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子供の未来のために!

ゼロ歳から青年期までの子供の教育
 -----Cheiwen老師の課外授業----

ゼロ歳児~14歳まで子供の教育内容

2009年07月17日 14時24分18秒 | 教育

親が子供の未来を決める!暴走、引きこもり、いじめられない、過労死しない ! 才能を伸ばせる!子供に育てるにはどうしたらよいか!を書いています。
CONTENTS(内容)
※赤ちゃんの育て方は「NEWSWEEK」 誌の特集号
「ゼロ歳児からの教育」を参考に加筆、編集したものです。    
入口は右下の最新記事から
   選択して下さい。
 パソコンの場合F11で拡大できます。
※日記風ブログと違い、再編集するたびに順序が変わります。
 --------------------
◆赤ちゃんの教育1ーA&B ★<ゼロ歳から)
発達/タッチケヤ-/子供の機嫌が良くなる曲/ 母性とストレス/ 子供の性格形成/しつけと親の対応/ 引きこもりの子の親の特徴
-----------------------
◆赤ちゃんの教育 2ーA&B ★<6歳位まで)  
社会性/遊び/言葉/栄養/危険回避
-----------------------
◆久保田カヨ子の「天才児を
  育てるゼロ歳から
の育児法」★<0~5歳対象
-----------------------
◆赤ちゃん・子供の安全
------------------------
◆子供の教育 1ーA&B      ★<6~12歳対象>
  
「思春期」「塾批判 「学校批判」 「親について、その現状」 「学習能力向上策」「教育、日本の現状」「世界トップの学校教育」 「今、子供に必要なことは」「社会性・PQ 向上策
------------------------
◆子供の教育 2 A&B      ★<8~14歳対象>  
親の指導法、 親子関係における心理的葛藤と矛盾、条件つき指導の問題/ストロークとは/スロークと甘えの関係、
★人生脚本/禁止令/禁止令の影響/親の影響、 実例/いじめる側の心理

★幼児虐待の原因とその背景/ ★引きこもり、家庭内 暴力
●参考文献
-------------------------
まえがき/あとがき/
おもいつき

 

 

 

 

 

 


カヨ子の育児法

2009年07月13日 11時13分51秒 | 教育

 
  カヨ子のゼロ歳から(5歳まで)の教育法 
      
   
「エチカの鏡」で有益な幼児教育法が放送され
 ました。追加放送中です。
 (他の局でも紹介特番がありました)
 私が日頃感じている事や、一部紹介した内容も
 あったので補足(カッコ内)して
紹介します。 
  (一部アレンジしています)

「カヨ子の育児法」(S7年生まれ)、
 
夫は、京都大学名誉教授、脳神経科学の世界的
 権威、久保田競。

 東京目黒区自由が丘、ゼロ歳からの教育を
 行う塾「くぼたのうけん」での実施内容
 
 効果:「子供がいろんなことに興味をもち、
 毎日新しい事が出来るようになった」。

久保田カヨ子さんの「くぼたのうけん」では、
5歳を過ぎてしまったら、引き出しにくい
能力があるといいます。



  1 おむつを変える時は、顔を見ながら
  「必ず声をかける」
   これ以外でも、話す時は、必ず視線を合わ
    せる。(14関連)
  「表情に注意」子供は親の表情でストレス
    を感じます。
    (実例:幼児教育を教える大学の講師の子供
   が、鬼を指差して、ママと言ったいったそ
   うです、本人の講演より)

  2  「いないないば~」は、1日に5回以上 
       行う。
   (脳の刺激に有効です)。
  (期待感や推測などの能刺激になります)


 3 子供の服は「カラフルなものを着せる
   (心理、性格に直接反映します)
   (原色系を、最近は親の好みで地味系が
      多いのが実状です)いつか色の特集をし
      たいと思っています。


 4 「おんぶをする」(親の行動、視線を
      肩ごしに見習います。

   スリングが流行してますが子育て経験者
   は、おんぶをする人が
多いと、福祉関係
   から聞きました。

   親の体力が問題です、抱っこ帯を使用
   している親子を見て、思わず「かわい
   そう」(赤ちゃんが)」と叫んだ人もい
   ます。
 
   子供の視線の方向や、成長期なのに窮屈
   感が問題!
   おなかにいるときと同じ姿勢と保健士の
   人は言うけれど、おなかの中と違って
   重力がかかります)。


  5 「幼児語を使わない」。
   (言葉を飛躍的に理解する時期、英語は
    幼児語なし)
   余談ですが、私の親戚の子は父親の
   ことを”チチ”と呼んでいます)  


 6 ハシや、鉛筆は「正しい使い方を見せる
     ことから始める」(いきなり強要しない)
   (本人の視線と同じ方向から教える
      8参照)、将来とても大事なことです
      が果たして親の関心は?親自身は?)


 7 「どっちが好き?」と質問する。
    (自分で選択し、考えさせる習慣をつける
     親が先走ると間違いなく決断の出来ない
     子になります。
 
   別稿「子供の教育」の中で「禁止令
    (決断するな)」参照)。

  
  8 遊ぶ時は向き合って、教える時は背中
     から(同じ視線で)いけない事は段階
     を追って真剣に叱る、但し感情に任せ
     ないように!


  9 「おおきくな~れ,ちいさくなあ~れ」
      とか、紙を小さく破く遊びや、同じ
   色 ひとつのリングに入れる遊びなど、
      言葉と動作を同時に行うのは「前頭連合
      野」(行動と感情の制御を行う脳)を
      鍛える。

  10  親がSTOPと言ったら「行動を静止
     する訓練」(NO、GO行動)を行う。
    前頭連合野が関わる危険を回避する対
     処行動の重要な基礎訓練。


  11  オモチャのガラガラは近くで(赤ちゃん
      は近眼)ゆっくり動かす、赤ちゃんが目
      を動かすこと、目を一点に集中させる事
      が脳(前頭連合野の中心視)を鍛える。
    (速く動かすと効果がない)

 12 生後8ヶ月以内にストロ-飲みをさせる
    と舌や唇びるの動きがよくなり、呼吸や
     発音、発声の上達に役立つ(唇筋は、副
     交感神経を優位にし心理的にし落ち着き
    顔の締まりを良くし、唾液の分泌や、脳
     の刺激にも関係します。

   
最近は保育園や幼稚園、
    小学校でもハーモニカを使っていません
 
 他の事情もありますが、吸うことが出来
    ないという理由もあると聞きました) 


 13  話すときは視線を合わせる(6ヵ月たつ
     と親の表情に影響される、つくり笑いも
      します)
   親が機嫌がいいかどうか、赤ちゃんは常
      に見ているので表情に注意!
     親が積極的に話す事で、赤ちゃんの理解
      力は飛躍的に進歩(9ヵ月から)。


 14  いろんな音を聞かせる、いろんな匂いを
     かせる、いろんな味を味あわせる
   この場合良い悪いではなく。
   (都会の子供は違う世代間の大家族 
    (保育園、幼稚園の同世代間では社会性は
     期待できない)や、自然体験(風や波の
     音など)の機会が少なく前頭葉の発達
      が遅れる。
 

 15 テレビを見せる時きは必ず親と一緒に

     ひざの上に載せて同じ視線で!
     子供が興味を示すことは何度も見せて、体
     を動かせ、真似をさせる(脳の神経細胞が
     活発化する)、1時間見せたら15分休ま
     せる。同じことを長くさせない。
    (欧米ではテレビは隠しておく)
   (
間違ったテレビの見せ方や子守り代わり
     に使うとあとで自閉症などの問題をおこ
     す場合があります)


 16  歩き始めたら、時計は秒針のついたアナロ
    グ時計を見せて、おやつの時間、風呂の
   時間、買い物の時間など行動の前に針の形
   を覚えさせる。
   (これをしておかないと小学校に行ってア
     ナログ時計が理解できない)
 
    特に買い物は目標意識をもたせる事で
    「泣き落とし]「わがまま」の防止に役立
     つ 時間を区切って楽しい目標を設定し終
     わらせると集中力と目標意識が身に付く。


 17  デパ-トなどはいろいろな思考の組合せの
     刺激になります。
   この際ベビ-カでは視線が低すぎるの
   で、だっこの位置で!
   (この努力があとの教育で楽になれます)


 18  オモチャは与えすぎないように(集中力や
     興味、注意力を分散させる)
   オモチャ以外の日常の家庭用品でもオモ
   チャ変わりになる。
   赤ちゃんは見るもの触れるもの全てが
     オモャになります、この際、親が遊び方
     を教える こと。

 

 19
  早くから歩行器を使うと平衡感覚が身に
     付かない、うつぶせや仰向けにさせたり、
     柔 らかいところで転げさせたり、だっこ
     してジャンプさせて両足をつけさせたりし
     て平衡感覚をつける
     ガニマタのハイハイでは立つ能力が身に
     付きません。
    (最近子供にゴルフをさせる親が増えて
    いますが、ゴルフの基本は、
平衡感覚
    です)



 20
 風呂の中にはオモチャを持ち込まず、
  水遊びや体を順序よく洗わせることを。



 久保田カヨ子@エチカの鏡(検索の内容の一部

 久保田カヨ子さんと、久保田競さんは、本も出されていています。
「すぐれた脳に育てる―手と指の実践トレーニング33」
「赤ちゃんの脳を育む本」、「2~3才からの脳を育む本―おうちで出来るカリキュラム満載」、「最高権威が語る!
図解 脳を良くする小さな習慣」


序章 脳の発達と感性
第1章 身体を動かす-自由を重視して、行動させる
第2章 見る(観る)-見る感覚だけでなく、複合感覚でものを覚えさせる
第3章 におう(嗅覚)-嗅覚を鍛えることは危険を察知するのに大切
第4章 聞く(聴覚)、話す-聞かせて、話させることを繰り返す
第5章 ふれる(触感)-いろいろなものを手探りさせて経験を増や す
第6章 数学的センスを鍛える-楽しく数学の感覚を磨く
第7章 食べる-吸啜(きゅうてつ)反射と脳の発達
第8章 しつけ-愛情を十分に与えながらしつけることが肝心
終章 パソコンと幼児教育



 --------------また補足します-----------

 


子供の教育2-B

2009年07月12日 23時03分48秒 | 教育


----------子供の教育 2-A の続き-----------
    CONTENTS

  禁止令の影響を知る/親の影響、
   実例/いじめる側の心理/
  主知主義の影響
    幼児虐待の原因とその背景/
    引きこもり、家庭内暴力/
    参考文献

 

幼児期の葛藤場面(外傷体験)を再体験して
禁止令の影響を知る。

問題となっている言葉は誰と話している時か?
そのとき何を言われたか?
厳しく父親から叱られている場面。
「もう、お前は私の子供ではない」、と
言われている場面。

親の夫婦喧嘩で自分が不安になっている場面。
親の死に接し、周囲から,「しっかりせよ」、
といわれた場面。
 
この様な状況の中で、どんな禁止令を使われた
かを自分で探ってみる。     
   
より性格に影響し、今の気持ちを味わったのは
何才頃の事で、何が起きたか?
この様な状態と、現在の問題とがダブル場面を
捜す

ある場面から検索する…
親の反応はどうであったか?
例 :遅く帰宅した時,口答えした時,ケガをした時,                 
 例:4才頃に受けた,親からの矛盾した命令を
    処理できていない自分 。


★悪いことがわかっていても、
  やめられない原因!

言葉のわからない頃に受けた、ゆがんだ自己像、
否定的自己評価。
子供のころ反抗が出来なかった抑圧された攻撃性
 これらが顕在化すると,
 無意識の罪悪感が働き自己処罰のゲームをする
※おとなしいいい子は,すごい反抗心を秘めている
 
------------ 親の影響、実例-------------
 1.父が厳しかった看護婦…厳しい男性の上司
     に正論が言えない、男性恐怖症。
     父(男性)との接触が少なく上司の優しさ
     に気づかない。

 2.職人的な父をもつ医師…客を名前で呼べな
     い医師、3度の生死を分ける交通事故に
     遭っても無謀運転がやめられない。
    (自己規制と自信過剰の交差)

 3.父が能力を認めなかった教師…人に対する
     強い対抗意識(能力の証明)
    このままだと離婚もしかねない事に気づき
   父を許す事で自己変革)
 
4、一卵生双生児、愛情の少ない方の子は成長
    度が低い。

5、愛情遮断性小人症、夫婦が和解すると背の
    高さが一致した。
 
6、父親に養育されると男性に対して肯定的な
    子供になる。
 
7、母親の「…してはだめ」「早く、早く」で
    育てられた結果。
    銀行系、コンピュ-タ-の仕事、30代、
    中流以上、判で押したような生活。1人
    息子、1人娘に多い。
    妻を大事にする、好かれていなければ、
  安心できない。

    自我のコントロ-ルが固く開放出来ない。
  批判によって傷つきやすい。
  創造的な趣味を持つ。
    非接触的な愛を好む。


  ????何故いじめは起きるか?????
 
------------いじめる側の心理--------------
  
参考:アマデウスシンドローム(文園社)

 愛されたい症候群。
生活の中で依存したくなる自分を我慢して努力して
いる者ほど、弱くて甘い者に腹が立つ。

甘えられなかった感情(弧独と依存心)をすっきり
したい気持ちがいじめに発展する。

 攻撃、虐待…校則による管理、偏差値教育による
 生徒同士、親子、夫婦間、教師のいじめ。

苛められた子は「対象」を見つけて自分の気持ちを
解消するまで苛める-----(幼児虐待をする親)。

依存心、孤独感を満足させるものとして期待する
関係…恋愛、結婚または母子関係、※宗教など。

 -「長崎小六女児殺害事件、加害児童の特徴」-

対人性に関心が薄く、欲求表現が乏しく 激しく
泣く事もなく、甘える事ともなく抱っこをせがむ事
もなく、おもちゃやテレビで一人遊ぶ手のかからな
い子。
安心感や愛を基盤とする対人関係や社会性、共感
性が未熟。

--「小学校時代にいじめを受けた子の絵」-------

 木の根元が裂け、鋭い枝が雷を受けたように垂れ
下がり、傍に目にない男児が泣き叫ぶように口を
あけている。

神戸の連続児童殺傷事件の加害少年が描いた絵は
------------------雷光----------------

--------幼児虐待の原因とその背景------
 幼児の心理
1才以降、自立欲求と、愛情不安が交差し親が当惑
して拒否反応すると、子供は、感情的な動揺、敵対感
が激しくなり、母子関係の不調和が、生じやすくなる。
 
--------------- 母親の心理--------------
32%がウツ傾向。
父親が非協力的。父親が暴力をふるう。

育児に協力的な夫に対しても、妻は精神的な支援、
やコミュニケ-ションが足りないと感じている。
忙しい子育てに、会話が不足がちになる。
夫の思いやり、不安を共有できる友人が必要。
※多くの虐待は子供が3才までに起きている。
 
 ------------幼児虐待のタイプ------------
※1 産んだ子供に対してすべて暴力的。
※2 ある子供には暴力的、別な子には母性的。
 3 原則的には母性的だが時に暴力的になる。
     虐待的になる。
  4 自制的に母性的に努力する。
     1と2のタイプが事件を起こす。
 
 ----------------対処法----------------
      怒りや悲しみに対してちゃんと処理する。
  1 自分を取り戻す。
  2 自分を生きようと呼びかける。
  3 さまざまな感情を感じ取り、否定しないで
     吐き出し、昇華する。

 ーー────引きこもり、家庭内暴力────
 脳の働きは知性、情動、情操、創造の調和が大事、
このバランスが壊れると!
 失感情症:感情とそれを統制する知性とが結びつい
ていない。
白け(別に…)無責任、無感動、無関心、情動の暴走
→自己破壊的に→親を殺す。
 現代の教育は、主知主義(知性のみが評価される)
 現代は、知性の脳…知育偏重、技術文明の暴走の
 時代。 

  ※感情は、抑えられると生命力を攪乱する。
  「感情生命感」は記憶を良くする。
  動物的なエネルギー、煩悩を知性を通じていかに
 出すかが課題。
  自由によく遊んだ子は、感情生命感が充足されて
  いる。
  建築家の安藤忠義氏は、野山で良く遊んだ。
  南無阿弥陀仏…左右の脳の合唱・ハリは脳の
 バランスを取る。

  親子などの世代間境界が適切なときは、健全。
 壊れると…登校拒否、家庭内暴 力。

  条件つき教育:期待どうりにすると可愛いがるが
 失敗したらボロくそに言うと登校拒否 。

 子供のころ反抗が出来なかった抑圧された攻撃性
 が顕在化すると,無意識の罪悪感が働き,自己
 処罰のゲームをする。

  甘えたくても甘えられない者は、噛みつく→ゆとりを
 持って受け入れること。

  噛みつきも、怒らせる事も、交流の動機は承認を
 求めている。
  ごく自然の教育的な言葉が人をダメにする。
 (劣等感は,不適応行動を招く)。
 
  「ほらほらダメねー失敗したでしょう」…親の立場
 での発言ではない。
  「急げ、頑張れ、しっかりしろ、完全に」
 (例・過剰期待で失敗する)
  母親の「…してはだめ」「早く、早く」で育てられた
 結果は、自我のコントロ-ルが固く自分を開放出来
 ない。批判によって傷つきやすい。
  被害者意識…他罰主義…相手を悪者にする…
 自己愛→閉鎖


  リフレイミング:Reflaming  言い方を工夫して良い
 ほうの考え方に変える。
  説教 はマイナスのストロークだからよくならない。

  問題と直面する事を避、悩まないと症状が出る。
 (例登校拒否)

  愛されたい症候群:生活の中で依存したくなる自分
 を我慢して努力している人ほど弱くて甘い者に腹が
 立つ。
 
  参考文献------------------------------
   こんな子供に誰がした(潮文社)
   E・バーン「人生ゲーム入門」河出書房
  わかりやすい自己実現への再決断…紀伊国屋
  
    「子供に手を挙げたくなるとき」学陽書房
    「地上最強の子育て作戦」山手書房新社
    「子供の愛し方がわからない」講談社 
    「親になれない」朝日新聞 
   「子供の虐待」朱鷺(とき)書房 
   「ハートに直接タッチして」世界文化社
   「親子のふれあい心理作法」適正科学センター
   「心のカロリーブック] 適正科学センタ-
     TEL086-231-2658直接申し込み
    杉田峰康,講演録

  .........Till Me meet agein
...........
      お奨めの曲をどうぞ!
 http://www.youtube.com/watch?v=JxonddhHy1U

 


子供の教育2-A

2009年07月12日 17時32分51秒 | 教育


子供の育て方2ーA (3歳~14歳、親子関係) -
 
  ★子育てのゴールデンエイジは、4~12歳
    
        CONTENTS
        親の指導法  
        親子関係における心理的葛藤と矛盾
      条件つき指導の問題
       ストロークとは/スロークと甘えの関係

-------------親の指導法----------------
 
「こうしてくれたら」という理想と現実の子供を照らし
合わせる評価が、 子供にマイナス評価を与える。
  公式: 理想ー現実=自己否定感(負け犬)。

 ×悪い例---------------------
  「早くしなさい」「だめ」「がんばりなさい」
  理想に近づけようとする言葉は、
  悪い結果を生む。

 ×悪い例---------------------
   親が、子供に話す時に多いいのが、
  「あなたは~ネ!」の (断定的な言い方)--
   You massage communication. は、
  子供の自己否定感につながる。

  ○良い例----------------------
  例:「がんばったね」「早くできたね」
  「もう少しこうしたら」など。
  子供を勇気付ける
 「ポジティブコミュニケーション」が必要。
 
  ○正しい言い方------------------          
 「私はこう思うけど、あなたは、どう思う」-- 
  I  massage  communication.
 この話し方なら話し合いのきっかけができる。
    これが子供の自己肯定感をつくる。

 「貢献感(自己の存在感)」「共同感覚(仲間感)、
 社会的関心)」が育ってないと、自己中心主義に
 なり社会的問題を起こす。
  
  ○叱かり方----------------------
 「こうやりなさい」人格をしからないで行動を叱かる
 「こうした方が良い」と、代替案を示す。
 この叱り方なら、きつく叱かっても良い。
 
  -----親子関係における心理的葛藤と矛盾-----
 
  二重拘束:「私の言うとおり自発的にやりなさい」
 (親の矛盾した指導)

  転移させる:自分でも気がつかないうちに、昔の
 親子関係の感情を再現させる。
  過去を繰り返し、退行する。
 (父親が怖かった、が男性が怖いに)。
 
 体言葉:母親と一緒に居たい気持ちが腹痛に。
 愛情が満たされない時、食べることを代替として
------過食症に。
 
 投影同一視:赤ちゃんが不満があるが、言葉で
言え ない時、母親を怒らせる行動を起こす。

---両極相反:相反した感情が共存したとき---

 几帳面とルーズ、優越心と劣等感・愛と憎しみ、
 やる気と、怠け心。
自立と甘え:甘えたくても甘えられない時に噛み
つく、 ゆとりを持って受け入れる。
流の動機は承認を求めている。

条件つき:親が良く使う手として、取引がある。

例えば「野菜を食べなさい、そうしたらデザートを
あげる」。
  
何々してくれたら、何々する。という、この考え方
が、子供の性格形成に悪影響する。

 ※条件つき指導の問題
 親は、結果に注目して心の成長過程に関心が
ない。 
 すぐには成長しない、経過を見守るのが親の役割      
       
 期待どうりにすると可愛いがるが、失敗したら
ボロ くそに言う、結果、登校拒否になる。
       
 行為ではなく人格そのものに対しては,無条件に
    認める。
    (または、慰める)
   (無条件の肯定的ストロークを与える)。
 
 -------------ストロークとは---------------
  --役に立つストローク--
  接触(おんぶ、だっこ)。承認(ほめる、励ます)
 刺激(勇気付ける)ような働きかけのこと。

  --マイナスのストローク--
 叩く、にらむ、叱る、非難する、軽蔑する
  
    --きついストローク--
 無視、無関心、取り合わない、取り合わない     

 ストロークがないと、マイナスのストロークを
 求める。
 自分に対する感情の処理が出来なかった場合は
 自分に対し否定的なストローク(tバコの吸いすぎ
 過度の飲酒など)をする。
  
   共感の重要性
    
 私はOK、あなたもOKというプラスのストローク
 は情緒的健全な人間を育てる 。
 
  人はプラスのストロークに反応する時、ー番
  変わりやすい。
 顔を見る,最後まで 聞く。

  無条件の肯定的ストローク…
  怒りの処理の仕方が問題、
            
  激怒は、自己愛人間の特徴。
  怒るか,怒らないかを選択し怒りをキャンセル
  我慢するのでなく怒りの処理の仕方を工夫する

  感情は、行動に影響する、だからいい  気持ち
  の状態を保持にしておく。
  
  反抗に対しては「あなたは拒否したいのですね」
 と いう捉え方を。
  怒らないで「あなたは、私を怒らせ様としている
 のですね」
 
 スロークと甘えの関係…《ゆがんだ甘え》

 甘えが満たさない時は…すねる、ひがむ、
 ひねくれる。自己主張できない時は…噛みつく、
      
 存在を無視された時は…食ってかかる、なめる等
 言う(口との関係)。  
  自分に対する強迫心理甘えたくても甘えられない
 しつけが厳しい時、 囚われる、こだわる、気にする
 気がすまない、気がかり。
   
    --- その他…-
悔やむ、恨む、執念深い、うつ病…執着心、完全
主義、こだわる。
自己愛…被害者意識…他罰主義…相手を悪者に
子供が私を心配させる
 (自分が勝手に心配しているだけ)
  (気づいてはいるけど、自分の感情をコントロール
  していない)

 
  ★人生脚本:幼児期に無意識に形成され、決断
   される、生き方の脚本。
      2~6才の頃、「幼児決断」と言う人生の生き
   方の決断がなされる。
 
     親に影響された行動様式が,未来の自分に
       マイナスの作用をする。
       幼児決断の環境…自由な欲求を犠牲にした
       ハンディの中での幼児の決断。
     
    1.考える力もなく見捨てられると大変、という
        精神的な弱みがある。

    2.ストレスにどう対応していいかわからない。
    3.考える力が十分にない,未成熟な思考力。
    4.状況判断する情報がなく,親の顔色や兄弟
        の圧力等に限られる。
    5.決断のための選択肢がなく,可能性もわから
        ない限られた決断。禁止令{下記)が関係する
  
  禁止令…親が子供に潜在的に与えた,不公平で
              否定的な、行動規制。
          親の事情もあり、苦痛,不安,失望,怒り,
          不満,欲望,等
          親の中の幼稚な心理が悲鳴のように出した
          メッセージが禁止令となる。
          a「…するな」:不安感の強い親からの
             メッセージ。
             反応…決断ができない,はっきり表現
             できない,誰かの助けがいる。
          b「存在するな」子供を邪魔者扱いにした
            発言による、もっとも悪い。
              反応…過労死,いじめによる自殺など,
              死んで自分の存在を示す。
              事件の背景に親が存在する。
          c「成長するな」:過保護,いつまでも愛の
              対象としての子供。
              反応…何も努力しなくてもいい幼稚で
              無力のまま。
          d「子供であるな」:幼少の時から,年相応
              以上の親兄弟からの期待 
              反応…年齢以上の背伸び,強がり,
              子どもらしさがない。
          e「成功するな」:子供を親の保護下におき
            すぎた。
            (脚本事例:脚本指令:成功するな。
           生活方式:中途退学、倒産、失業の反復)
          f「男(女)であるな」:男の子がほしかった
            …男勝りの人生。
          g「健康であるな」:病気のとき,全く放置。
            反応…病気をよくする。
          h「重要であるな」:親の立場を優先。
            反応…目立たない存在。強がり。
          i「所属するな」:親の職業,住居不安定。
           反応…誰からも愛されない。
          j「考えるな」:判断力を失った親。反応…
           難しい事は考え様としない。
          k「感じるな」:感情を出すと怒る。
            反応…苦しくても泣いたりしない。

-------子供の教育2-Bに続く---------


子供の教育1ーA

2009年07月12日 17時09分44秒 | 教育


  ----子供の育て方1-A ( 6~12歳)-----                          
  ------------CONTENTS-------------
 「父親の無力化」 「9才で大学生に  」  
  「引きこもりの親」  「問題児」   
 「社会性」  「セロトニンの重要性」     

--------父親の無力化(父性不在)------

多くの人と交わる社会体験が不足、
、他者が存在しないので

  子供は「
唯我独尊的」になり、
これが原因でさまざまな問題行動に
 エスカレートしていきます。 


★声が枯れるほど、よく泣き、よく笑い、野原を
 縦横に走り、よく食べて、よく眠って身も心も
 全開にして感情の発散する、この子供時代の経験
 が“生きる力”を養います。 

最近の子供の特徴は、実体験に乏しく現実感が不足
 して幼稚で、幼児期に養われる“生きる力”を持って
 いないのが特徴です。


 ★特にテレビは実体験を阻害します。

 ★テレビゲ-ムで長時間遊ぶ子供ほど暴力的に
   なります。

テレビは実物でないので五感が育たず、受け身で
意思への働きかけがなく、画面変化が早くて模倣
できない、リアル感がなく想像性が育たなくて、

幼児には、弊害が多い媒体です


 ★テレビは、親の語りかけのない状態で一人で
  見せてはいけません。

 ★テレビや、テ-プより、対話するほうが言葉の
  理解は、豊富になリます。

「手塩にかけて育てる」( 手を抜かない)目をかける
ことは、教育の原則です。


  ★現代は、要領よく生きる脳が重視されすぎて
  「強く生きる脳」が弱いままです。

1日1回は、汗をかくような、PQ(社会的、感情的
知性の統合)を発達させる体験が知育教育の機軸です。


-----現代は、以下の3つが不足しています-----

1. 「自然などの遊びの空間」
  遊べる空間は、20年前の1/10に減っています
  今の学生は感情が熱くなる事が少なく、さめて
  います.。

  生きているという、生々しい経験をもたないと、
  破壊、衝動的な感情表出しかなくなります。
  これが「学校破壊」に結びつきます。


2. 「家族と会話する時間と空間」
   行動と、感情の制御をする脳の前頭前野を鍛える 
   には、母子間、家族の会話がポイント。

 家のつくりも関係します(住育)。
 今、テレビの「エチカの力」で放送中。

3. 「近隣の人や友人などの仲間とすごす時間
 と環境」脳を鍛えるには、声を出す、人との
 コミュニケーションをすること。


--9才で大学生になった子をもつ親の教育法--
          「僕9才の大学生」(祥伝社)

  1、出来ない事を無理にさせない。
  2、同じことをくり返しやらせない。
  3、ミスを、つつかない。
  4、勉強の目的を明確にする。
  5、IQが高いだけでは、無意味な人生を送ること
     を教える。


★  反抗などした事のない、[ おとなしい 「いい子」]
   は思春期、社会人になる過程で、不適応を起こ
   します。参考文献:
   「人生の悲劇はよい子」に始まる」(フォー・ユー)

自由な発想、感情表現、積極性を押し殺して親の
期待にそうような自己束縛をした子は、心の怒りが
体の反応となって、衝動的な行動としてある時に、
爆発する可能性を秘めています。
(交流分析のセミナーより)

 ( 例、家庭内暴力、警官、教師、大学教授の破廉恥
   行為など)
   ※青年期の「うつ」は暴力を伴うのが特徴。
   ※事件を起こした子は、教師に反発する事など
   全くない、几帳面な子だった。
  (よくテレビでおとなしい子だったという教師の
   会見があります)。

 ※息子の家庭内暴力で息子を殺した父親は、感情
    を押し殺した内向的な性格だった。


----------- 引きこもりの親の特徴----------
親に不安傾向があり、自信がなく、自罰的で子供に、安心感や存在感を与えられない。

母親がいつまでも、子供を仕切ろうと未熟さを内包する信念を持っている。
両親は、高学歴で、まじめで、やさしい。
父親が子に無関心。

----------------問題児----------------

 3F行動
 1、Freeze、引きこもり、登校拒否。
 2、Flight、家出。
 3、Fight、暴力。 

 子供の不満や怒りの原因を聞いてやることにより、
 成績に対し良い影響をあたえる。

 ”問題児”は「自分の言う事を親がはじき返す」
   と言うのが子供が受ける実感です。

 最近の子供は、心のもやもやを周囲に表現でき
 ない内閉性と「病的な攻撃性」をもっています、
 ※これは危険なことです。 

子供は、家庭や親の保護という「安全な自分の逃げ場」ががないと、反社会的になリます。

問題児にとって「安全な自分逃げ場」とは、
親の干渉のない深夜、これが生活習慣を壊し、引きこもりの原因に。
  (引きこもり対策のセミナ-より)

※3~12歳に「叱られた経験(脳の訓練)」  がないと、子供は問題行動を起こします。

※小学校1~2年は、衝動的行動と、善悪の折  り合いをつける重要な分れ道です。

  周囲の目を気にしない行動を起こす子は、
※厳しさの不足によるPQ(社会的、感情的知性の統合)の不足、知性障害。
ex: 再近の成人式で暴れる未成熟な成人。   
最初の子は、親真似をする傾向が強く、独断的で支配的になり、下の子は型破りで冒険的になる傾向があります。 

  ─ストレス耐性をもつ子を育てるには--  

「母性的な母」に育てられると、子供の体内の  セロトニンの代謝が増えてストレスにうまく対応したり、成人後、階層の上位になれます。
「セロトニンの重要性」特に現代社会において!
セロトニンは、衝動を抑制する作用があリます。  セロトニンの代謝が悪いと、急にキレたり、衝動的な行動をする子になります。

  セロトニンが不足した母親は、うつ的で
「母性愛が弱く」、満足な子育てができません。
朝の太陽の光はセロトニンを増やし、体内時計を調整します。

----社会性(生きる力)を養う事の重要性----
  恐いおやじ、近所のおばさん、厳しい先生、ワルガキにもまれ、遊びの中で、けんかをして仲直りしたりして、人間関係の機微、生き方の原則を学び、自然の驚異など、厳しい社会環境との対応の経験が、前頭葉の発達に役立ちます。 


★前頭知性(PQ)とは、
知性の中でもっとも重要なのは、社会性や、人格を作る、前頭知性(自我)。
自分の感情を  コントロ-ルして、社会関係をうまく処理し、前向きに生きていく
 
--------------- 「思春期」----------------

早ければ、小学4年から、一般的には14歳から20歳。
親と距離をおこうとする、自立感の表れ。
小学校4年生から、「くそばばあ」という表現をします。

※問題といわれている小学校4年生も、対処の  仕方で、可能性拡大のチャンスです。

※親は、14歳からは子育ては終わったと考え  るべき。
子供には、徐々に、大人である事の証明をしようとするプレッシャーがかかる。

★親が、まだ子供であることを証明しようとす  るほど、反発する。
子供の趣味をけなさないで、理解する、価値観を肯定する。

友人を評価しないと、( 自分を批判されたと思う)。
男女の協力関係や役割を教える(異性に対する学習期)。

命令され、批判されるほど、自分の自信を無くす、勇気付けることが必要。
自信がないと、自分を閉ざす。自己肯定感がないと”荒れる”。

※本当の勇気をもっていない時に、大人の悪い  真似をしたがる。


★問題を起こす子の問題は、子供の時の甘やか  し、無視、身体的欠陥からくる。
 
登校拒否の問題は「学力」、80%は社会復帰。これを過ぎると、引きこもり。

「引きこもり」まず、今の状態を肯定し、共感  する。
そして自己否定のゆがみを正す。

手紙による相談、東京都国立郵便局私書箱11号。ティンズポスト。

----子供の育て方1-B ( 6~12歳)----
           につづく!

 


 

                          
 



赤ちゃんの教育1ーA

2009年07月11日 21時10分25秒 | 教育

 ------「ゼロ歳児からの教育」----

■ゼロ歳児からの赤ちゃんの教育1-A

胎児18週から、親などが話す「悪口」
「怒鳴り声」は、胎児に悪影響を与えます。
胎児が腹をけるのは、胎児の拒否反応です。

母親が妊娠に”否定的”だと精神的に不安定
で「無気力な子」が生まれたり早産になりや
すいので注意しましょう!

胎児は母親の骨を通じて外部からの音を聞い
ていて、言葉の発音形態を学んでいます。

いがみ合っている父母からは「心身の障害児」
が生まれやすいので注意を!
障害にもいろいろなケースがありますが障害児
の親と複数接するとこの現実がよくわかります.

母親や、周辺の人が妊娠を歓迎していると、
無痛分娩や健康な子が生まれます。

(関連:愛情に包まれた子は育てやすい)
参考「胎児は見ている」トーマス・バ-ニー著
 
 ◆発達過程 障害を防ぐために--
 
幼少期の脳は「白紙状態」親とは違う生命体
この基本的な認識は、子供を育てる上での
最重要事項で広い意味での知育は最重要、
神経回路を作る勝負時!です。
 
子供を親の思い通りにしようとすると成長力を
阻害します。
将来、いじめられる子、引きこもり、過労死
等に!

後述,「子供の教育ー2 」「禁止令」参照)


親の最大の役割は「子供を受け止める事」

親の鋳型にはめ込んではいけません。

------------下記チェックリスト---------

1,自分本位の母親か?
  (実際の場では葛藤がある)
 
2、赤ちゃんの立場で考えられる母親ですか? 
  赤ちゃんとの「コミュニケーション能力」
  が育児を楽にします!

これ等の点で「母親の適性」が決まります、
これは重要です!
子育てに成功している母親は、この点をしっか
りと努力しています。

子供が「絶対的な権威の親」に拒否された経験
を持つと、例えば:わが子を病人に仕立て医師を
虐待に加担させ親に復讐する。
MSBP:代理によるミュンヒハウゼン症候群
になリます。(実例:日本、米国)

シナプス(神経の結合部)を固める接着剤にな
るのは“ほめ言葉”。  
ほめない育て方を推奨する人もいます
自立心
は、出来ますが
、対人係に問題がおきます。

アメリカの教育は、何でもほめて勇気づけます
(優点教育)。
子供に期待すると、IQが上がります。
注意:成長の速さは子供によって数ヶ月の差が
あります。

気恥しくて他人には見せられな位の大げさ
 なジェスチャ-でほめる事が大切です。

30%ル-ル:平均の30%を目安に、発達が
それより遅れたら専門家に相談すべきです。
右利きか、左ききかは、歩き始める前に、ほぼ
決まります。
 
神経回路の発達過程で発達の一時的な遅れ後退
もありえます。

良い親になろうとして手を出しすぎると経験
できない動作の発達が遅れ、
学習障害の原因になります。

◆自閉症を防ぐ--------------------------
 
自閉症、聴覚障害、脳の障害、孤独などの要因
は、言語の発達を阻害しかねません。
※自閉症(同じ動作をくり返す症状がある)。

自閉症は生後、数ヵ月、自分の欲求が満たされ
ない環境に置かれた状態でおきます、

体重が増えなかったり、病気になりやすく、
学習障害に。
※学習障害:読書障害が多く、聞くことによる
理解に難点。5人に1人(後述)です。
         
子育てをテレビ任せにすると自閉的になります
2003年のデーターで、ゼロ歳児の起きている
時間の内、排泄、食事の時間を差し引いた時間の
30%がテレビの視聴。
 
テレビを見ながら1歳になると、言語や感情の
発達が送れ、自己表現のできないコミュニケー
ション能力、対人能力の低い子供になります。

※これが引きこもり、自閉症の原因になります

★「閉じこもりの子」は、自分へのマイナス
 イメ-ジが強く「僕はダメだ」という。
 
◆1~2才までに豊かな社会性が不足すると

衝動的な攻撃行動、引きこもりをおこす。
いじめにあう、スト-カ-、配偶者に対する
 不適切な行動を起こす。

閉じこもる。

人生脚本:幼児期に無意識に形成され決断される
生き方の脚本。
2~6才の頃、「幼児決断」と言う人生の生き方
の決断が
なされる。脚本の入れ替えを行わないと
(再脚本)人生はこれに従ったものになる。
子供の育て方ー2参照

◆視覚的な刺激---------------------------

3ヵ月までに一番活発に代謝が行われる領域は、
視覚、聴覚、触覚。一番時間がかかるのは視覚。
 
視覚の発達には「視覚的な刺激」が必要
(ベビ-ベッドの上のモビ-ルなど)です。
 
ベッドの近くに鏡を取りつけたり、見た事の
ない色や形を積極的に見せま
しょう。

就学時の20人に1人に視力の問題がある。
3ヵ月までに聴覚検査を!
 
赤ん坊は常に新しい刺激を求めます。
しばらく隠したり、入れ替えたり
「いないいないばぁ~」や「かくれんぼ」は、
認識力を発達させます。
 
新生児は円のような単純な形を好みます。
スイッチや取っ手のついたオモチャ、動いたり
音の出るもので感覚を刺激して遊ばせるとよい。

叩いたり、投げたりしてもらないように、
2才児がやたら物を投げたりするのは普通の
行為です、赤ちゃんはそれが勉強、親は黙って
片付けるのを手伝いましょう。

実際に目撃した外国の例では、子供を立って
抱いている状態で、何回も、子供がに投げる
玩具を、その都度、母親が黙って、かがんで
拾っていました。
 
赤ちゃんを育てる時は「体の発達を邪魔しない」
ように、赤ちゃんは触りたい、自分で食べたい、
歩きたい、という欲求が増えることで体の動かし
方を覚えていきます。

※部屋がかたずけてなく親が行動を制止すると、
動作の発達を抑えることになります。
 
感覚の発達と、脳の機能とは関係があります。
親が確認できる、運動、知覚能力よりも、
空間、論理的」な能力が重要です。
 
これは母親の語りかけの内容や創造的な玩具が
影響します。
これは、将来、伸びる子になるかどうかに、
おおいに関係します。


◆タッチケヤ-の重要性

 マッサ-ジを受けた子供は食物の吸収が良くなり、体重の増え方が早く、ストレスを感じにくくなります。

タッチケヤ-は子供を落ち着かせ、体調を整え、母親も落ち着います。皮膚に心地好い刺激を与えると、成長ホルモンに好影響を与え、入眠も早くなります。

親が子供に触れると、人の顔を見つめる時間が長くなり、呼びかけによく反応し良く眠り、タッチケヤ-されている時の心地よい肯定的な感覚は、自尊心の形成や言葉を越えた「人間の基本的な信頼関係」に重要です。

この信頼関係は子供の「基本的な人格形成」に非常に大切なことです。幼少期から少年期にかけては「親の存在感」が基盤になります。

★抱かれない赤ちゃんは笑わない「サイレントベ-ビ-」になります。
参考図書:「サイレントベ-ビ-」(相澤慧著、クレスト社刊)

生後1日目からよく抱く事が初期育児の最大のコツ、母親と向かい合わせになる「コアラだっこ」がよく、体が触れ合う面積が広く、安心感を与え、自信や自己の存在感を与えます。 
 

★ 赤ちゃんは、抱かれるために生まれてきます、生後6ヵ月までは抱きすぎるほど抱く事です。
参考図書:「一に抱っこ、ニに抱っこ、三四がなくて五に笑顔」高木書房

生後6ヵ月くらいまでは、甘やかしすぎるという心配はありません。
脳が急速に成長する未熟な胎児の状態(人間の特徴)の1才までは特に十分すぎるほど大切に、密接なスキンシップを基本に暖かくやさしくストレスをかけないように育てましょう。
 
子供と目でコンタクトを取りながら親密な関係を築いた親は、しつけで悩む事が少なく、保育者と、愛情に満ちた関係を持てなかった子供は、友達との関係で生じる問題にも対処できません。

最近は、親がテレビを見ながら哺乳して子供の顔を見ないケースが増えています。
※こういう親が育てた子供が、事件を起こす例が報告されています。


◆早期・英才教育の問題

 ★「早期教育」で知的な事を教え込もうとする
と本来発達しようとしている重要なものが発達
しなくなります。
 
天才児で成功した事例を見たことがない。
(作曲家:三枝成章)
※アンバランスな発達は「情緒障害」を招きます。
※知ることは”感じること”の半分も重要では
ありません。

情緒、知的発達にとって「保育者との親密な関係」は
”英才教育"よりも、はるかに重要!で、それが考える
力や意欲、他人との関わり方を育てます。
 
無学な親から天才児が育った例があります。
近視的な勉強ばかりさせると、自ら物事を考える事を
忘れ、閉鎖的な世界に閉じこもります。

幼児期からの片寄った英才教育は、その時だけの
効果です!
子供は、大人よりも研ぎ澄まされた五感で、大人の
生きざまを見ています、
大人は、子供との接触に、真摯でなくてはいけません。
まずは大人自身の感覚を磨かなければなりません。
  
育てにくい子は、3才までにわかります。3歳頃から
落ち着きがない、なれなれしい、かんしゃくもち、
気分の不安定、不器用さが目立つ時は「多動性障害」
(学習障害)(発生率5~8%)。
 
多動性障害(ADHD)は、左脳と右脳のアンバランスが
原因、空手で左右の手足を動かすことが効果的です。


◆ 問題を起こす子供の親---
------

★問題を起こす子供の親は、子供の欲求に反応しない子育てをしています。
犬でも、スキンシップが足りないと、自己中心的になり、強調性をなくします。

駄々をこねるときは、「自立性への欲求のシグナル」です。 
 じゃれつき遊びなど、体を接触させる遊びが大脳皮質、前頭葉の発達に有効です。
生後1ヵ月の乳児でさえ、自分に対する親の反応が遅いか早いかを識別しています。
 
---------赤ちゃんの教育1Bに続く--------
 


赤ちゃんの教育1ーB

2009年07月11日 21時10分02秒 | 教育

◆ 楽な育児をするには、-----------------

 「子育てには、手間ひま、かけなくてはいけない時期があるます」人生のスタ-ト、 幼いときに、きちんとした「子供との良い関係」を築いておけば、あとは、うまくいきます。※後は少々手抜きをしても大丈夫です。

子供には、学校に行くようになっても、1日に1回は、必ず体に触り、発熱、心臓の鼓動をたしかめるようにする、そうすると、子供は親の言いつけを守るようになります。 親の服が汚れることがあっても、抱きしめることのほうが重要です。(ある小学校では家族全員に抱っこしてもらう、という宿題を出しています)

全面的に肯定されている”という時期が、人生にはもっとも重要です。
自己の存在感が希薄だと、主体性がなく、対人関係を結びにくく登校児になり、反社会的行動を起こします。 生後数ヵ月間に「母性的な母親」に育てられなかった場合は、人間関係の不信感、甘え、引きこもり等の問題を起こしやすく、その修正には大変な努力を必要とします。 幼児期の親との感情的なやり取りは[倫理観]や、[善悪の判断]の基礎を作リます。

親が赤ちゃんの感情を理解しようとすれば、赤ちゃんも、他人の感情を、理解する様になります。 愛情に包まれた経験がないと、「他人の感情」に関心がもてない子になります。子供の知的、精神の発達は、母親が子供に接する時間の長さに付加級数的に影響されます。 

★ 「感情のコントロ-ル」「他人の心の理解」この知性(PQ=前頭知性)を育てる事が、子供の将来には大変重要です。 

◆ 不登校児  不登校児}は、対面で視線を外します、子供の大半は、「コミュニケ-ション障害」、自分について語る能力をもたないのは親の責任です。 

◆ 倫理観を育てるには 親が新生児の泣き声に反応することが重要です。親の責任とは、子に対して、どんな些細で理不尽な事でもきちんと反応し、無視しない事です。たかが幼児と侮らないこと、理不尽な親の反応は、将来難しい対応を迫られます。 泣いたら、抱っこする、笑ったら話し掛ける事が、発達に関係します。英語のFeeding(授乳する)は子供が要求したときに与えるという意味があります。 人間の赤ちゃんのおっぱいの飲み方は、動物と異なり、連続して飲みません、休み休み飲むときに声をかけてやることが大切です。

「8ヵ月不安」7ヵ月を過ぎ離乳期になると、母子分離の不安から「人見知り」が起き、指をしゃぶったり、タオルなどの、布(母親の感触の代用品)等に愛着を示す様になります。こんなときは、タオルを体に巻きつけてやると安心します。 「人見知り」は、「親との絆が薄いと感じているサイン」です。話しかけ、かわいがりを密にしましょう。

◆ アタッチメント5つのポイント
1.生まれてからずっと側にいる事(乳児の様子を読み取れる様になると、親に自信がつきます。昔の子育てと比べ最近は子供の様子を見なくなっています。 2.母乳をやることは、リラックス効果があります。 哺乳瓶保育は歯並びを悪くします

哺乳瓶の乳首の穴が大きいと飲みすぎや食事に対して努力しないでよいという認識をして無気力な性格になります。 3.良くだっこされた子は、泣くことが少なく、ベビ-カ-の利用もできるだけ少なくする事です。 4.添い寝は重要です、親といっしょに寝ていた子は、問題行動を起こしにくく、成績も良い子になります。 5.泣き声は、赤ちゃんの言葉だから、それには敏感であるべきです。

◆ 年長者の子育
年長者の子育ての知識は、時に時代遅れになっています。 EX:「泣くだけ泣かせる」は古く、抱きくせをつけるな(江戸時代)は誤りです。抱きくせと、甘えん坊、過保護とは別です。 スキンシップの方法を知らない母親に育てられた子供は、手や足を体に回さない、だっこすることを拒否、体を動かして抵抗します。 体が硬く、抱いてもフィットしない等、こういう子が1/4を占めていっます。
★首のすわらない子に「だっこバンド」を使うのも原因です。

◆ 子供の機嫌が良くなる曲は
永遠に(ゴスペラ-ズ)、大きな古時計(外国曲)、かもめが飛んだ日(渡辺真知子) STAYIN’ALIVE(ビ-ジ-ズ)、ジャンケンぴょん(ミニモミ) 慎吾ままのオハロック(慎吾まま)、だんご三兄弟(NHK) TSUNAMI/HOTEL PACIFIC(サザンオ-ルスタ-ズ)ラジオやテレビの電波の雑音も効果があります。(以下、「真っ当な日本人の育て方」新潮選書より)モーツアルト、べバルディシェルブールの雨傘、愛情物語、サウンドオブミュージック、イエスタディ、ある愛の物語、氷雨。 

◆ 機嫌が悪くなる曲-----
ベートーベン、ブラームス、ハードロック。

◆ 母親とストレス 女性の成人の目安は、「子供を抱けること」が、できる事。女性が自己を中心の生き方をしていて、育児の時、自己をしまい込む「滅私」の切替えができるかが問題。 生まれて初めて自由にならないこと、不合理なものが育児。きまじめに一生懸命愛さねばと思う人ほど追い込まれてしまいストレスが溜まります。  親の不安感は子共の不安感を増幅します。 母親が混乱や、苦悩に陥るのは正常な反応で、それを誰かが受け取りサ-トする役が必要です。

子育てのネガティブ(否定的な)な感情は、早く吐き出して、昇華し、自分を取り戻す事です。 ストレス、脳疲労の時は、寝る前の30分、好きな音楽を聞く事が効果があります。 スポック博士の育児書には、母親は、ストレスがあれば酒を飲んだりタバコを吸ってもいいと書かれていますが要注意! 母親は、表情が大事、赤ちゃんは生まれて15分後に、それを見分ける能力を持っ ていて、それに反応します。 

★ 虐待の3つの要因: ※3歳児までが、虐待が多く発生しています。 1.自分自身が受けた虐待の反復。2.育児で自分の生活が阻害される。 3.過剰な教育観。過看な母親、寛容な父(本来は厳父、慈母が正しい)虐待は、親自身の自己愛である愛撫を子供への愛と錯覚し、その愛撫に、子供が答えないと、一転して、虐待に変化します。 親の無意識化の、孤独な自己愛の欲求不満が突然、虐待という形で出て来ます。子供への愛情はあるが、親の心のキャパシティ-が足りないのが原因です。

◆ 子供の性格形成
未知の環境に対して親が愛情で導いてやれば、ほとんどの子供は、4才までに引っ込み思案を克服できます。

★人は5才までに人生の一生の方向性を決めます(子供の育て方2参照)  食事前の空腹を我慢するなどの試練はストレス対応力を身につけます。 同じ時間に計画的に一定量の食事を与えるような、教科書的な育児をすると不満に対処できなくなります。

いつでも何でも手に入れられるようにする事は、子供を一番ダメする確実な方法です。心身を健康にするには、幼い頃に食や衣を満足しすぎるほどに与えず2割の飢えを教える事です。 女の子は社会的に、男の子は自主的で積極的に、という範囲で「らしさ」を考えるのは、良い考え方です。 但し、その子が男性的か、女性的かは、個人差があります。

◆ しつけと親の対応

しつけは、愛情と学習につきます。肯定できる行動は奨励し、容認できないことは指導を。 しつけとは、罰することでなく! ”感情や衝動をコントロ-ルする方法”を教えることです。 

しつけを厳しくするより、ほめ言葉を薬に、よい点を見つけ出す事です。
★ 3才までに叱りすぎると感情系(側頭葉)が発達しなくて無感動になリます。

「常習化した子供の悪い癖」は、「自分への関心を求めるサイン」です。親が行うしつけは、仮縫い状態まで、本縫いは本人の主体性で、しつけは、ほどほどに。 ※頻繁に体罰を与えた子供は”攻撃的”になリます。 子供は、親の許容範囲を探っています。

★生後8ヵ月までは、ダメの意味がわかりません

★18ヵ月過ぎてダメを連発すると、自己否定的になリます。(後述,「子供の育て方ー2 」「禁止令」参照)幼い頃は出来るだけ、よい事を見せるように良いことを聞かせるようにする事。

◆ 子供の抵抗、幼児が何かしたい、という衝動は、初歩的な意思だから、すぐ禁止すると、その意思を押さえてしまい「自立を妨げる」事になリます。 ※3歳は、未熟だが強い自己主張が始まる時期です。親のいう事を聞く子が、良い子ではありません。

8カ月までは、神経系が未発達で欲望が自制できません。1歳半を過ぎたらル-ルを教える。 子供は意味なく「いや」と言うことがありますが、これは反抗の予行演習、子供の安全弁です。 ※「いや」を連発する時期には強制すると逆効果になり、工夫が必要です。  子供は本質的に「快楽欲求」が強く、これは成長期に必要な「生きる力!」となります。生きる力は生存の根本です。

現代は、生きる力より、よりうまく生きることに主眼が置かれているため貧弱な子が問題になっています。 有名人で子供の頃、活発に遊んだ例がよく紹介されています。子供は、親の言葉は聞かなくても態度はしっかり見ていて、それを学びます。幼児は親の動作だけでなく、親の内面や価値観、高慢や、ねたみまで真似をします。

ヒステリックな親の場合、幼児は、ヒステリック性を自分に取り入れます。  追加:生まれてから4ヶ月くらいしてから眠るリズムができます、睡眠のリズムは、毎朝太陽の光を受けることで整うえられます。母親が遅寝遲起きだと、子供もそうなります。 小学校入学までは、特に夕方以降の時間に、明るい場所(コンビニなど)に連れて行ったり、夜遅くまで部屋を明るくしておくと、睡眠や体調のリズムを狂わせる。(このことは大人でも関係する)

ー──《赤ちゃんの教育2Aへ続く》-──


子供の安全

2009年07月11日 21時08分27秒 | 教育

◆ 危険回避、親が守る子供の危険---------
 ベッドの幅が6センチ以上開いていると、
首を挟む危険性があります。
有名人にも事故例があります。

木製のベッドから無臭のホルムアルデヒドが
発生した事例があります


柔らかすぎる寝具は姿勢を正す筋力のない
赤ん坊には危険です。
柔らかいキルトや重いふとん、羽布団、ウオ-
タ-ベッドも良くありません。
ふとんを賭ける場合は、薄い布を使い、裾は
マットの下に折り込んでおく様に。
2~3ヵ月立っても首が据わらない場合や、
筋肉が硬直して自由な運動ができない場合は、
寝かせるときに注意を。
幼児は前かがみになると頭が重たく転倒しやす
く顔をあげられなくなり、

※犬の飲み水用の皿でもおぼれる可能性があリ
ます。

 小児救急電話 8000
全国統一短縮、携帯可。
問い合わせ:厚生労働省指導課救急医療係
03-5253-1111(内戦2551)

★ 
誤飲/中毒:110番:大阪 0990-50-2499 

                          (24時間)
つくば 0990-52-9899(9:00~17:00)
たばこ専用 072-726-9922(※自動音声のみ!)
(事前に聞いておくことをお勧めします )

◆誤飲を防ぐポイント------------------
 
 ------------------誤飲は1歳児が最多!
直径45ミリ以下の丸いものは誤飲の危険が
あリます。
3歳児が10円を飲み込もうとした事例あり。
幼児用の歯ブラシを飲み込んだ例があります。
柄の真ん中がリングになったのど突き防止の
安全な歯ブラシもあります。
4才未満の窒息の危険は誤飲、ボタン、ポップ
コ-ン、キャンディ、ピ-ナッツ、ブドウ、
果物の種や、かけら等。 風船や、ひもはサ-
クル内に入れない 。
乳幼児の窒息の半分が風船による破裂で、
飲み込むと顔に張りつく危険あり。
ボタン電池、画びょうは無理に吐かせると
喉を痛めます。
洗剤や、薬、タバコを手の届くところには
置かない様に。
特に被害者となるのは子供が多く
護者は日頃から誤飲防止。
緊急対応を心なければなりません。

■引き出しや扉には、ロックをかける。
■誤飲しそうな物は1メートル以上高い所
に置く。
■たばこや灰皿を低いところに放置しない。
◆誤飲の危険なサイン-----------------
■大泣きしだす。■吐いた。■顔色が悪い。
■呼吸が苦しそう。…など、突然いつもの
様子と違う事が起こったら、誤飲の可能性が
あります。 至急チエック!
周囲にあったはずの何かが無くなっていません
か?どこかが開いていませんか?
周りを見回して、いつもと違う所がないか
確認し有毒物質の誤飲、迅速な対応をして下
さい。
有毒物質の誤飲は一刻を争う緊急事態です。
1.なんらかの症状がでていたら、
迷わず119番
通報して下さい。
2.症状が出ていなければ中毒110番へ相談して
 下さい。
3.専門知識がないのなら指示がないかぎり嘔吐
 させない事。
4.患者が嘔吐したときは嘔吐物を保管する事。
5.患者が何を飲んだのかなるべく正確に把握し
 救急隊に伝える。
6.患者の意識がすでに無いときは周囲にビンや
 薬が落ちていないか確認しあれば保管する。
漂白剤・電池・刃物は吐かせずに至急病院へ!
胃や食道を傷つける場合があるので吐かせないで
下さい。


◆たばこ・薬・香水・防虫剤、特にたばこは、
要注意!
ニコチンが溶け出したニコチン液」は体への
吸収が大変早いので何も飲ませないで、すぐに
そのまま吐かせて下さい。
※吐かせた方が良いのか、吐かせない方が良い
のか不明な場合は119番に連絡。
指示通りに実行し、救急車を待ちましょう。

一酸化炭素中毒軽症では頭痛、耳鳴、めまい、
嘔気などが出現するが、血中の一酸化炭素濃度
が上昇すれば、視力障害や呼吸促迫・網膜出血
が起こります。重症では痙攣、昏睡になり、
呼吸や心機能が抑制されて死に至ります。

自家中毒(アセトン血性おう吐症)脳の機能が
不安定な時期に、精神的ストレスや睡眠不足、
疲労、感染症などが引き金になっておこるとい
われています。

また、もともとなりやすい体質があるともい
われていますが原因はまだはっきりわかって
いません。
嘔吐がひどく、口から水分が補給できない場
合には脱水症状を起こす恐れがあるため病院
で点滴を受けた方がいいでしょう。

病気自体は成長すれば自然に治るため心配ありま
せんが、他の病気で嘔吐する場合もあります
から、激しい嘔吐がある場合は念のため診察
を受けて下さい。
 
◆ 乳幼児を危険から守る----------------
H19年の国民生活センタ-の統計によると、
電気アイロンによるやけどの中で約62%が
2才以下の乳幼児でした。

ひとり歩きを始める生後12ヵ月以上18ヵ月
未満が、全体の23%余。生後18ヵ月以上、
24ヵ月未満が15%でした。
やけどの部位で一番多いいのは”手”で最多
アイロンの電源を切ってから最長100分も
高温状態が続く製品もありました。

※「危険を理解できる4歳ころ」までは、 
特に注意が必要です。必ず何かが起きます。


子供の事故に対する最新の情報(09年2月
11日より)は、「身体地図情報システム」
http:/www.cipec.jp/#
/project/
子供の事故の一番多い箇所は額、後頭部のけが
ベビ-カ-の事故は、生後7ヵ月前後に一番多
く発生しています。

◆ 子供を、病気から守る------------------

ある程度の年齢になると平衡感覚が危険回避
能力になリます。
熱が出るのは、正常に体が反応している状態
です。
 15歳未満の小児に風邪薬に含まれる
解熱剤のサリチル酸系製剤(アスピリンなど)
を投与すると意識障害、ライ症候群に!
※香料や洗剤で炎症を起こします、衣類は2度
すすぎ、香料入りパウダ-等は使わない様に!
歯が生える時は、不機嫌になったり微熱が出る
跳んだり、はねたりできるような環境を整える、
一人にはさせない。

 乳幼児は液体の中に脳が浮かんでいます、
高い、高いや空中に投げたり、しないよう!
※こういう写真を不謹慎にも大きく何度も掲載
する新聞もあリます。
悪路のドライブは、脳が損傷して、知的障害、
視力障害、発育障害になリます。


★ 泣き続ける事を、放置すると興奮し、脱水
症状を起こし、寝つきが悪くなリます。
昼寝をさせなかったり、睡眠時間を遅くすると、
睡眠リズムを乱します。

★ 食事を口移しすると親の虫歯菌や、ピロリ
菌が子供に感染します。妊娠中から母親の口腔
ケヤや、ピロリ菌検査が必要。
必要な菌もあります。 冷え性の子は腹巻を。

▲ この記事は「教育」を重点に書いています
ので病気等に関する記述は充分ではありません。
-子供の育て方2に「3歳児からの教育」の重点
 があります。

 ----- 子供の教育ー1,に続きます----------
人生脚本/ 親の影響/いじめる側の心理/
幼児虐待の原因とその対策など