東京の専門店行かなくても、食の通も納得の日本料理が新所沢で食べられます。
「あー上品な味の和食が食べたい」なんて思う時、ゆったりと心もお腹も満たしてくれるのが、ここ「こだわり食材 鈴」。季節の素材を利用した料理長歴30年以上の職人さんが作る味は格別。
しばらく、ランチ営業は週末に限られていたのですが、最近、〝鰻の価格が下がった〟とのことで、待望のランチセットが火曜~日曜の週6日営業で復活。その代わり、「ランチのメニューは、うなぎしかしてません」とのこと。
うなぎは、直接生産者から仕入れている「国産うなぎ」を使用。その日によって、鹿児島か静岡か仕入れ先が異なりますが、ほぼ最近は静岡産の活きの良い鰻がはいってくるのだそうです。昼は「本格だし巻きうな丼」がサラダ、吸い物、自家製漬物がセットになって1500円(税別)。通常は、注文を受けてから裁いて蒸して焼くので1時間待ちが当たり前だったりしますが、ランチは予め用意しているので、予約しなくてもそれほど待たなくても食べられます。しかし、8食限定なので、やはり事前に予約しておくといいと思います。
なにせ、腕のいい料理職人が焼いた江戸前うなぎは、ちょいとそこら辺では食べられない逸品です。食のうんちくも教えてくれる料理長の話を聞きながら鰻をいただくと、なんだか特別な鰻を自分だけ食べられた気分になってしまいます。
「もっとランク上のうなぎを食べたい!」
そんな願望も、このお店なら叶えてくれます。「こだわり食材 鰻 鈴」は、ブランドうなぎ「共水うなぎ㊕」の認定店なんです。共水うなぎは静岡で生産されているうなぎで、通常の1.5倍~3倍くらいじっくりと飼育期間をかけて、より自然に近い環境で育てているので、通常のうなぎの健康成分DHAやビタミンAなどが倍以上の含有量だと実証済みとのこと。ただし、量産できないため、生産者が腕のいい料理人のいる店にしか卸さないという、とても希少価値の高いうなぎなんです。そして、価格も高価。うな丼が5000円ほど。とはいっても、この間、東京・巣鴨で国産うな重食べたら、5000円だったので、この店で比較すると高いというだけで、一般的なうなぎに比べたらそれほど高いわけはないかもしれません。
下記は、お店を取材して掲載された記事。<2018年10月12日号ショッパー新所沢版掲載>
