Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

JP

2016年04月24日 | Eastman AR-880CE
さて、

プロモーションだか、戒めだか、よーわからんシリーズは

JP



JPって、なにげに凄いっすね。
ジミー・ペイジ、ジョー・ペリーに、ジョー・パスと
シグネイチャー・モデルを持つ大物ギタリストがドン、ドン、ドぉぉーン!!!
うちのJPは、御三家でも、ましてや”日本郵便”でもなく、
ジョン・ピサーノ・モデルDEATH!

確か受注生産モデルで、作られた本数自体が少ないため、店でもネットでもほとんど見かけなくなりました。
前の投稿読み直すと、サラリと流しちゃってる部分もあるんで、
購入のきっかけから、音、演奏性について、改めてひとまとめ。


別の Eastman のフルアコ目当てで、渋谷のウォーキン4Fを訪れ、衝動買い。
ネットで思わず「ポチっとな」はシバシバありやすが、店でそれなりの¥するギターを衝動買いって滅多にないんスけどね。
ヘッドやテールピースのデザイン、漆黒のエボニー指板などなどに魅せられ、試奏をお願いしたんスが、
Polytone アンプから流れる、店員さんのセットアップの音だけで、「買う」と確信しましたな。
お目当ての別の Eastman は結局、試奏もせず終い。


https://www.youtube.com/watch?v=ECrXe_4t91c

その Polytone の音が印象的やったもんで、最初は、巨匠ジム・ホール的、丸くメローなシングル・ノート音を楽しんでやしたが、
しばらく弾いてると、さすがジョン・ピサーノはんがデザインしたギターだけに、アコースティックなリズム、バッキングにこそ、本領があると分かりやした。

https://www.youtube.com/watch?v=S2NzPn-8uZI



とにかくハーモナイズド・ベースラインが素晴らしい。
175のもええんですが、それ以上ですな。
単板削り出しスプルース・トップとトーンウッド・メイプル・バック、
16インチ・ボディに、
フルデプスよりやや薄目のボディ厚
が齎す効果でしょうか。
各弦の分離、まとまりのバランスが良い。
6弦の鳴りには、モタツキ、肥満感が全く無く、軽やかですらある。

https://www.youtube.com/watch?v=hq1gBJ7gne4

そして、特注の Kent Armstrong ピックアップが、これまた良い。
ラウンド・ワウンド弦が発する音の表面の繊細な凹凸を漏れなく拾い、伝達してくれてるし、
ギターのVol.、Tone コントロールをいちいち弄ることなく、指先のタッチのニュアンスで
「シャリチャリ」したクリアーなアコースティック音と
「ファットでメロー」な飽和音
を再生してくれる。
このへんは、大好きなP-90に似てますな。


演奏性については、
ボディ・サイズ、軽さの取り回しの良さ。
スケールと指板幅の弾きやすさは完璧。
もちとネック厚が欲しい気もしやすが、音に影響しちゃいますからね。




 


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