これほどまでに相手を置き去りにする鋭いカウンターをお目にかかったのは2004-2005年にかけてのエジミウソン以来。
しかし今年は当初カウンターではなく、左サイド、右サイドを突破してのクロスに合わせる図式。
これが後半の中断以降、ガラリと攻め方が変わった。
いや、相手によって攻撃パターンを変えられるようになった。
特に前節横浜、ナビスコ杯の清水戦は相手の出方を見ながら左右からの安定した攻撃が見れた。
だが今日の川崎戦、菊地をボランチに持ってきたからこの形態が前がかりになるかと思いきや、さにあらず。
その図式は前半までの話。
前半も途中から川崎に中盤支配されるようになってその攻め方を一瞬にして変えた。
あえて前半の評価はイーブン、ではなく川崎の6:4、決してアルビは良くなかった。
その実、稲本の大チョンボがなければ逆にリードを許していたのだ。
それだけ中に切れ込まれると対応が後手になりかけていた。
ヨンチョルには常に2人がついた。
そこにフォローに来たのがミシェウ。ただエリア内だったのが川崎の不運。(PKは外れたので事なきを得た)
これで前半は終了。
後半は一転して川崎の優勢。
中盤から前線へのパスが良くつながる川崎。
中央が楔になって左右へ振られ、そこをジュニーニョだったりが抜けてくるわけで、この守備でかなりヒヤヒヤする。
しかも武田のセービングが中途半端。余計だ。
これで川崎の攻撃に拍車がかかる。
が、コレが今回は川崎にとって逆にマイナスとなってしまった。
前に人をかけた。それまで守備参加していたロペスか中盤で張っているのにそれほど脅威は無かったのだろう。
ところがボールを奪われると一転。
この奪われる場面が最悪。中央でミシェウが相手を抜き去り2対2に持っていくが、あまりにもスペースがありすぎた。
1点目は左から余裕で持ち込み、最後は緩いプレスの中、ミドルが相手に触ることなくゴール。
このゴール、開幕時のアウェーセレッソ戦と全く同じ。絶対決める自信があるのでしょう。
ロペスにとっては得意な角度。絶対決める辺りがこれまでにない助っ人のレベル。
またここまでお膳立てしたミシェウもグッジョプ。
この二人のホットラインはすばらしい。
ロペスにパスする前に後ろの菊地は右サイドに指示してたんですけどね。
2点目も亜土夢が奪ってから迷い無く真ん中のミシェウへ。
ここから今日の神ミシェウの始まり。
あのDFの抜き去り方は何度見ても気持ちが高ぶる。
いつもならあそこで阻止されてまた逆にピンチになっていたんですけどね。
ということは、川崎のCBって・・・。
菊地が退場してからはより守りの時間が増えて心臓に悪かったんです。
川崎の相馬監督はなんで小林悠を先発させなかったんだろう。
これが今日一番の疑問。
あと20分くらい投入が早かったら確実に同点以上にされていた可能性が高かったわけで。
それくらいワタシ的には小林悠を買っています。(敵ですけどね)
いずれにしても中盤から後ろの空中戦がほぼ五分だったものの、奪われてからのクロスが
アルビよりもちょっとアレだったので大分助かりました。(汗
この戦い方はガンバ、名古屋に対しても同様かも。
福岡、甲府に対しては前者の戦い方になると予想します。
体力が無くなる後半、この戦い方は相手次第で結構面白いかもしれません。
DFはたまったもんじゃないですけど。
それと大輔、高徳いないと無理か。
tp://www.nhk.or.jp/sports2/tennouhai/olpg/olpg.html
予想どおり
「湘南対福岡大」BS1で19:00から生中継
3回戦ダイジェストも同じくBS1で21:00から生中継と。。。
? 天皇杯は延長戦やPK戦もあるはずだが?
答えはかんたんBS1のマルチ構成Ch102で放送とか。。
試験放送用か?どうかわからんがついでに19:00から同チャンネルで「アルビ対松本山雅」を生中
継とか。。。(チェンダイさんテストなら10月18日の中日対横浜戦のBS1のマルチ構成Ch102で阪神対燕戦やっとりますのでどうぞ)
○ツアーバス
そして。。。フロンターレ企画の完全パックリとアルビ史上初の試み?。。。ツアーバスにアルビ君同伴と。。。(勝ったからしゃれになるが。。。)
tp://www.albirex.co.jp/tools/page_store/photodiary_4159.html
比較(やっぱ本場の方が年季が入ってるは。。)
tp://www.frontale.co.jp/diary/2011/0731.html