バルネ・ウィラン スインギン・パリジャン・リズム
<JAZZ SUR SEINE>
フランス人サックス奏者、バネル・ウィランの最高傑作と言われる「バルネ・ウィラン スインギン・パリジャン・リズム 」。てかフレンチ・バップの最高傑作なんだそうですよ。
日本語タイトルがあまりにストレートすぎてどうもな〜と思っていたら、JAZZ SUR SEINE(セーヌのジャズ)なんて素敵な本題がありました。
バックにMJQのメンバーが控え、それはもうご機嫌なスイングを聞かせてくております。
まあミルト・ジャクソンがピアノを弾いていることには正直驚きましたけども(普段は木琴ひいてるよね)。
B面最後の「Epistrophy」かっこいいです。
でもちょっとこれ遅くないかい??
と思ってセロニアス・モンクのとか色々聞いていたら、どうもこのスピード感が本当みたい。
「Epistrophy」初体験は86年発売のロンカーターの「The Man With The Bass」(ザ・マン・ウィズ・ザ・ベース)。
サントリーのCMに使われてたアレですよ。
で、こちらの「Epistrophy」ベースとドラムのリズム隊に追いつけ追い越せと言わんばかりにロンのメロディーが走る走る。
8ビート追い越して16ビートで突っ走る感じ。正直かっこいい。かっこいいとは思ってたけど、こっちが邪道だったんじゃね〜。
さて、「バルネ・ウィラン スインギン・パリジャン・リズム」収録曲は以下の通り。
英語表記(フランス語?)でわかりにくいのでライナーノートを写メっときます。
フレンチジャズの小粋なエスプリに浸れるおすすめな一枚。知らんけど。
『バルネ・ウィラン スインギン・パリジャン・リズム<JAZZ SUR SEINE>』
A面
1. Swing 39
2. Vamp
3. Menilmontant
4. John’s Groove
5. B.B.B. (Bag’s Barney Blues)
B面
1. Swingin’ Parisian Rhythm
2. J’ai Ta Main
3. Nuages
4. La Route Enchantée
5. Que Reste-T-il De Nos Amours ?
6. Minor’s Swing
7. Epistrophy
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