出雲の阿国

待ちに待ったNHK金曜時代劇「出雲の阿国」。
第一回目は「かぶく女」だが、私は「（テレビに）かぶりつく女」だった。

堺さんはビジュアル的にすごくかっこよくて似合っていて、
「三九郎さま～」とでも呼びたくなる雰囲気。
髪型も個人的には沖田総司の時より好きだなあ。

終始怪しく冷たい眼つきで、久々に黒さを堪能。
こういう役を待っていたのだー！　　
NHKだからそれほど感じないけど、けっこう色気のある話でしょ？
NHKじゃなかったら、もっとスゴイことになっていたのかも・・・？？
そんな大人の堺さんももっと見たい気がする。（「張り込み」ほどじゃなくてもいいけど）
でも菊川怜さんがそんなに色気があるカンジじゃないので（失礼）
やはり限界はあるかなあ。

堺さんの場面で細かいことを言うと、夜中のラブシーンの後。
全体的に光が赤っぽいのだが、なーんか当て方がイマイチだ！
堺さんが年とって見えたよー！けっこうアップがあったのに・・・

何度も出てきた合いの手（？）の声、あれは吹き替えなのか気になるところ。
最初の方は「あ、吹き替えだな」と思ったのだが、
後の方（阿国の早変わりの時）を見ると口の動きがすごく自然で、もしかして本人なのかなーと。
語尾の高い声は堺さんの声っぽいし・・・
それと「帰るのじゃあ！」の怒鳴り声。ビックリ！
山南さんの「軍議ではないかぁ！」よりも迫力～！
私が阿国だったら腰抜かしてます、きっと。
でも強い女は叱ってくれる男性に弱いんだねー。

物語全体に関しては、特に感想はナシ。
まだ一回目だし。

来週は阿国が●●●るようで、またまた三九郎の黒さがアップしそう
このまま最後までこの路線でいってほしい。（原作読んでないので淡く期待）

・・・あ、主役は阿国だったな（笑）