毎年の楽しみ、広川である『かすりまつり』
布地調達に行ってまいりました。わーい。
町をあげての行事です、きっと。
婦人部のおばちゃん達が、おこわやコロッケ、おはぎなんかを会場の外で
元気よく売っていたり、これがシンプルで本当に美味しい。ついつい。
で、絣の着物をゆる~く普段着に着こなしてる感じがとっても好きで、
ついつい見ちゃいます。
帯にはさんである根付けが、おそらく余りの布で作ったと思われる愛らしい物だったり。
野外のメインステージでは、
青年部の方がこれまた元気よく会場を盛り上げたりなんかして
絣の反物を早く巻き取る、
かすりんぴっく(…色々言いたいけど…なんか可愛いのでいっか)とか
ミスかすり(…ん?ミセス?)みたいなのとか、なんか和やかに行われております。
でも、でも、私の目的は、今年の新柄はどんなんかなぁ~とかなので
会場内にそそくさと入り、うろうろうろうろ、です。
ここ最近は若い人も2、3割くらい(すみませんが、一応私も)いるのですが
脇目もふらずに布地を探していると、『お嬢ちゃん何ば作りんしゃーと?』とか
地味目な布地をみていると
『若か人は、もちょい派手か色がよかやんね』
(若い方は、もう少し明るい色のほうがいいよ)
と母…いや祖母のように話しかけてくれたりして、
何だかずいぶん若くなった気がして、素直に喜んでる私です。
出来上がるまでにはとても沢山の行程がある久留米がすり。
今回も色々感じる事はありました。
大事に、楽しく使わねば~。です。
で、今年も色々素敵な布地を買う事ができました。