goo blog サービス終了のお知らせ 

地球守備隊電撃戦隊資料室

チェンジマンに関する情報を整理しています

第34話 恐ろしきアハメス

2015年09月26日 18時00分00秒 | 各論34~44

■放送日時
昭和60年(西暦1985年)9月21日(土)午後6時


■オープニング・クレジット
プロデューサー
加藤守啓 (テレビ朝日)
鈴木武幸 (東映)
富田泰弘 (東映エージエンシー)

原作
八手三郎

連載
テレビマガジン
てれびくん
テレビランド

脚本
曽田博久

音楽
矢野立美

主題歌
電撃戦隊 チェンジマン
NEVER STOPチェンジマン
作詞 さがらよしあき
作曲 大野克夫
編曲 矢野立美
唄 KAGE
(コロムビアレコード CK-738)

チェンジドラゴン/剣飛竜 浜田治希

チェンジグリフォン/疾風翔 河合宏

チェンジペガサス/大空勇馬 和泉史郎

チェンジマーメイド/渚さやか 西本ひろ子

チェンジフェニックス/翼麻衣 大石麻衣

伊吹長官 藤巻潤

佐々森勇二
庄司浩和
野本奈穂子
菊池香理
渡辺実

横山桂子
鈴木玄秀

(声の出演)
星王バズー 加藤精三
副官シーマ 飯田道郎
航海士ゲーター 増岡弘

新堀和男
的場耕二
喜多川務
赤田昌人
蜂須賀祐一
日下秀昭
(ジャパン・アクション・クラブ)

アクション監督
山岡淳二
西本良治郎
(ジャパン・アクション・クラブ)

ナレーター
田中信夫

女王アハメス 黒田福美

星王バズー 桑原一人
副官ブーバ 岡本美登
副官シーマ 藤枝かな

監督
堀長文


■今週のあらすじ
●Aパート
宇宙空間にて、アハメスがジャンゲランに乗ってバズーに謁見し、スーパーパワーを身に着けたことを報告する。バズーは、そのやり方と過剰な自信に白い目を向けつつも、彼女を新司令官に任命した ⇒ お辞儀するアハメスを背景に〈サブタイトル表示〉 ⇒ バズーの前を辞するアハメス ⇒ 基地の医務室で、クークを抱いて眠っている剣。さやかに起こされて目覚める。徹夜で看病していたという。彼に続き、口々にクークを励ます仲間達。そこへ鈴木隊員が奇妙な交通事故の続発を報告した ⇒ ジャンゲランに乗って飛来したアハメス。「ハードウォール!」と唱えて右手を突き出すと、街のあちこちに巨大で透明な壁が落ちた ⇒ 若草幼稚園の送迎バスが透明な壁に衝突。乗っていた園児達は倒れ、女性保育士は助けを求めて叫ぶ ⇒ オートチェンジャーで走るチェンジマン達 ⇒ 上空から攻撃し、チェンジマン達を停車させたアハメス。「新司令官アハメスの総攻撃を受けてみよ!」号令に応じて、三獣士、ブーバ、シーマ、ヒドラー兵が続々と現れた。チェンジマンはそれらの一斉攻撃に加え、見えない壁ハードウォールに行動範囲を制限されて大いに苦戦。パワーバズーカで破壊を試みるも壁はびくともしない ⇒ 電撃戦隊基地作戦室のモニタで戦況を見守っていた伊吹長官は、必殺武器が利かない事実に愕然とする ⇒ ますます勝ち誇ってチェンジマンをいたぶるアハメス ⇒ 長官はやむなく帰還を指示した ⇒ 傷ついた足取りの剣にまたしても見えない壁が立ちはだかる。そこへ救急車が突っ込んできて、剣の制止も叶わず衝突した。怪我をした救急隊員から、剣は血液の箱を託され、臨時救護所へ届けてくれと頼まれる ⇒ 隊員の説明の中、臨時救護所が映る。屋外のテントでは傷ついた園児達が寝かされている ⇒ 屋内では特に重傷の子が治療を受けている ⇒ 自分の怪我も顧みず必死で頼む彼の言葉を聞き入れ、剣は走り出した ⇒ 行く手に宇宙獣士ダブンが現れ、剣は箱を抱えて逃げる ⇒ 互いに肩を貸し合いながら、作戦室に帰還した疾風とさやか。既に戻っていた大空と麻衣もぐったりした様子だ。疾風は剣が戻っていないと知ると、覚束ない足で部屋を一人出て行った ⇒ 追われる剣は、アハメスからハードウォールを仕掛けられて行き場を失い、ダブンに追いつかれてしまう。身を挺して血液の箱を守る彼に、ダブンは容赦なく暴行を加えた。そこへ疾風が駆け付け、体当たりしてダブンを引き離すと、剣から血液運搬のことを知らされる。ハードウォールを突破しない限り道は開けない、それを承知の上での挑戦が始まった。走り出す二人 ⇒ ジャンゲランの炎を避け、階段を下りて地下へ ⇒ ハードウォールを警戒し、身を潜めた剣らは、追ってきたダブンが難なく通過していく通路を見て、地下にハードウォールが届かない事実を知る ⇒ 〈アイキャッチ〉
●Bパート
救護所の見える場所から地上へと出た剣ら。しかし、あと僅かの所で現れたアハメスにハードウォールを築かれてしまう。後ろからはダブンが迫り、その上ブーバ、シーマ、ギザン、ジェラーが現れた。他方、こちらにはペガサス、マーメイド、フェニックスが合流。剣と疾風はレッツ・チェンジ! アハメスはさらにハードウォールを追加して戦場を挟んだ。これをドラゴンは逆利用する作戦に出る。向かい来るダブンをかわして壁に激突させたのだ。さらにパワーシュートを放ち、再び壁に押し戻せば、ダブンは一転混乱し、自ら方々の壁にぶつかっていく。この機を外さず、チェンジマンはパワーバズーカを撃ち、壁を背にしてダブンは爆散した ⇒ 出動するギョダーイ。だが、壁にぶつかって前に進めない。アハメスはやむを得ず壁を撤回した。この隙にドラゴンは血液を救護所へ届けることに成功。気を改めて巨大化再生した敵と戦うこととなった ⇒ アハメスはハードウォールを球状にしてチェンジロボを閉じ込める。それは電撃剣でも破れず、ダブンの体当たりでは球体ごと転がされ、そこへアハメスから攻撃を受ける ⇒ 基地では戦士団がチェンジロボのエネルギー低下を報告していた。その会話を背景に、クークがナナのイヤリングをくわえて飛び出した ⇒ 頭上をかすめて飛ぶクークをアハメスが攻撃する。それを受けたクークはイヤリングを中心に赤く燃え盛り地上へ落下。すると、そこから不思議な光が迸った後、地割れと噴火が巻き起こり、ダブンもチェンジロボも吹き飛ばされた。アハメスは赤い煙の噴射を受けてジャンゲランから落ちる ⇒ 地上に落ちて、「なんだ今のエネルギーは!?」と驚くアハメス ⇒ 作戦室でも長官が「まるでアースフォースみたいだ」と目を見開いていた ⇒ 空から地面に叩きつけられたはずみに、チェンジロボを閉じ込めていたハードウォールは消滅。かくしてダブンとの勝負はスーパーサンダーボルトで制したチェンジロボだが、いつものように勝利の見得を切ることは出来なかった。電撃剣を地につき、まともに立っていられないチェンジロボである。

■今週の用語解説
●ハードウォール
アハメスが自在に発生・消去させる見えない壁。ぶつかるとダメージを受ける。球状に作ることも出来る。パワーバズーカでも、電撃剣でも破れない。リゲルオーラを浴びてアハメスが身につけたスーパーパワーの一つ。地下には届かないという盲点がある。

■先々週から登場の宇宙獣士
●ギザン
電磁フラッシュにはメカを狂わせる効果があるようだ。
●ジェラー
追加情報なし。
●ダブン
ドラゴンにハードウォールを逆利用されて追い詰められた。今週で退場。
※ジャンゲランはレギュラー扱いとして今後記載を割愛。

■今週キャッチしたゴズマ情報
●スーパーパワーを身につけたことを嬉々として報告するアハメスに対し、バズーは「ギルークのものを横取りしたくせに」と冷ややかに言った。それへ「ギルークより我が身につけた方がお役に立つと思ったからでございます」と言い返すアハメス。遂にバズーも折れ、「自惚れ屋め」と言うにとどめ、リゲルオーラの件を事後承認した。
●「スーパーパワーで必ずチェンジマンを倒してみよ」と命じるバズー。優先目的が地球征服からチェンジマン打倒に変わったのか。
●大星団ゴズマ遠征軍の新司令官にアハメスが就任した。当然にブーバとシーマもその配下となった。
●ブーバはドラゴンから「アハメスの配下に成り下がったか」と問われて、「力こそが全てなのだ」と断じている。

■今週公開可能な地球守備隊情報
●医務室から移されたクークは、作戦室にて透明なケースの中に横たえられていた。下から赤い光を当てられている。

■今週のレッツ・チェンジ
剣の「レッツ・チェンジ!」に応じて、「チェンジ! ドラゴン!」「チェンジ! グリフォン!」。Bパート。

■今週の技&特殊武器
●パワーバズーカ (33回目、34回目。1発目はハードウォールに防がれる)
●ドラゴンのパワーシュート (単体攻撃としては初)
●電撃剣スーパーサンダーボルト (32回目。31話以来)

■今週の演出ポイント
●ドラゴンが「シャトルベース発進!」と号令した後、グリフォンが「フン!」と言う。以降定例化。
●一旦は勝利のポーズをとったチェンジロボだったが、すぐに体勢を崩し、最後まで立てないまま終わった。
●エンディングでギルークのカットがアハメスに変わった。新司令官としてゴズマードに乗っている。従えているのはゲーターとギョダーイ。

■今週の名言
●剣 「今度ばかりは俺達は無力だ。それでもやってみせるのが、チェンジマンじゃないのか」
血液の輸送中、目の前の難題を挙げる疾風に対して剣が放った台詞。結局疾風も「よし、やろう」と快諾した。二人が議論を交わしながら答えを導き出し、一致協力して事に当たる様子は27話にも見られた熱い展開。

■今週の挿入歌
●電撃戦隊チェンジマン (25回目。1周目はインスト)
●ファイト! チェンジロボ (19回目。シャトルベース発進から)


■エンディング・クレジット
撮影 いのくままさお
照明 斉藤久
美術 山下宏
キャラクターデザイン 出渕裕

録音 上出栄二郎
効果 大泉音映
選曲 石川孝
編集 成島一城

制作担当 山本康郎

進行主任 奈良場稔
計測 黒須健雄
記録 小林みどり
助監督 小中肇
制作デスク 寺崎英世

装置 東映美術センター
操演 船越幹雄
美粧 サン・メイク
衣裳 鷹志衣裳
装飾 装美社

企画協力 企画者104
キャラクター制作 レインボー造形企画
合成 チャンネル16
現像 東映化学

車輛協力 MAZDA

オートバイ協力 スズキ自動車

ビデオ合成 東通Ecgシステム 山本博司 近藤弘志 前岡良徹

(株)特撮研究所
操演 鈴木昶 白熊栄次
美術 藤田泰男
撮影 高橋政千
照明 加藤純弘

特撮監督
矢島信男

制作
テレビ朝日
東映
東映エージエンシー


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第33話 ギルークの最期?! | トップ | 第35話 地球よ! 助けて! »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

各論34~44」カテゴリの最新記事