10月10日(月)のお話~
この日は祝日!
レース5日前に一日中練習できる日があるなんて、なんという幸運(^_^)
せっかくなので死ぬほど追い込みたい。
死ぬほど追い込めるぴったりな場所がある
熊本で一番きついと言われている「二本杉峠」だ
ここはかなり山奥で一人だと心細いのでTNさんを誘ってみた。
あいにく仕事で行けないらしい(-_-;)
一人だと嫌だなぁ。行きたくないなぁ。
とテンションが下がったが、こんな日は滅多にない!
絶対に走らないと後悔すると思い、行くことを決意した。
後からTNさんに聞いた話だと、イノシシが大量に出るので一人で行くのは止めたほうが良いと言われた。
一人で走っている時にイノシシとかに襲われたらどうしようもない。助けも呼べないし。。
イノシシに遭遇しなくてよかった。ε-(´∀`*)ホッ
まぁ2人でも襲われた一緒だけどね(笑)
朝から準備をして1時頃、家を出発
天気は雲一つない最高の空模様
気温は高めだが、山の上だと寒いだろうからちょうど良さそう(*^^*)
とりあえず、二本杉峠に向かうために平地を進んでいく。
平地だとちょっと暑い(^_^;)
日がカンカン照りで最高(笑)
太陽大好き(・∀・)
二本杉峠までの20キロは平地
そこから7キロほど先はなだらかな山岳区間
平地を36~38キロ巡航で進んでいく
かずしんのFTPは38キロくらいかな。。これくらいだったら維持できる。
何ワットかは不明(笑)
やっぱパワーメーターほしいわぁ(;´∀`)
そして山岳区間に突入
佐俣の湯らへんの信号待ちでパシャリ
近くに森のぱん屋さんっていうパン屋さんがある
美味しいし、補給ポイントにちょうど良いのでおすすめです。
でも、今日はお金も時間もなかったので行きませんでした(^_^;)
そこからなだらかな山道を結構速いペース
一応、二本杉峠のために脚を残しとかないといけないので70%くらいの出力で登っていく
そして、二本杉峠の登り口に到着
ここから約15キロ先が山頂
実はここから5キロは、二本杉峠のコースではない(コースじゃなくても勾配はかなりきついが・・)
本当の二本杉峠のコースに入るのは5キロを除いた残りの10キロ
それも、いつもは5キロ地点(中間)の湧き水がでている場所で一旦休憩する
しかし今日は、ここ二本杉峠のKOM(山岳王)を狙っていくので15キロコース・休憩無しで登っていく(計測区間が15キロコースしか無い)
いまの二本杉峠の最高タイムは53分8秒
15キロで平均勾配が7%もあるコースを53分で登るなんて自信がない。。(それも最高勾配は25%くらい(^_^;))
しかし、レースで勝つために自分の実力を測るには絶好のコース
ここでKOMを取り、自信をつけてレースに挑めれるように頑張ろう
さっそくスタート
最初の約1キロは平地もあるなだらかなコース
しかし、すぐに勾配7~8%超えの激坂が待っている
この地点は道も広く、綺麗に舗装されているので登りやすい(^_^)
そして、5キロ地点に到着
ここまではいいペース
すでにタイム計測は始まっているが、本当の二本杉峠はここから(;´∀`)
ここから10キロは道も細く、ガタガタしていて走りにくいし、何より勾配がえげつない(笑)
始まった途端に15%はありそうな激坂が現れる。
それも、この勾配が続くのでますますたちが悪い(・_・;)
水飲み場までの前半は平均勾配12%程
勾配が緩やかな区間でもせいぜい7%くらいかな?
休めるところがない(笑)
初めてきたときも、先月来たときも、脚が持たずに途中で止まって休憩していた。
しかし、今日はタイム計測
レースだと思って臨んでいる。
意地でも止まる訳にはいかないのだ(TдT)
とにかく。とにかく頑張って登る
先日買った、心拍計&GPS付き時計の1キロペースをたまに確認しつつ、分ペースを維持していく。
ここは1キロごとに『残り~km』という看板があるので進んでいる感覚があって嬉しい
たまにその看板を見落としてて、いつの間にか2キロくらい進んでいたときの嬉しさときたらもう・・最高(笑)
実際、今回も2、3回見落としてた←見落としすぎ(笑)
おそらく見落とすくらい集中してたか、キツすぎてボ~っとしていたかのどっちかだ。いや、どっちもかな(^_^;)
とにかく集中して、頭の中真っ白にしないと登れない。
他のこと考える暇も無かった。
今思えばこれが限界ってやつで、この時はきちんと限界まで追い込めていたんだなぁと思う。
そして、中間地点に到着
いつも休憩する水飲み場をスルー
めっちゃ休みたかったけど、我慢。我慢。
でも、ここから先の5キロは勾配が緩やかになる。
だからと言って楽になるわけじゃない。
勾配がゆるくなった分、ペースを上げなければいけないからだ。
とりあえずペースアップ!
とにかくゴールのことだけ考えて登る
限界の時に「自分に言い聞かせたら我慢できるようになる!」ことベスト3を発表!
1位「ここでペースを落としたら今までがんばってきた努力が全て水の泡になるぞ!」
2位「今回で最後。これで最高記録がでたらもうここには来ないで済む。最高記録がでなかったらもう一度この苦しみを味わなければいけない。。」
3位「・・・・・・」無
これが、いつもかずしんが限界になると考えることです(・∀・)
1位と2位はかなり効きます!
現状が死ぬほどキツくて、いままで頑張ってきた事が多ければ多いほど効果は増幅します。
3位はあれですね。。放心状態です。
1位も2位も考えて、何も考えることがなくなった時にこうなります。
大抵なにも覚えてないです(笑)
ということを考えながら進んでいると、やっとラスト1キロ地点へ!
いままで登ってきた14キロと比べると、ラスト1キロなんて無いのも同然!
最後の追い込みをかけ、下ハンを持ってダンシングで一気に駆け上がる。
ラスト500メートルはスプリント
今残っている体力を最後の一滴まで絞り出す
って言ってもほぼ残ってないのでスピードはあまり乗らかった(笑)
そしてゴール!!
ゴールした瞬間、集中が切れてフラフラに。
とりあえず、目の前にあった自販機でエネルギー補給
リアルゴールドをチョイス
追い込みまくった体に、染みるわ染みる。どんどん体に染みてくる(*^^*)
あっという間に飲み干し、ホッと一息
落ち着いたので1枚パシャリ
毎回、ここで昼食をとっているが今日は時間がないので食べなかった。
とりあえずチャリを立てかけ、休憩タイム
体はヘロヘロ。
砂利でクリートボロボロ。
先週、やっと届いたカーボンサドル
すぐに壊れると思ってたけど意外と頑丈
座り心地は良くないが、思っていたより悪くもない
それより軽いので大満足(*^^*)
ここでタイムの確認
やれることは全てやった。
今の自分の実力を全部出し切ることが出来た。
あとは、いいタイムが出るのを願うのみ。
目標は、ここ二本杉峠の最高タイムである53分8秒
さて、かずしんのタイムは・・・・・52分12秒!!!
うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!ヽ(`Д´)ノ
よっしゃぁぁぁ!!
↑心の中の気持ち。実際は小さくガッツポーズのみ(笑)
なんと最高タイムの53分8秒を、56秒も上回る好タイム!
距離が15キロもあり勾配もキツイ
そんな半端ないコースだからこそ、嬉しさも半端ない
熊本を代表するKOMをとれたなんて・・・何という幸せ。。
この喜びを日常で味わえるスポーツは他にないだろう。
また、区間でのKOMも3つ獲得していた。
あと2つあったのだが、どちらも1位のタイムとたったの2秒差で取り逃していた。
悔しい。。
でも、それも自転車競技の楽しい事のひとつ
自転車をしてない人は『15キロも走ってたったの56秒しか差がつかないのかよ!』とか、製品のカタログで100キロ走って30秒タイムが縮まります!などと書いてあるのを見て、『30秒なんてちょっとしたコンディションの差で縮まるだろ!』とか言うかもしれない。
実際、自転車を始めた頃のかずしんもそう思っていた。
しかし、アマチュアの俺達が走っても15キロで56秒差。
区間でも2秒差しか無い
自転車競技って山岳でもスプリントでも言えることだが、1位と2位との差は数秒しか無い。(スプリントでは1秒もない)
世界最高峰のサイクルロードレースであるツール・ド・フランスに至っては21ステージ3000キロ以上走ったにも関わらず、総合優勝者と2位のタイムは数分差。
たった1秒、2秒で勝負が決まるのだ。
当たり前ながらメカトラブルもあるし、落車もある
それなのに、なぜか最後は数分差。数秒差。
100キロで30秒縮まるパーツもそれだけ聞けばわずかな差に思えるが、3000キロ走ったら15分も違ってくるのだ。
15分は、今年のツール・ド・フランスで言えば、11位の選手が総合優勝を獲得できるタイムになる
そう思えば、ロードレースの1秒、2秒はとても大切なものだといえるだろう。
自転車に乗り始めて2年半、速くなるに連れて1秒の大切さがやっと分かってきた。(比例してパーツへの出費も増えた(笑))
実際、俺たちは3000キロも走るレースにでないのでそこまでの差はでないが、それでも1秒は大事
短いレースだからこそ、タイム差は縮まってくる。
ロードレースってたった数秒の差を争って勝負しているんだなぁと考えると、不思議でとても面白いとあらためて実感させられる。
おっと、話がそれた(笑)
内容に戻ろう
しばらく休憩していると、寒くなってきたので下ることにする。
この時の気温は11度
登ってきた直後は体が温まっていたので気づかなかったが、かなり寒い。
下る前に写真を撮る
証拠写真
少し下ったところに展望台があるので、そこに向かう
すぐに到着
ちょっと走っただけでめっちゃ寒かった。。
寒さに耐えながらパシャリ
景色はいい感じ
今回が3回目だが、いつも同じような風景(^_^;)
もっときれいに見えるときってあるのかな?
自信作
うまくとれたようなきがする(笑)
あまりにも寒かったので、念のために持ってきた上着を羽織ってみた。
少し前に、フリマアプリで買ったマビックのジャージ
めっちゃ安かったのに、綺麗でとてもいい買い物が出来た(*^^*)
着心地も最高。さすがマビック♪
写真と撮り終えて、ゆっくりと下っていく。
3日前くらいに雨が降っていたせいか、路面が濡れている場所があるので危ない(^_^;)
初めて来た時は、ガードレール飛び越えて落ちそうになったんだった・・
↑過去の記事は最後に貼っておきます・ω・
てか、とてつもなく寒い!!!!
寒すぎて死にそう。
登っているときよりも苦痛かも(笑)
上着を持ってきてなかったらやばかった(^_^;)
指が動かん。。
あまりにも寒すぎたので、日が当たっている場所で日向ぼっこ(・∀・)
影を自撮り(笑)
寒すぎて、指が真っ赤に・・・
ブレーキが握れなくなると困るので重点的に暖める
道はこんな感じ
暖かい(*^^*)
ここの勾配はまだまだゆるい方
写真では分かりづらいが、これでも7%くらいはある(;´∀`)
しばらくして暖まったので再出発
日陰に入ると、一瞬にして体が冷えるのが分かる(笑)
それでも頑張って下る。とにかくつらい。。
そして、やっと中間地点の水飲み場に到着
日陰&マイナスイオンのせいでめっちゃ寒い
せっかくなのでボトルに水を入れた
それにしても寒い・・居れても3分が限界・・(^_^;)
すぐに再出発
下りの後半は急勾配区間(登りから見たら前半)
かなり道も荒くなり、勾配も急になっている
登っている時は必死で気づかなかったが、土砂や砂利、枝などが散乱していてかなり危険。
滑ったり、枝でタイヤがロックされないように気を付けながら、超ゆっくりとダウンヒル。
ちょっと進むと、それに水と段差が加わってきた!(笑)
川のように流れる水
このような段差(えぐれた地面)もチラチラと。
実際は写真よりもっとえぐれている
こんな看板も・・
だよね~
もし、こんな場所で止まったら坂道発進出来るのかな?(笑)
まぁここを自転車で登っている時点で、他の人から見たらバカって思われてるんだろうけど・・
そうですよ!!坂バカですよ!?(笑)
とにかくゆっくり、慎重に下る
レース前にせっかく追い込めた濃い練習ができたのに、そこで転んだりしたら元も子もない!
途中、ちょっと開けた場所を発見
下り区間、わずかな絶景ポイント
しかし、とっている側からしたら地獄(笑)
一刻も早く下りきりたい(-_-;)
でも、ゆっくり下らないと危ないのでゆっくり下る。
下って、標高が低くなるに連れて気温も高くなっていくのが唯一の喜び(笑)
そして、やっと無事に下り終えれた。。。
地獄抜けれて一安心ε-(´∀`*)ホッ
ずっとブレーキを握りしめていたので腱鞘炎になりかけている。(前回経験済み)
下りのタイムを見てみると、なんと39分36秒!
登りのタイムとたったの10分しか変わらない(笑)
ダウンヒルのタイムとは思えないような遅さ。。。つい、遅すぎやろ!と自分に突っ込みたくなる。
こんなに長い時間、極寒の地を走ってこないといけないのか・・・おそろしい峠だ。
絶対にもう行かん!!←いつも思うが結局、毎年行っている(笑)
でも、冬は絶対に行かないと決心した。
秋のこの気温で、この寒さ。
冬行ったらまじで死ぬ。
寒さで死ななくても、転んで死ぬと思う(^_^;)
平地に戻ってきたぞ~!
下界では、逆に極暑がまっていた。
しかし、体が凍えきっているかずしんにとっては極楽(*^^*)
暖か~い。。
きれいな景色を発見
太陽の輝きが眩しい
光のあたり具合もいい感じ
やっぱり山の上より地上が良いわ。
暑そうな雰囲気の写真だが実際はそこまで暑くない
夏っぽい写真だけど秋だよ。
帰りは宇土方面へ向かう
去年、一人でロングライドをした時と同じ道↓
熊本周辺100キロライド その1
熊本周辺100キロライド その2
熊本周辺100キロライド その3
ひさしぶりに通った
そこで思い出したのが面白いリサイクルショップ屋?さん
最後に見たのが一年前で、地震もあったのでなくなっているかなぁと思いつつ通ってみると。。。
ちゃんとありました~!!
『なんでもは買いません』
相変わらずおもしろいネーミング(笑)
来年も来たときもあっていてほしい。
ここで脚が売り切れ
ゆっくりと帰る
ここの信号かなりイライラ
長すぎ
15分も待たされた!!
改善してくれ!!
帰る頃には日も暮れ始めていた
きれいな景色を撮って帰宅
今日はめっちゃ満足なライドが出来ました!
一人でこんなに楽しめるなんて久しぶり♪
レースに向けての最後の追い込み練習としてかなり頑張れたので良かったです(*^^*)
KOMも取れたので自信もつきました。
レースまであと5日間、最後の追い込みをしながら調整をしていこうと思います。
よろしければ過去の二本杉峠の記事も御覧ください!
斜度がおかしい二本杉峠
久しぶりの二本杉峠
走行時間 3時間45分
走行距離 91km
平均時速 24キロ
最高時速 59キロ
累計距離 4699km
では、また!
2019年2月19日ブログ再開しました。
ブログ再開について
ぜひこちらもご覧ください。
この日は祝日!
レース5日前に一日中練習できる日があるなんて、なんという幸運(^_^)
せっかくなので死ぬほど追い込みたい。
死ぬほど追い込めるぴったりな場所がある
熊本で一番きついと言われている「二本杉峠」だ
ここはかなり山奥で一人だと心細いのでTNさんを誘ってみた。
あいにく仕事で行けないらしい(-_-;)
一人だと嫌だなぁ。行きたくないなぁ。
とテンションが下がったが、こんな日は滅多にない!
絶対に走らないと後悔すると思い、行くことを決意した。
後からTNさんに聞いた話だと、イノシシが大量に出るので一人で行くのは止めたほうが良いと言われた。
一人で走っている時にイノシシとかに襲われたらどうしようもない。助けも呼べないし。。
イノシシに遭遇しなくてよかった。ε-(´∀`*)ホッ
まぁ2人でも襲われた一緒だけどね(笑)
朝から準備をして1時頃、家を出発
天気は雲一つない最高の空模様
気温は高めだが、山の上だと寒いだろうからちょうど良さそう(*^^*)
とりあえず、二本杉峠に向かうために平地を進んでいく。
平地だとちょっと暑い(^_^;)
日がカンカン照りで最高(笑)
太陽大好き(・∀・)
二本杉峠までの20キロは平地
そこから7キロほど先はなだらかな山岳区間
平地を36~38キロ巡航で進んでいく
かずしんのFTPは38キロくらいかな。。これくらいだったら維持できる。
何ワットかは不明(笑)
やっぱパワーメーターほしいわぁ(;´∀`)
そして山岳区間に突入
佐俣の湯らへんの信号待ちでパシャリ
近くに森のぱん屋さんっていうパン屋さんがある
美味しいし、補給ポイントにちょうど良いのでおすすめです。
でも、今日はお金も時間もなかったので行きませんでした(^_^;)
そこからなだらかな山道を結構速いペース
一応、二本杉峠のために脚を残しとかないといけないので70%くらいの出力で登っていく
そして、二本杉峠の登り口に到着
ここから約15キロ先が山頂
実はここから5キロは、二本杉峠のコースではない(コースじゃなくても勾配はかなりきついが・・)
本当の二本杉峠のコースに入るのは5キロを除いた残りの10キロ
それも、いつもは5キロ地点(中間)の湧き水がでている場所で一旦休憩する
しかし今日は、ここ二本杉峠のKOM(山岳王)を狙っていくので15キロコース・休憩無しで登っていく(計測区間が15キロコースしか無い)
いまの二本杉峠の最高タイムは53分8秒
15キロで平均勾配が7%もあるコースを53分で登るなんて自信がない。。(それも最高勾配は25%くらい(^_^;))
しかし、レースで勝つために自分の実力を測るには絶好のコース
ここでKOMを取り、自信をつけてレースに挑めれるように頑張ろう
さっそくスタート
最初の約1キロは平地もあるなだらかなコース
しかし、すぐに勾配7~8%超えの激坂が待っている
この地点は道も広く、綺麗に舗装されているので登りやすい(^_^)
そして、5キロ地点に到着
ここまではいいペース
すでにタイム計測は始まっているが、本当の二本杉峠はここから(;´∀`)
ここから10キロは道も細く、ガタガタしていて走りにくいし、何より勾配がえげつない(笑)
始まった途端に15%はありそうな激坂が現れる。
それも、この勾配が続くのでますますたちが悪い(・_・;)
水飲み場までの前半は平均勾配12%程
勾配が緩やかな区間でもせいぜい7%くらいかな?
休めるところがない(笑)
初めてきたときも、先月来たときも、脚が持たずに途中で止まって休憩していた。
しかし、今日はタイム計測
レースだと思って臨んでいる。
意地でも止まる訳にはいかないのだ(TдT)
とにかく。とにかく頑張って登る
先日買った、心拍計&GPS付き時計の1キロペースをたまに確認しつつ、分ペースを維持していく。
ここは1キロごとに『残り~km』という看板があるので進んでいる感覚があって嬉しい
たまにその看板を見落としてて、いつの間にか2キロくらい進んでいたときの嬉しさときたらもう・・最高(笑)
実際、今回も2、3回見落としてた←見落としすぎ(笑)
おそらく見落とすくらい集中してたか、キツすぎてボ~っとしていたかのどっちかだ。いや、どっちもかな(^_^;)
とにかく集中して、頭の中真っ白にしないと登れない。
他のこと考える暇も無かった。
今思えばこれが限界ってやつで、この時はきちんと限界まで追い込めていたんだなぁと思う。
そして、中間地点に到着
いつも休憩する水飲み場をスルー
めっちゃ休みたかったけど、我慢。我慢。
でも、ここから先の5キロは勾配が緩やかになる。
だからと言って楽になるわけじゃない。
勾配がゆるくなった分、ペースを上げなければいけないからだ。
とりあえずペースアップ!
とにかくゴールのことだけ考えて登る
限界の時に「自分に言い聞かせたら我慢できるようになる!」ことベスト3を発表!
1位「ここでペースを落としたら今までがんばってきた努力が全て水の泡になるぞ!」
2位「今回で最後。これで最高記録がでたらもうここには来ないで済む。最高記録がでなかったらもう一度この苦しみを味わなければいけない。。」
3位「・・・・・・」無
これが、いつもかずしんが限界になると考えることです(・∀・)
1位と2位はかなり効きます!
現状が死ぬほどキツくて、いままで頑張ってきた事が多ければ多いほど効果は増幅します。
3位はあれですね。。放心状態です。
1位も2位も考えて、何も考えることがなくなった時にこうなります。
大抵なにも覚えてないです(笑)
ということを考えながら進んでいると、やっとラスト1キロ地点へ!
いままで登ってきた14キロと比べると、ラスト1キロなんて無いのも同然!
最後の追い込みをかけ、下ハンを持ってダンシングで一気に駆け上がる。
ラスト500メートルはスプリント
今残っている体力を最後の一滴まで絞り出す
って言ってもほぼ残ってないのでスピードはあまり乗らかった(笑)
そしてゴール!!
ゴールした瞬間、集中が切れてフラフラに。
とりあえず、目の前にあった自販機でエネルギー補給
リアルゴールドをチョイス
追い込みまくった体に、染みるわ染みる。どんどん体に染みてくる(*^^*)
あっという間に飲み干し、ホッと一息
落ち着いたので1枚パシャリ
毎回、ここで昼食をとっているが今日は時間がないので食べなかった。
とりあえずチャリを立てかけ、休憩タイム
体はヘロヘロ。
砂利でクリートボロボロ。
先週、やっと届いたカーボンサドル
すぐに壊れると思ってたけど意外と頑丈
座り心地は良くないが、思っていたより悪くもない
それより軽いので大満足(*^^*)
ここでタイムの確認
やれることは全てやった。
今の自分の実力を全部出し切ることが出来た。
あとは、いいタイムが出るのを願うのみ。
目標は、ここ二本杉峠の最高タイムである53分8秒
さて、かずしんのタイムは・・・・・52分12秒!!!
うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!ヽ(`Д´)ノ
よっしゃぁぁぁ!!
↑心の中の気持ち。実際は小さくガッツポーズのみ(笑)
なんと最高タイムの53分8秒を、56秒も上回る好タイム!
距離が15キロもあり勾配もキツイ
そんな半端ないコースだからこそ、嬉しさも半端ない
熊本を代表するKOMをとれたなんて・・・何という幸せ。。
この喜びを日常で味わえるスポーツは他にないだろう。
また、区間でのKOMも3つ獲得していた。
あと2つあったのだが、どちらも1位のタイムとたったの2秒差で取り逃していた。
悔しい。。
でも、それも自転車競技の楽しい事のひとつ
自転車をしてない人は『15キロも走ってたったの56秒しか差がつかないのかよ!』とか、製品のカタログで100キロ走って30秒タイムが縮まります!などと書いてあるのを見て、『30秒なんてちょっとしたコンディションの差で縮まるだろ!』とか言うかもしれない。
実際、自転車を始めた頃のかずしんもそう思っていた。
しかし、アマチュアの俺達が走っても15キロで56秒差。
区間でも2秒差しか無い
自転車競技って山岳でもスプリントでも言えることだが、1位と2位との差は数秒しか無い。(スプリントでは1秒もない)
世界最高峰のサイクルロードレースであるツール・ド・フランスに至っては21ステージ3000キロ以上走ったにも関わらず、総合優勝者と2位のタイムは数分差。
たった1秒、2秒で勝負が決まるのだ。
当たり前ながらメカトラブルもあるし、落車もある
それなのに、なぜか最後は数分差。数秒差。
100キロで30秒縮まるパーツもそれだけ聞けばわずかな差に思えるが、3000キロ走ったら15分も違ってくるのだ。
15分は、今年のツール・ド・フランスで言えば、11位の選手が総合優勝を獲得できるタイムになる
そう思えば、ロードレースの1秒、2秒はとても大切なものだといえるだろう。
自転車に乗り始めて2年半、速くなるに連れて1秒の大切さがやっと分かってきた。(比例してパーツへの出費も増えた(笑))
実際、俺たちは3000キロも走るレースにでないのでそこまでの差はでないが、それでも1秒は大事
短いレースだからこそ、タイム差は縮まってくる。
ロードレースってたった数秒の差を争って勝負しているんだなぁと考えると、不思議でとても面白いとあらためて実感させられる。
おっと、話がそれた(笑)
内容に戻ろう
しばらく休憩していると、寒くなってきたので下ることにする。
この時の気温は11度
登ってきた直後は体が温まっていたので気づかなかったが、かなり寒い。
下る前に写真を撮る
証拠写真
少し下ったところに展望台があるので、そこに向かう
すぐに到着
ちょっと走っただけでめっちゃ寒かった。。
寒さに耐えながらパシャリ
景色はいい感じ
今回が3回目だが、いつも同じような風景(^_^;)
もっときれいに見えるときってあるのかな?
自信作
うまくとれたようなきがする(笑)
あまりにも寒かったので、念のために持ってきた上着を羽織ってみた。
少し前に、フリマアプリで買ったマビックのジャージ
めっちゃ安かったのに、綺麗でとてもいい買い物が出来た(*^^*)
着心地も最高。さすがマビック♪
写真と撮り終えて、ゆっくりと下っていく。
3日前くらいに雨が降っていたせいか、路面が濡れている場所があるので危ない(^_^;)
初めて来た時は、ガードレール飛び越えて落ちそうになったんだった・・
↑過去の記事は最後に貼っておきます・ω・
てか、とてつもなく寒い!!!!
寒すぎて死にそう。
登っているときよりも苦痛かも(笑)
上着を持ってきてなかったらやばかった(^_^;)
指が動かん。。
あまりにも寒すぎたので、日が当たっている場所で日向ぼっこ(・∀・)
影を自撮り(笑)
寒すぎて、指が真っ赤に・・・
ブレーキが握れなくなると困るので重点的に暖める
道はこんな感じ
暖かい(*^^*)
ここの勾配はまだまだゆるい方
写真では分かりづらいが、これでも7%くらいはある(;´∀`)
しばらくして暖まったので再出発
日陰に入ると、一瞬にして体が冷えるのが分かる(笑)
それでも頑張って下る。とにかくつらい。。
そして、やっと中間地点の水飲み場に到着
日陰&マイナスイオンのせいでめっちゃ寒い
せっかくなのでボトルに水を入れた
それにしても寒い・・居れても3分が限界・・(^_^;)
すぐに再出発
下りの後半は急勾配区間(登りから見たら前半)
かなり道も荒くなり、勾配も急になっている
登っている時は必死で気づかなかったが、土砂や砂利、枝などが散乱していてかなり危険。
滑ったり、枝でタイヤがロックされないように気を付けながら、超ゆっくりとダウンヒル。
ちょっと進むと、それに水と段差が加わってきた!(笑)
川のように流れる水
このような段差(えぐれた地面)もチラチラと。
実際は写真よりもっとえぐれている
こんな看板も・・
だよね~
もし、こんな場所で止まったら坂道発進出来るのかな?(笑)
まぁここを自転車で登っている時点で、他の人から見たらバカって思われてるんだろうけど・・
そうですよ!!坂バカですよ!?(笑)
とにかくゆっくり、慎重に下る
レース前にせっかく追い込めた濃い練習ができたのに、そこで転んだりしたら元も子もない!
途中、ちょっと開けた場所を発見
下り区間、わずかな絶景ポイント
しかし、とっている側からしたら地獄(笑)
一刻も早く下りきりたい(-_-;)
でも、ゆっくり下らないと危ないのでゆっくり下る。
下って、標高が低くなるに連れて気温も高くなっていくのが唯一の喜び(笑)
そして、やっと無事に下り終えれた。。。
地獄抜けれて一安心ε-(´∀`*)ホッ
ずっとブレーキを握りしめていたので腱鞘炎になりかけている。(前回経験済み)
下りのタイムを見てみると、なんと39分36秒!
登りのタイムとたったの10分しか変わらない(笑)
ダウンヒルのタイムとは思えないような遅さ。。。つい、遅すぎやろ!と自分に突っ込みたくなる。
こんなに長い時間、極寒の地を走ってこないといけないのか・・・おそろしい峠だ。
絶対にもう行かん!!←いつも思うが結局、毎年行っている(笑)
でも、冬は絶対に行かないと決心した。
秋のこの気温で、この寒さ。
冬行ったらまじで死ぬ。
寒さで死ななくても、転んで死ぬと思う(^_^;)
平地に戻ってきたぞ~!
下界では、逆に極暑がまっていた。
しかし、体が凍えきっているかずしんにとっては極楽(*^^*)
暖か~い。。
きれいな景色を発見
太陽の輝きが眩しい
光のあたり具合もいい感じ
やっぱり山の上より地上が良いわ。
暑そうな雰囲気の写真だが実際はそこまで暑くない
夏っぽい写真だけど秋だよ。
帰りは宇土方面へ向かう
去年、一人でロングライドをした時と同じ道↓
熊本周辺100キロライド その1
熊本周辺100キロライド その2
熊本周辺100キロライド その3
ひさしぶりに通った
そこで思い出したのが面白いリサイクルショップ屋?さん
最後に見たのが一年前で、地震もあったのでなくなっているかなぁと思いつつ通ってみると。。。
ちゃんとありました~!!
『なんでもは買いません』
相変わらずおもしろいネーミング(笑)
来年も来たときもあっていてほしい。
ここで脚が売り切れ
ゆっくりと帰る
ここの信号かなりイライラ
長すぎ
15分も待たされた!!
改善してくれ!!
帰る頃には日も暮れ始めていた
きれいな景色を撮って帰宅
今日はめっちゃ満足なライドが出来ました!
一人でこんなに楽しめるなんて久しぶり♪
レースに向けての最後の追い込み練習としてかなり頑張れたので良かったです(*^^*)
KOMも取れたので自信もつきました。
レースまであと5日間、最後の追い込みをしながら調整をしていこうと思います。
よろしければ過去の二本杉峠の記事も御覧ください!
斜度がおかしい二本杉峠
久しぶりの二本杉峠
走行時間 3時間45分
走行距離 91km
平均時速 24キロ
最高時速 59キロ
累計距離 4699km
では、また!
2019年2月19日ブログ再開しました。
ブログ再開について
ぜひこちらもご覧ください。
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