アウェー大将 アルビに危機感を抱け(vs 横浜FC戦)

この試合の第一印象は、危機感を持てという事。
何が危機感なのか。
最も得意とするカウンター攻撃の連続での不発。
これはイカンデショ。
勝ちました。
素直に喜びたい。
が、根本の問題が頭を持ち上げて来た。
下手をすれば、あのレアンドロ・ドミンゲスにやられていたのだ。
そして個人的には昨年躍動していたサチロー、途中交代の新太の動きに鋭さがない。

横浜のスタメンです。
前線のイバ、レアンドロ、松浦(磐田と福岡だったか)が怖い。
一方、アルビは

トピックスは達也に代わり、前節ベールを脱いだシルビーニョの先発。
先日の練習試合で大学生相手にハットトリックを決めた事で、ようやくエンジンがかかってきた模様。
この試合がアルビの序盤戦のターニングポイントになると予想。
チームの方向性が、ではなく、如何に片渕サッカーの具現化が果たせるかという事。

いきなり魅せた。
シルビーニョ!!  こんな選手がJ2に? 魅せる!!!
いつ以来だろう。
ユーティリティーというか、マルチなプレー。
相手の予想をいい意味で裏切る頭脳プレー。
横浜の選手がいきなり戸惑う。
そこへレオナルドが躍動。
最初の数分でビビッときました。
こりゃ最強になる可能性も出てきた。

で、先制は相手GKのミスで始まる。
ミスではないのだろうが、そうせざるを得ないような攻め。

エリアの外まで引き出される。
そしてGK不在のエリア内でファールを犯す。

このあたりはレオナルドのファインプレー。
計算高い男だ。

PKは無いでしょう!!という抗議も実らず。


開始１０分でPKで先制。



レオ・シルビの両雄叫び!!! にこの先の夢を見る。

その後も何度も決定機はあったものの、決められず。
その立役者は高木であり、カウエでありそしてシルビーニョ。

が、好調時に穴。
相手の高い位置からのプレーからクロスを出され同点にされる。
その時のプレーで相手についていたのはまたまた新井君。
ここだろうな。
何度も見たが中央に出されたパスに１歩遅い。
これがプロなのだ。
グラウンダーに反応が遅れた。
ボールウオッチャーになってしまうのか?
通されたらまず失点する位置。
今後の修正点というか、痛い勉強代でした。
(本人が一番分かっているだろう)

試合はこのまま前半終了。
あれ? 勝ち越し弾なかったの? と思ったくらい、アルビはしっかり攻めてたんですけどね。
横浜にボール持たれでもほとんど怖くなかった。
それだけDFはハマってたんです。

後半、ジリジリする場面が続く。
特に６０分過ぎ、レオナルドが貴章と交代した辺り。
いきなりシフトアップというか、こうやって攻めるパターンもありますよと。
貴章の抜け出し、そしてカウンター。
１対１が増えるものの、貴章は貴章でした。
決められず。
やばいよやばいよ!  と。
そして、とうとうここで選手交代。
高木とヨンチョルの交代。

涙ものです。
横浜FCに在籍していたヨンチョルをアルビが獲得。そしてブレイクした。
ヨンチョルも昨日裁判の判決が出てほっとしているでしょう。
(大宮時代の収入(7000万円ももらってました)が脱税に当たるという裁判→最高裁が無罪判決。)

スカッとしての登場です。
が、やっとこれから慣らしをするかという感じでした。
決着は終了間際。
今日は引き分けかぁぁぁ、と思った時間帯に、セットプレーから生まれます。

FKからファーに上がったボールに貴章が競る。
これが相手DFの背中を叩き、中央へこぼれる。

そこにいたのが・・・カウエ。


そのままボレーで叩き込んだ。



待望の勝ち越し。
そして勝利。勝ち点３。
こうやって勝ちを拾う泥臭さ。これがアルビの持ち味になる。

それにしてもレアンドロはいつものレアンドロ。
悪態つくのは相変わらず。それでもうまいんだけどね。
これでアウェーは負けなし。
そしてシルビーニョの実力も分かった。

心配なのは先にも書いたサチローと新太が去年ほどでないという事。
脅かすところまでいかない。
交代しても結果が出ないからかも知れないが、どっかできっかけをつかみたい。
でないと、場合によっては他の外人とかに取られるぞと。

頑張ってくれー。

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さてバスケBリーグです。
今日明日と長岡で１位２位の直接対決、川崎との決戦。(これも現地で見たい、がチケット取るの大変なんすから)
結果、勝ちました。
水曜と合わせて２連勝です。
日立に連敗してどうなるかと心配しましたが、ファジーカスをしっかり抑えて勝利。
これで４ゲーム差に広がり初の中地区優勝もかすかに見えてきました。
痺れます。
明日もテレビ観戦ですが、頑張ってもらいましょうかね。
五十嵐、最高!!!