Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

さぁ~んまぁい...

2013年08月16日 | Jazz CD

Exploring the Scene /

The Poll Winners Barney Kessel with Shelly Manne and Ray Brown

「ニコラス・ぺタスやないかい!?」

Exploringthescene

★★★

1960年8月30日、31日、9月1日 Los Angelsは、Contemporary Records' Studio

で録音の4枚目ですな。

3枚目がトンでる謎は謎のままにしといて...

コレ以上、The Poll Winnres のCDが増えなかったのは、

笑えないジャケ写に愛想をつかしたワケではなく、

まあ、アレですな。

スタンダードのカバーが大半を占めるアルバム構成、演奏スタイルもあまり変わらず、

『~Ride Again !』より、レイのベースがノーマルになっちゃってるんで

「もーエエか...」

てゆー。

でも、まあ~アレですなぁ

大概のジャズは”都会の夜”向きですが、このThe Poll Winners 一連の作品は、

"カラッとした青空の下”

が一番、似合いますなぁ~

注)BGMとして流すなら、あんまりVol.を上げたらダメですぜぃ。

  「ん? なんじゃこのベース?」

  って 気になってしゃーなくなりますから。

さて、

トリはもちろん、ギターのバーニー。

Charlie Chiristian PUを載せた Gibson es-350 の音ですが、

1枚目は、わりと丸っこく、ふくよかな仕上げだったのに対し、

2枚目と、この4枚目は、贅肉がソギ落されてて、コードは「クシャ」と、

シングル・ノートは、けっこう硬質な”クリスタル”な響きなんかも出ちゃってます。

それでもやはり、

やさしく

温かい

バーニーの音は共通。

結構なテクニックを駆使してる割に、スポーツ的とか、技巧的とか感じさせない、

陽性の人間味溢れる演奏。


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