今朝、目が覚めて、2階にあがりました。ケージのあった場所を無意識で見て「あ、いない

」。キッチンでペットボトルのラベルをとるときにパリパリと音がしたら「あー、ドイル来ちゃう!…、あ、いないんだった

」。フードの入れ物を洗ってカンッと音出して「まだご飯じゃないのに、ドイル期待しちゃうー!…あ、いないんだった

」
なんだかいつもの場所にいるようで何度も何度も見てしまい「あ、いない

」
階段を上がると上からみけんにしわを寄せて待っている幻が見えます。
そんな数時間を過ごしてます。
昨日、「パピーウオーキング修了式」がありました。
長かった一日でした…。ケージ・トイレサークル・クレートは土曜日に私が仕事中、旦那がぜーんぶ片づけてありました。

暫定トイレでもちゃんとできましたよ
朝起きて、まずは「シャンプーだ!」あんまり好きじゃないけど仕方ないよね。綺麗にして返さなきゃ

終わってドライヤーです。いつも2刀流でやっていたのに、かけている途中で1個が壊れてしまいました。「お役御免ですか」と言ってるみたい
「

嫌いなんですけどねー」

「

あきらめますか」
そしてお次は爪切り。「

ひゃん

」と情けない声を出して旦那の腕に顔をうずめました。こいつめー、「可愛いしぐさ」がわかってる?(↓どうなってるかわかる?)

「

かわい仔ぶってもやめてもらえませんか」
この辺で息子が起きてきて御挨拶

「

今日は優しいですね~」
さて、最後のお散歩


です。

家の前にて いつも挨拶するイングリッシュゴールデンちゃん「

さよならです~

」

必ずチェックする猫ちゃん「

今日もいますかー。においますよー

」
いつものいつもの、そして最後の先端研

走るぞっ

!
たくさん咲いている桜があったので記念撮影です。

「

今日はたくさん写真撮りますねー」
去年ロハンと家族写真撮ったところで撮ってみました。

去年は桜がたくさん咲いてました。 「

お父さんだけですか。ロハン兄さんとと差がついてますね」
帰りはやっぱり「おうちに帰りません」でした。

止まってます 水はとりあえず飲むけど 仕方ないから抱っこでおうちへ
疲れたのでお昼寝

です。この間にやっと書類書いたり…
さて3時になったので協会へ。息子①は「悲しい

から行かない」と言うことで3人で行きました。

いつもの「あごのせ」スタイルで。お父さん、そのため息

、朝から何百回目?
4時から修了式です。
なんと

3頭だけの修了式なので2階の会議室でした。ロハンの時は35頭?くらいで本当の学校の卒業式みたいだったのに。

「

何が始まるですか?」 「

みんな真剣ですね」
スライドを使って簡単に今後のお話が終わった後、玄関で写真撮影会。
なんとハーネスを付けて写真を撮らせてもらいました。

「

にあう?」「

うん!すっごくにあうよーーーーー

!」

お父さんとちょっと歩いてみる 私も一緒に撮ってもらいました
全員で

「

僕たちが主役みたいですね」「

そうですね」「

シットしますか」
これでおしまい、あっという間の修了式でした
ここでごめんねドイルのお話。ドイルは、はじめから4月の入所予定でした。最近になって5月になりましたと協会から言われたのですが、4月入所の予定で私の仕事や次に引き取る家庭犬の段取りをしてしまっていたので、お願いして4月入所にしてもらいました。…が、やはり犬舎がいっぱいですぐに訓練が始められないとのことで、またしばらく仮住まいのドイルさんです
「どこに行っても人が大好き・環境が変わっても楽しく暮らせる」そんな風に育ててくださいと言われていたので(実際入所してからも場所や環境や人はどんどん変わるものね

)、ドイルにとってはそんなにストレスではないと思いますが、中途半端なPW終了になってしまった事への自己嫌悪で、ドイル家の人間の方が参っています

。でも、それもこっちの都合なので受け入れて前に向かっていかなければ…、と思っています。ドイルが幸せ

なら、それが私たちの幸せだもんね

!
1年間ドイルのお陰で本当に楽しく過ごすことができました。ロハンがイエローだったので、最初は「黒かぁ~

」なんて思ったりしたことさえ、笑えちゃうほど「

黒ラブ大好き~~

」になりました。
これからは家庭犬を迎えるので(イエローラブです)、PWはできませんが、何らかの形で少しでも役に立てたらなあと思います。(すでに昨日「PR犬になった場合はPWの家に戻れるのですか?」とか、聞いてる私が悲しい…。今からそんなこと言ってちゃいかんよね!しかしなあ、ドイルの性格じゃぁなあ…

)
「こんな方法もあるよ」とご存知の方がいましたらまた教えてくださいね
ロハンとドイル、2頭のPWをして本当にいろいろ学びましたが、何といってもわかったことは、「

わんこかわええ~~~~

」ということです
思い起こせば数年前、「どうぶつ奇想天外」で、加藤晴彦君が北海道の

協会のレポートをずっとやってて、PWの活動を知りました。犬を飼おうかどうしようか考えていたところで、「とりあえずPWやってみて、無事1年間育てられたらうちも犬が飼えるということになるんじゃない

?」「しかも大型犬だから、これができたらどんなわんこも飼えるよねー

」なんてほんとに安易な気持ちではじめたら、いやー、その可愛いこと可愛いこと!ラブの虜

になりました。
ロハンを返して心にぽっかり空いた穴を埋めるように、2週間でかかってきたお電話に飛びついてドイルがやって来ました。
でも、途中でロハンのキャリアチェンジを知り、「

協会のわんこ」から「

他の人のわんこ」になってしまったことがあまりにもショックで(入所よりもずっと悲しかったです~

)、弱いドイル家の人間は「こりゃー、続けるのは無理かも」と心が折れて

しまいました。
何頭もPWしていればきっと少しずつ

変わっていったと思いますが、ドイル家のPW修行はこれにて終了です。協会の皆さん、お世話になりました。ロハンのママ犬・きょうだい犬、ドイルのママ犬、近所のわんこ達、ステイしたときのおうちの皆さん、このブログを読んでくれたりコメントくれた方々、そしてルパン…。ドイルにかかわってくれた人とワンコすべてに、感謝の気持ちでいっぱいです

。本当にありがとうございました
これからはドイルに何らかの動き(犬舎の移動、TP1・TP2そして…)があった時に、細々と報告がてら更新していきます。
そして、ドイルがもし、もしも、もしも、万が一(しつこい

)盲導犬になって、頑張ってお仕事終わったら、その時は真っ先に「うちで引き取りたいですー!」と手をあげるつもりです

心から、「意外にも盲導犬の適性があった

」なんてことになるように祈っております。
寂しくなったら自分のブログを読み返して想い出に浸りたいと思います。そのために始めた様なものですから…
ドイルとの一年間、お付き合いくださった皆様に心からお礼申し上げます。
ありがとうございました~~~~~