物欲は夏バテ中で、しばらく動きはおまへんので
箱モノとジャズに熱を上げてから
そない日が経ったワケではござーせんが
ここらで、ひとまとめ。
まずは、手にした箱モノの音をランキング。
音の良し悪してぇより、どいつがより好みか?ってぇ色合いが濃いですな。
其々のレビューでは、褒めてばかりなんで、10点満点のポイントも添えてみやした。
距離感をつかんでいただければ。
5が平均点(ふつう)というワケではなく、あくまで距離感の目安です。
エントリーするは、
'68 Gibson es-345(以下 345)
'54 Gibson es-140(以下 140)
'10 Epihone Emperor Regent(以下 エンペラー)
'40's Gibson L-50(以下 L50)
'55 Gibson es-175(以下 175)
'04 D'aquisto DQ-NYE(以下 ニューヨーカー)
'05 Eastman AR-880(以下 JP)
では ドン
【Unplugged】
1. L50 (9.5)
1. JP (9.0)
3. 175 (8.0)
4. 140 (7.5)
5. ニューヨーカー (6.5)
6. エンペラー (4.0)
7. 345 (3.0)
「L50」については
ヴィンテージもの ⇔ 現行もの
アコースティック ⇔ フルアコ
の鳴りの違いが、如実。
「JP」と下位のギターとでは、
弦鳴りと箱鳴りの、音の解像度の違いが、ハッキリ分かりやす。
ラウンド・ワウンドの粘りのある響きがよかです。
「175」は、ラミレートらしく靄ってやすが
今では、JPと遜色ないVol.で、深胴らしい箱鳴りを響かせてやす。
重みのある低音弦と、甘くいなたい高音弦のバランスがとてもええです。
「140」は、こりゃチト別物。
シャリチャリと高音がよく出て、低音は弱い。
で、弦のテンションがちっちゃいんで、とにかく、いなたい。
「ニューヨーカー」の正当な評価は、メンテしてから。
「345」が「エンペラー」より下ですが、ぶっちゃけ、セミの生鳴りはこんなもんですわ。
【Amplified】
1. 175 (9.5)
2. ニューヨーカー (8.5)
3. 140 (8.0)
4. JP (8.0)
5. 345 (6.0)
6.エンペラー (5.5)
突き詰めていくとこの音になる。
P90を載せた古「175」の音は唯一無二。
ニューヨーカーは
今風な「フルアコでジャズ」のイメージにピッタリ。
「140」は、弦のテンションの緩さが音によく表れてて、175に比べ繊細で、とにかくイナタイ。
ただ今、JS112 を張った「JP」で 『All The Things You Are』 を習得中。
トーンと絞った 甘く、丸っこい音がピッタリ。
クラプトンの 『Play the Blues』 を観てから 335 系セミアコの音のどこがええのか??
分からんくなってもたんで...「345」の今は、こんなもん。
上位と比べちゃうと「エンペラー」の音は、”棒”っぽかったですな。
でも、コスパは凄い。