日々、ebayにアップされる球を眺めてると、おもろい動向がありますな。
昨年11月、急にRCA Command 5751が溢れだしたと思ったら、数か月で、パッタリ姿を消したり、
似たようなルックスのTong-Sol 5751が、一斉に現れたり。
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ここ一か月は、SylvaniaのGold pinが流行りだったみたいで、昨年、めったにお目にかかれなかったGB-5751が溢れてます(した)。
理由は、
とあるオクが、高値で落札されたのを、横目に見てた売り手が「我も我も」と一斉にストックから引っ張り出してくるのか...
中国からバッタモンが大量に入荷したのか...
後者のほうがリアルやな。
売値は、オークション・サイトのおもろいトコで、ヴィンテージ真空管に全く興味のない個人の遺産処分から、ぼったくり専門ショップまで、売り手それぞれのポリシーで設定されるんで、バラバラ。
単価およそ$20.-~$250.-
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そこで、~その78~の音に気を良くし、~その23~の音に納得のいかない阿呆烏は、とある懇意の売り手から、この2本を空かさずゲット。
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Sylvania GB-5751 Vacuum Tube
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低周波電圧増幅用双三極管
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納得のいかない~その23~ 1本に費やした金額は$109.99.-
このころは、まだ自分のなかでの”相場”ができあがってなか頃なんで、チト払いすぎたな。
今回は、2本で$73.99.-
割とお安くゲットできたんやないでしょか。
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Tested on Hickok 6000A (mini.good : 750 , NOS : 1250)
Tested Tube #1 @980 / 910
Tube #2 @950 / 940
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5F1 & MJTストラトで
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見事、リベンジ成功
~その78~とは違い、こっちは常識の範疇内の5751最上級の音。
~その25~GE JG-5751によく似た、シルキーな耳触りがとても心地よい。
高・中・低音のバランスは完璧。
懸念の低音の抜けもスッキリ。
程よいふくよかさ。
程よい色気に甘味。
もちろん、超低ノイズ。
これが ”The Holy Grail" 本来のサウンド / トーンか。
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実は、この球が到着する前に、終了しちゃったんですが、
写真を見る限り
ゲッター残量=豊富
プリント=キレイに残ってる
相互コンダクタンス=そこそこGood
な、GB-5751 12本が、$250.-入札スタート
オマケで、相互コンダクタンスがmini.goodギリギリな
3micaのSylvania 5751 2本
2micaのSylvania 5751 2本
RCA Command 5751 1本
GE 5Star 5751 2本
を憑けまっせぇ~
っていう、年に一回あるかないかレベルの、阿呆烏にとっては「お祭り」オークションがあったんですが
...
さすがに、こんな出費ばかりしてたら、いつまで経っても、次のギターとアンプの軍資金が貯まらんし、今回のGB-5751到着前やったんで、もしかしたら、あの納得のいかない出音の球が12本手元に集まる事態はイタすぎるな...と見送り。
結局、
スタート・プライス$250.-の1入札のみで誰かが静かに落札していきましたが、12本とも、今回の球の音が出てたとしたら、大当たりやったやろな。
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