□本日落語二席。
◆桂源太「ペットショップ」(BSよしもと『若手創作落語の会』#31)。
天満天神繁昌亭、令和7(2025)年3月18日配信(「BSよしもと創作落語の会」)。
今月、NHK大阪放送局の『とっておき!朝から笑タイム』で、四人の若手落語家が、籤で引いた課題に従って即興(?)で創作落語を披露するというコーナーがあった。そのなかで、桂源太が引き当てたのは「ペット」。その落語は同番組内ですでにOA済みである。
源太は、その際作った落語が自分で気に入ったということだろうか、当時四分で演じるために作ったものを、もう少し肉付けして膨らませたかたちにしたのが、この「ペットショップ」である。
原案との相違は、柴犬とペットショップ店員とのやりとりだけだったものを、同じ店で売られている他のブルドッグなども交えた噺になっていたところである。
ただ、落げは同じ。全体の展開は良いとして、落げに至る件(くだり)だけは、ちょっと不自然な感じがしたので、何かうまい具合に変えられたらよかったのにというのが個人的な感想である。
それと、なぜ犬は標準語でしゃべるのかも意味づけされているとよかった。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・立川晴の輔・三遊亭好楽・桂宮治(日テレ『笑点』第2953回)。
日テレ麹町スタジオ、令和7(2025)年3月23日OA。
◆桂源太「ペットショップ」(BSよしもと『若手創作落語の会』#31)。
天満天神繁昌亭、令和7(2025)年3月18日配信(「BSよしもと創作落語の会」)。
今月、NHK大阪放送局の『とっておき!朝から笑タイム』で、四人の若手落語家が、籤で引いた課題に従って即興(?)で創作落語を披露するというコーナーがあった。そのなかで、桂源太が引き当てたのは「ペット」。その落語は同番組内ですでにOA済みである。
源太は、その際作った落語が自分で気に入ったということだろうか、当時四分で演じるために作ったものを、もう少し肉付けして膨らませたかたちにしたのが、この「ペットショップ」である。
原案との相違は、柴犬とペットショップ店員とのやりとりだけだったものを、同じ店で売られている他のブルドッグなども交えた噺になっていたところである。
ただ、落げは同じ。全体の展開は良いとして、落げに至る件(くだり)だけは、ちょっと不自然な感じがしたので、何かうまい具合に変えられたらよかったのにというのが個人的な感想である。
それと、なぜ犬は標準語でしゃべるのかも意味づけされているとよかった。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・立川晴の輔・三遊亭好楽・桂宮治(日テレ『笑点』第2953回)。
日テレ麹町スタジオ、令和7(2025)年3月23日OA。