暗い谷沿いの 杉林に入ってすぐに
”ジッビィ・・ジッ ビィ・・”と
近くで鳴く鳥がいます。
振り仰ぐと すぐ側の木の枝に この方
サンコウチョウ(三光鳥)の雄が止まって
確実に 私に向かって鳴いています。
しつっこく しつっこく すぐ側で・・
人間が珍しくって 観察してるの?
とも思える挙動ですが まあ普通に考えると
けん制されてます。
きっと 近くに巣があるのでしょう。
枝から枝へ ヒラヒラと飛ぶ姿は
まるで大きな蝶のようでした。
おかげさまで 私にとって初めての
貴重な写真が撮れました。
帰り道でも 同じ場所で
同じ彼に ひつこく叱られて・・
スミマセーン・・と 降りて行った私でした。