Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

緊張 NO 夏

2017年08月11日 | Jazz CD



Back in New York / Doug Raney Quartet




★★★★

#1. I'm Old Fashioned
#2. For Heaven's Sake
#3. The Touch of Your Lips
#4. Skylark
#5. All or Nothing at All
#6. I Wanna Talk about You
#7. Get out of Town

Doug Raney (g)
Michael Weiss (p)
Scott Colley (b)
Kenny Washington (d)

Recorded Oct. 1996



'18 You Tube 大賞 プレイヤー部門受賞の

Doug Raney

やけど
この人はギターは素晴らしい!

今まで紹介した
『Introducing』
『Lazy Bird』 
『Everything We Love』
『The Touch of Your Lips』
どれもが、始まりから了いまで、聴き惚れてしまう表現力や。

このテのタッチやタイムは、初期の Kenny BurrellCharlie Christian くらいしか持ってなかったんやなかろか。

持論やが、だいたい歳とったり、フルサイズのハムバッカー・ピックアップ使いだしたりすると、このテの鋭い感性は失われるんだわさ。



さて、今回の 『Back in New York』
ジャケ写どおりだとすると使ってるギターは
フェンダーのダキストやろか。
同じくジャケ写の、ダグの生気の失せた表情を見る限り、あんまり期待してなかったんスが...

あまりにイージーっちゅーか、スムースっちゅーか、
ジャズコンボとしての緊張感の無さに、予感のとおりポジティブな印象は無く...
「寝るまでのリラックス・アロマみたいなもんか。」
と、実際、そーしてたんスが、
部屋の灯を消し、暗闇のなか2回、3回と聴き入ると、
これが、寝るどころやない、途轍もないギター演奏やとゆーことに気づいた。
静の #4、動の #5 なんざ、ダグのなかでも最上級の演奏>



繰り返しやすが

この人はギターは素晴らしい!!




 


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