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5月病に負けないで!

稲田出陣!

2006-03-31 01:25:03 | BOXING
 日本期待のホープ、東洋太平洋王者・稲田千賢が勝負に出ます。5月20日WBC暫定ライト級タイトルを賭けてシリモンコン・シンワンチャーとの決定戦に出場!開催場所はアメリカ・ロサンゼルス、しかも『マルコ・アントニオ・バレラvsロッキー・フアレス』というビッグファイトのアンダーカード。

現在、日本のジムに所属する世界王者は6人。しかし名門・帝拳ジム所属の世界王者はなし。ジムとしても稲田にかける期待はかなりのものでしょう。

一方のシリモンコン。ヘスス・チャベスにWBCスーパーフェザー級タイトルを奪われて以降は10連勝。昨年5月のWBC挑戦者決定戦では強豪マイケル・クラークを7RTKOで仕留めています。稲田にとって強敵となりそうです。

海外でのタイトル奪取というオマケ付きで、畑中隆則以来の伝統のライト級タイトルを稲田が日本にもたらしてくれることに期待!


 
 

世界戦色々!

2006-03-29 16:40:10 | BOXING
今週、世界戦が数試合決定しました。

まずはWBCスーパーライト級。現王者フロイド・メイウェザーが4階級制覇を賭けて、ザブ・ジュダーの保持するIBFウェルター級タイトルに挑戦するため王座を返上。そしてその王座を巡って、1位でヨーロッパ王者のジュニア・ウィッターと2位で元WBO王者のデマーカス・コーリーの間で決定戦が行われることに。日程は7月の可能性が高そうです。ウィッターはそれまでに欧州タイトルの防衛戦を行う予定とか。

2度目のタイトル挑戦となるウィッターに期待。ジュダーと互角に戦い、コットを追い詰めたコーリーを攻略できるでしょうか。

続いてはミドル級。先日、シャノン・テーラーに圧勝し初防衛に成功したばかりのアーサー・アブラハム。早くも5月13日に2度目の防衛戦を行います。相手は元世界1位、コフィ・ジャントゥア。カシム・オウマには完封されたもののその強打は危険たっぷり。強敵相手にアブラハムがどう戦うか注目です。

さらにアブラハムが防衛に成功した場合、8月か9月にもエディソン・ミランダとの指名試合を行う予定だとか。

また同日のリングでWBCスーパーミドル級王者マルクス・バイエルが防衛戦を行います。相手はOPBF王者サキオ・ビカ。WBO王者ジョー・カルザゲとの統一戦を目論むバイエル。ダニー・グリーンを下して以降、評価を急上昇させています。試合内容でその存在をさらにアピールできるでしょうか。

ウリセス、初防衛!

2006-03-28 01:44:49 | BOXING
先週末の主要な試合結果。

IBFライトフライ級タイトルマッチ
王者ウリセス・ソリスが前WBC同級王者エリック・オルチスを9RTKOで下し、今年1月ウィル・グリスビーから奪取したタイトルの初防衛に成功。

このウリセス、23戦して敗戦はWBOタイトルに挑戦した時の1敗のみ。今回前王者をTKOで下したように16KO勝ちとKO率もなかなか。年齢も若いだけに今後が楽しみです。

IBFスーパフェザー級タイトル挑戦者決定戦
ファイブタイムズ王者マヌエル・メディナがハビエル・アルバレスに一方的な判定勝ちで王者マルコ・アントニオ・バレラへの挑戦権獲得。バレラはメディナの挑戦を受けるでしょうか?

ミドル級に新星!?

2006-03-27 00:48:35 | BOXING
ミドル級に新たな怪物が誕生!?

今週末、エディソン・ミランダがハワード・イーストマンに7RTKOで勝利。
コロンビア出身のミランダ、今回の勝利で戦績を26戦全勝23KOに。今までは格下との対戦が多かったようですが、今回ホプキンスですらKOできなかった元世界1位のイーストマンをTKOで下したことにより、その強さが本物であることを証明。

今回の試合はIBF挑戦者決定戦でもあったので、今後のターゲットはアルツール・アブラハムか。シュトルムとの統一戦を狙うアブラハムにとって脅威となりそうです。


長谷川!長谷川!長谷川!

2006-03-26 01:08:41 | BOXING
今夜はこれに尽きます。言うまでもなくWBCバンタム級戦。長谷川穂積が電光石火の右カウンターでウィラポンに9RTKO勝利!保持するバンタム級タイトルの2度目の防衛に成功しました!

まさに長谷川時代の到来とウィラポン政権の終わりを告げる右フック。

夢は「ラスベガスでの試合」と語る長谷川。本場ラスベガスのリングでジョニー・ゴンザレスやラファエル・マルケスと拳を交える長谷川の姿が今から楽しみです。

ハットン、ウェルター級進出!

2006-03-25 02:00:18 | BOXING
対戦相手がなかなか決まらなかったWBA・IBFスーパーライト級王者リッキー・ハットン。どうやらWBAウェルター級王者ルイス・コラーソに挑戦することになりそうです。
日程は5月13日、開催地はアメリカ・ボストン。ハットン、ついにアメリカ初進出です。昨年は番狂わせでコスタヤー・ジューからIBF王座を奪取し、カルロス・マウサを一発KOでWBA王座も吸収と、すっかりイギリスのホープから世界的な選手に成り上がったハットン。今年も暴れてくれそう。

昨年の今頃は全階級を通じて最も盛り上がっていたスーパーライト級。しかしその中心を担っていたフロイド・メイウェザーやアルツロ・ガッティが続々とウェルター級へ転向し、そして今回のハットン、さらには減量苦が伝えられるWBO王者ミゲル・コットの転級も時間の問題と、今後はウェルターが熱くなるのは間違いなさそう。スーパーライト級で実現しなかったスーパーファイトがウェルター級で実現されることを期待。

まずは4月7日、ザブ・ジュダーとメイウェザーの激突に注目です。

モズリーvsバルガスⅡ!

2006-03-21 21:34:47 | BOXING
シェーン・モズリーとフェルナンド・バルガスの再戦が決定した模様です。
7月15日、開催地はロサンゼルスが濃厚とか。

2月の初戦では一進一退の攻防の末、バルガスの目の腫れによりモズリーがTKO勝利。 スピードにいかに対応できるかが、バルガスのリベンジへの鍵ではないでしょうか。

一方のモズリー、バルガスを返り討ちにした後にウェルター級再進出か。

ラクマンvsトニー、ドロー!

2006-03-19 18:08:44 | BOXING
WBCヘビー級タイトルマッチはハシメ・ラクマンかジェームス・トニーと引き分け王座初防衛に成功。

内容的にはラクマンの優勢だったようです。しかし結果はドローの為、再戦は必至なのではないでしょうか。

ラクマンの次戦はオレグ・マスカエフとの指名試合になる模様。

モンシュプール陥落!

2006-03-19 13:24:35 | BOXING
週末の試合結果です。

PABA王者ソムサク・シスチャチャワンがマヤール・モンシュプールを10RTKOで破りWBAスーパーバンタム級タイトル獲得。

パワーで勝るソムサクが乱打戦を制した模様。

またしてもアジアの選手が殊勲をあげまたした。新王者ソムサク、初防衛戦の相手は西岡か!?



ラクマンvsトニー!

2006-03-19 01:10:15 | BOXING
明日はハシム・ラクマンとジェームス・トニーによるWBCヘビー級戦。

ビタリ・クリチコの引退以降、久々に注目のヘビー級の試合ではないでしょうか。

主役はやはりトニー。前回はジョン・ルイスを圧倒しながらドーピングにより幻となったWBAタイトル。今回こそ、正真正銘の載冠&4階級制覇なるか。

個人的にはラクマンが勝つなら早いラウンドでのKO。判定まで行けばトニーが僅差で逃げきると予想。

最近はミドル級出身のボクサーに好き勝手やられているヘビー級ボクサー。ラクマンにも意地を見せてもらいたいものです。

ゴンザレスvsモンティエル!

2006-03-17 16:17:56 | BOXING
現在、バンタム級が激戦区になってるのは以前にお伝えした通り。

さっそく5月6日に予定されてるリカルド・マヨルガーオスカー・デラホーヤ戦のアンダーカードでバンタム級のビッグマッチが決定しました。

WBOバンタム級王者ジョニー・ゴンザレスにWBOスーパーフライ級王者フェルナンド・モンティエルが挑戦する一戦です。

強豪メキシカン王者同士の激突。どちらが生き残るか非常に注目です。

この一戦を刃切りに一気にバンタム級が動き出すのではないでしょうか。

この試合でさらに評価を上げるであろう勝者が秋頃、IBF王者ラファエル・マルケスとの統一戦&メキシカン対決に臨むという流れを期待。

ガッティ、3階級制覇に挑戦!

2006-03-17 02:37:45 | BOXING
7月22日、元IBFスーパーフェザー級、WBCスーパーライト級王者のアルツロ・ガッティが3階級制覇に挑みます。挑戦する王者はWBCウェルター級王者カルロス・バルドミル。今年1月、大番狂わせでザブ・ジュダーに判定勝ちし王座を獲得した選手です。

かつてスーパーウェルター級でオスカー・デラホーヤと対戦した経験もあるガッティ。体格面の心配はさほどなさそう。メイウェザーには完敗しましたが、まだまだ落ちぶれるには早い。3階級制覇を成し遂げて、第一線に戻ってきてもらいたいところ。

4月8日はジュダーvsメイウェザーのIBFタイトルを賭けたビッグファイトもあるし、WBO王者のアントニオ・マルガリートも2月の防衛戦で1RKOで勝利し存在をアピール。

シェーン・モズリーもウェルター級での試合を行うことを宣言しているし、今年はこの階級から目が離せなさそうです。

バレラの相手は!?

2006-03-15 19:49:09 | BOXING
本来ならば今月25日に4階級制覇を賭けてIBFライト級王者ヘスス・チャベスに挑戦する予定であったマルコ・アントニオ・バレラ。しかしチャベスの故障で試合は中止に。
 
現在、バレラは5月20日に試合を予定していますが、対戦相手はまだ決まっていません。昨年、WBCフェザー級タイトル獲りに失敗したオリンピック・シルバーメダリストのロッキー・フアレスが対戦相手候補筆頭に挙げられているとか。
ファレス自身もやる気満々ようです。

一方、WBOフェザー級王者スッコト・ハリソン陣営もバレラ陣営からオファーを受けたとか。しかし以前もお伝えしたように、ハリソンは5月20日はファン・グスマンとの指名試合が決まっています。バレラとの対戦を優先すればタイトルは剥奪されるはず。ハリソンの選択は?

フアレス、ハリソンのどちらと対戦が決まってもなかなか興味深い試合です。個人的にフアレスは好きなボクサーの一人なので、バレラ相手に大金星を上げてくれることを密かに期待したりもします。

しかし世界のボクシングファンの注目は、バレラの次戦よりマニー・パッキャオとの再戦がいつ実現するかでしょう。

ヨーロッパダービー!

2006-03-15 04:04:24 | BOXING
予想通りヨーロッパが盛り上がっています。

ジェフ・レイシーを圧倒し、現在最も旬なボクサーの一人となったWBOスーパーミドル級王者ジョー・カルザゲ。そのカルザゲとWBC王者マルクス・バイエルによる統一戦話が浮上してきました。

バイエル陣営は予定している5月13日の防衛戦をクリアすれば、秋にもカルザゲ戦を実現したい模様。英国・ウェールズ出身のカルザゲとドイツ出身のバイエル。ヨーロッパダービーは実現するか。

ミドル級でもさっそく動きがあります。

IBF王者アルツール・アブラハム陣営が、先週末に王座復帰を果たしたばかりのフェリクス・シュトルム陣営にファイトマネー1.2ミリオンでの対戦オファーを提示した模様。

バイエル同様、5月13日に2度目の防衛戦を予定しているアブラハム。8月19日での統一戦実現を望んでいるとか。アブラハム、シュトルム共にドイツをホームリングとしているボクサー。

カルザゲvsバイエル、シュトルムvsアブラハム。両対戦が実現すれば、ワールドカップが終了してもドイツ国民には休む暇がなさそうです。

バンタム級!

2006-03-13 14:25:56 | BOXING
シュトルムvsマスー戦と同時に開催されたWBAバンタム級タイトルマッチはウラジミール・シドレンコがリカルド・コルドバに1ー0のドロー判定で辛くも王座防衛に成功。

ここまで安定した戦いを見せてきたシドレンコ、やや失速か。

期待せれる福島の挑戦ですが暫定王者ポーンサワット・ラティデーンジムとの統一戦が優先されるかも。

一方シドレンコの対抗王者といえば言うまでもなく、WBC王者の長谷川穂積。来る3月25日に前王者ウィラポンとの防衛戦を予定しています。勢いの差を見せつけ前回以上の内容で防衛に成功することを期待。

さらに強豪揃いのバンタム級。IBF王者はファン・マルケスの弟で強打者のラファエル・マルケス。WBO王者はデラホーヤ秘蔵っ子の長身パンチャー、ジョニー・ゴンザレス。

さらにはスーパーフライ級からWBC王者徳山昌守やWBO王者フェルナンド・モンティエルの参戦も噂され、まさに群雄割拠と言える状況です。