午後の暴走選車の前に
焼きそばを作ってみんなに食べて〜と
その間に筍を掘るといいだした。
長男に手伝えと叫んでるけど
はらぺこでかわいそうで…
ご飯を食べないわたしが代わりに
走って参戦してきたたけのこ堀
さすがに嫁に来てこれだけ経つと
ひとりで掘れと言われることもあるし
ただ最近の力ではうまく掘れず
運び屋に転じることにしました
オレ様の掘ったタケノコを運び屋
アク抜きのため大釜をスタンバイして
大きな鉄鍋洗って…かなり重たい
ダッシュで家から新聞紙と包丁を取り
それを使って火をつけたりした
大きな鉄鍋お水を入れて乗せた…重すぎ
次にたけのこ切り皮むいてさ
鍋にどんどん投げ込んで
そうそう米糠忘れずにって感じで
火もいい感じに強くなり
って思ったらオレ様怒り始めた
?
「てめぇ何やってんだよ」
「何年これやってんだよ」
「この向きに鍋置いたら取手が熱くなるだろ?」
「やる気がねえからこんな風にやるんだな」
「適当なんだよ」
「どけよ邪魔」
で…鍋の向きを変えようと持ち上げたら
重かったみたいでよろけるオレ様
結局は釜をバラしてしまうことになり
軍手やらペンチを持ち込んで
釜を作り直してるから
わたしが濡れた火のついた木を
取ろうとすると「なにやってんだよバカ」
どいて自分で火のついた木をとるオレ様
釜を組み立てながらも文句をいい
重い鍋を持ち上げて乗せる
「てめぇはやる気がねえからこんな風になるんだよ」
「よけいなことが起こる」
『だからさっき言ったじゃん?
重いからうまくおけないからやり直してって』
「しらねえよ…そんなこと」
「てめぇがいるとロクなことねぇ」
「あっちいけ」
「視界に入ってくるな」
それではってことでおうちに行って
お風呂でもつけておこうかなってことで
焼きそば食べたお皿のお片付けしたりと
いろいろしてましたら
家に戻ってきてまだ罵倒はつづく
「今日はもう車見にいかねぇ」
「オレはあの車がいいんだからあれを買う」
「それが嫌ならてめぇは乗らなくていい」
「てめぇの好みなんかどうでもいいんだ」
「なにが赤い車がいい!だよ…ふざけんな」
「てめぇの好みの車なんかぜってぇ買わないからな」
そう大声で怒鳴りまた外へ行きました