または、世の中の大多数の人々は「底辺」に生きる人たちなのだという意味だったか、作句時点での思いを忘れてしまった。
また、しばしばこれまでもやったように、二通りに解釈できる場合は、読者に委ねようというつもりだったかもしれません。
いずれにしても、あとは取りあわせの問題ということになり、「底辺」と「冷奴」では、ちょっとつき過ぎの感があるなあというのは、若干の危惧でありました。しかし、人位で採っていただいたので良かったとしましょう。
□本日落語一席。
◆柳家やなき「転失気」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
紀伊國屋ホール、令和5(2023)年2月27日(第692回「紀伊國屋寄席」)。
○おほかたは底辺で生き冷奴
(「サンデー俳句王」※課題「辺」/『サンデー毎日』2023年6月18日号/人/ねじめ正一選)。
「おほかた」が「底辺」であるというのは、自分自身の生涯がずっと「底辺」で生きてきたのだという意味、または、世の中の大多数の人々は「底辺」に生きる人たちなのだという意味だったか、作句時点での思いを忘れてしまった。
また、しばしばこれまでもやったように、二通りに解釈できる場合は、読者に委ねようというつもりだったかもしれません。
いずれにしても、あとは取りあわせの問題ということになり、「底辺」と「冷奴」では、ちょっとつき過ぎの感があるなあというのは、若干の危惧でありました。しかし、人位で採っていただいたので良かったとしましょう。
□本日落語一席。
◆柳家やなき「転失気」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
紀伊國屋ホール、令和5(2023)年2月27日(第692回「紀伊國屋寄席」)。