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地球守備隊電撃戦隊資料室

チェンジマンに関する情報を整理しています

第33話 ギルークの最期?!

2015年09月19日 18時00分00秒 | 各論23~33

■放送日時
昭和60年(西暦1985年)9月14日(土)午後6時


■オープニング・クレジット
プロデューサー
加藤守啓 (テレビ朝日)
鈴木武幸 (東映)
富田泰弘 (東映エージエンシー)

原作
八手三郎

連載
テレビマガジン
てれびくん
テレビランド

脚本
曽田博久

音楽
矢野立美

主題歌
電撃戦隊 チェンジマン
NEVER STOPチェンジマン
作詞 さがらよしあき
作曲 大野克夫
編曲 矢野立美
唄 KAGE
(コロムビアレコード CK-738)

チェンジドラゴン/剣飛竜 浜田治希

チェンジグリフォン/疾風翔 河合宏

チェンジペガサス/大空勇馬 和泉史郎

チェンジマーメイド/渚さやか 西本ひろ子

チェンジフェニックス/翼麻衣 大石麻衣

伊吹長官 藤巻潤

柴田時江
小見浩昭
片桐尚三郎
鈴木玄秀
野本奈穂子
渡辺実

松田章生
ひし美ゆり子
早川美也子

(声の出演)
星王バズー 加藤精三
副官シーマ 飯田道郎
航海士ゲーター 増岡弘

新堀和男
的場耕二
喜多川務
赤田昌人
蜂須賀祐一
日下秀昭
(ジャパン・アクション・クラブ)

アクション監督
山岡淳二
(ジャパン・アクション・クラブ)

ナレーター
田中信夫

ギルーク司令官 山本昌平
女王アハメス 黒田福美

星王バズー 桑原一人
副官ブーバ 岡本美登
副官シーマ 藤枝かな

監督
堀長文


■今週のあらすじ
●Aパート
先週の振り返り。指先が青く発光し始め、何かを恐れながら走り去るナナ。彼女のハンカチを拾い、飛んでいくクーク ⇒ 階段から艦橋へと上がってきたギルーク司令官とブーバ、シーマ。直後、ギルークはバズーによって宇宙空間へ放り出された ⇒ 浮遊しつつ許しを請うギルークを背景に〈サブタイトル表示〉 ⇒ ナナを探して採石場まで来た田村一家の行く先にクークが落下してくる。その口に見覚えのあるハンカチがくわえられていたことから四人が近づいて覗き込んでいると、ギルーク達がクークを狙って現れた。さらにはアハメスを乗せたジャンゲランが降下してきてクークを蹴り飛ばす。アハメスはあくまでもギルークと敵対する構え。そこへジェットチェンジャー1とヘリチェンジャー2が割って入り、まずはアハメスを追い払った。続いてランドチェンジャー3がギルーク達へミサイル攻撃。ペガサスとフェニックスは田村一家とクークを保護した ⇒ 仮に身を潜めた公園で、剣は田村一家にナナの来歴を話した。その時通信が入る ⇒ 電撃戦隊基地の医務室でクークは治療を受けていた。伊吹長官は通信で、クークは重傷でナナを助け出す力をもう残していないと伝え、自力でナナを見つけ出すように指示した ⇒ 通信を終えた剣らに、ショウイチとユウタが咄嗟にあるエピソードを思い出して話し始める ⇒ 兄弟達の回想。洞窟を見つけて探検をしていた三人。突如起こった地震に兄弟はナナを心配して駆け寄った。するとナナは嬉しそうに微笑み、この場所を三人だけの秘密にしようと提案した ⇒ あの時初めて「お兄ちゃん」と呼ばれた、本当はあんな妹が欲しかったと本音を吐露し、母にすがりつく兄。母も、ナナはうちの子だと言って、どうか助けてくれるようにと剣らに願った。ナナはきっとあそこにいる、弟の言葉に、剣は力強く頷く ⇒ 洞窟内でようやくナナと再会を果たした五人。しかしナナは彼らの救いを拒み、「もう今までの自分ではなくなってしまう」との言葉を残して走り去ってしまう ⇒ 外へ飛び出してきたナナ。「ずっと、ずっと子供でいたかった」と泣きながら走っていく ⇒ ナナを追っていった先で、またしてもギルーク軍とアハメス軍に囲まれ、五人はレッツ・チェンジ! 三つ巴の戦いの中、チェンジマンの下を離れて逃げ出すナナ。アハメスとギルークは彼女を追っていく ⇒ 〈アイキャッチ〉
●Bパート
ブーバとシーマ、三獣士を相手に戦うチェンジマン、強敵揃いに苦戦 ⇒ ギルークは地上から、アハメスは空から、それぞれナナを追跡している ⇒ リゲルオーラはギルーク司令官のものになったろうと勝ち誇るブーバとシーマ。ゴズマ戦闘機が飛来し、チェンジマンと三獣士を空襲した。ドラゴンはシャトルベースを呼ぶ ⇒ シャトルベースはゴズマ戦闘機を撃墜。続けてアースコンバージョン! ⇒ チェンジロボは合体後即座に電撃剣を抜き、燕返しで残りの戦闘機を切り払うと、返す刀で地上の敵にチェンジロボミサイルを撃った ⇒ ギルークがナナを追い詰め、リゲルオーラを出せと迫る。そこへ駆け付けたチェンジマンだったが、ジャンゲランの炎でギルーク諸共退けられてしまう。その隙を突いて、アハメスが崖の上に降り立てば、直下に居るナナがちょうどリゲルオーラを発し始めた。遂にそれを浴びたアハメス。「待てアハメス、待ってくれ!」ギルークの叫びが空しく響く中、その声もすっかり耳に届かぬ様子で、アハメスは恍惚とした表情を浮かべながらジャンゲランの背に横たわったままいずこかへ去っていった ⇒ リゲルオーラを発し終えたナナはすっかり大人びた外見へと急成長していた。リゲル星人は子供時代が短いという。「田村家の皆さんに伝えて下さい、“わたしは幸せでした。とても幸せでした。短かった子供時代をとても楽しく過ごせました”と」そう言い残すと、ナナはまた走り去っていく ⇒ ナナを呼ぶチェンジマンの声を聞き、我に返ったギルーク、「チェンジマンさえ倒せば、バズー様は許して下さる!」とギラス剣二刀流を構え、遮二無二向かってくる。チェンジマンは連続攻撃を繰り出し、とどめのパワーバズーカを放ったが、ギルークは爆死しない。だがやはり立ってはいられず、その場に倒れた。すると、宇宙から伸びた光が彼の身を連れ去っていく ⇒ 「冷たく暗い死の世界で、地獄の苦しみを味わいながら朽ち果てろ!」バズーの睨む中、ギルークは宇宙の墓場へと吸い込まれていった。入れ違いに、ジャンゲランに乗ったアハメスがバズーの前を横切り飛び去っていく ⇒ 夕焼けの空の下、いまだナナを探していた田村一家が山の辺橋に差し掛かる。反対側から橋を渡ってきたナナはセーラー服姿。両者はすれ違うが、田村一家は急成長した彼女に気が付かない。ナナは振り返り「あ……」と小さく声を発するが、その続きは心の中で言った。「ありがとう、皆さん」 ⇒ その様子を離れた所から見守っていた剣達は、パワーアップしたアハメスのきたるべき大攻勢を予感し、戦いの決意を固めるのであった。

■先週からのゲスト
●ナナ (早川美也子) 
●田村父 (松田章生) 
●田村母 (ひし美ゆり子)
●田村ショウイチ、ユウタ (小見浩昭、片桐尚三郎) 

■今週のゲスト
ナナ (柴田時江) リゲルオーラを発し、急速に成長した

■今週の用語解説
宇宙の墓場  宇宙空間にある、冷たく暗い死の世界。生きたまま送られると、地獄の苦しみを味わいながら朽ち果てることとなる。

■先週から登場の宇宙獣士&怪鳥
●怪鳥ジャンゲラン
防御力若しくは回避能力に優れているらしく、前回はシャトルベースのレーザー、チェンジロボビーム、今回はジェットチェンジャー1、ヘリチェンジャー2のミサイルで攻撃されても、アハメス共々生き延びている。宇宙空間でも飛翔することが出来る。
●ギザン
今週はキラーダーツという武器を使った。実際に無数のダーツをハサミのような手から射出して相手に突き刺すもの。
●ジェラー
今週はサイコビームという光線を目から放ったり、スネークヘアーという、髪の毛を相手に巻き付けて電流を流す技を使った。
●ダブン
今のところ、三獣士でただ一人技の名前を発していない。怪力と高い防御力が自慢のようだ。

■今週キャッチしたゴズマ情報
●バズーはゴズマードの中からギルークを宇宙空間に瞬間移動させた。
●「かつては共に手を組んで戦った仲ではないか」と問いかけるギルークに、アハメスは「お前の力はもはやわたし以下。わたしの故郷アマゾ星を再興する為には、わたし一人で存分に力を振るった方が早いと悟ったのさ」と言い放った。
●パワーバズーカを受けて瀕死となったギルークは、バズーによって宇宙の墓場へと送られた。

■今週公開可能な地球守備隊情報
●クークは基地の医務室に運ばれた。医師らしき者2名、看護師らしき者1名が注射器等を使って治療に当たり、傍には白いボディースーツにヘルメット姿の男性戦士団員2名も立ち回っていた。
●伊吹長官はクークを治療中の医務室から剣に通信を送った。その際、壁に備え付けの電話機を使用している。周囲には、鈴木、野本、菊池隊員も居た。
●リゲルオーラのことは伊吹長官も珍しく知らなかった。

■今週確認した宇宙の知識
●リゲル星人は子供時代が短い。リゲルオーラを発するとたちまち大人になる。ナナは初めからそれを知っており、「ずっと子供でいたかった。もっとみんなと遊びたかった」と言っていた。
●成長したナナは、服装もそれに応じたサイズの、リゲル星人のものに変化した。それまで着ていた地球の子供服は消えた。

■今週のレッツ・チェンジ
剣の「レッツ・チェンジ!」に応じて、全員で「チェンジマン!」。Aパート。

■今週の技&特殊武器
●ジェットチェンジャー1のミサイル (4回目)
●ヘリチェンジャー2のミサイル (5回目)
●ランドチェンジャー3のミサイル (5回目)
●ドラゴンアタック (4回目)
●シャトルベースのレーザー (3回目)
●電撃剣燕返し (初登場。劇中唯一の使用)
●チェンジロボミサイル (21回目)
●ダブルソードオーロラシューティング (2回目)
●グリフォンズーカ (7回目)
●ペガサスズーカ (7回目)
●ドラゴンズーカ (7回目)
●パワーバズーカ (32回目)
※この内、ダブルソードからパワーバズーカまではギルークが一人で受けた。

■今週の一騎打ち
乱戦中に次の個別対戦が行われた。ドラゴンvsブーバ、マーメイドvsシーマ、ペガサスvsギザン、フェニックスvsジェラー、グリフォンvsダブン。この中で唯一ドラゴンだけがドラゴンアタックで一矢報いたが、全体的にチェンジマンの防戦一方であった。

■今週の演出ポイント
●変身後の並びが、左からグリフォン、マーメイド、ドラゴン、フェニックス、ペガサス。
●ランドチェンジャー3、チェンジロボ共に、ミサイルを等身大の敵に対して放った。
●2話連続でギョダーイの巨大化光線が登場せず、巨大な敵が出なかった。スーパーサンダーボルトも使っていない。
●ロボ戦の後に、パワーバズーカという初の展開。

■今週の名場面
●リゲルオーラを浴び、ジャンゲランの背に恍惚とした表情で横たわる勝者アハメス。
●パワーバズーカを受けても破壊されず、瀕死ながら耐えた敗者ギルーク。
●あれ程探し回ったナナが傍を通っても、その急成長した姿の故に気づくことが出来ない田村一家。
●ナナと田村一家のすれ違いを、夕日の中で見守るチェンジマン……
ストーリーの大転換点ともあって、見どころ満載のまさに激動の一話であった。

■今週の挿入歌
●電撃戦隊チェンジマン (24回目。決戦開始から)
●ファイト! チェンジロボ (18回目。シャトルベース発進から)


■エンディング・クレジット
撮影 いのくままさお
照明 斉藤久
美術 山下宏
キャラクターデザイン 出渕裕

録音 上出栄二郎
効果 大泉音映
選曲 石川孝
編集 成島一城

制作担当 山本康郎

進行主任 奈良場稔
計測 黒須健雄
記録 斉藤りさ
助監督 小中肇
制作デスク 寺崎英世

装置 東映美術センター
操演 船越幹雄
美粧 サン・メイク
衣裳 鷹志衣裳
装飾 装美社

企画協力 企画者104
キャラクター制作 レインボー造形企画
合成 チャンネル16
現像 東映化学

車輛協力 MAZDA

オートバイ協力 スズキ自動車

ビデオ合成 東通Ecgシステム 山本博司 近藤弘志 前岡良徹

(株)特撮研究所
操演 鈴木昶 白熊栄次
美術 藤田泰男
撮影 高橋政千
照明 加藤純弘

特撮監督
矢島信男

制作
テレビ朝日
東映
東映エージエンシー



1 コメント

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異星人少女のバイタリティ (A-chan)
2020-12-12 00:07:08
連続失礼します。
物語中盤で重要な役割を果たす事になるリゲル星人の少女・ナナ。
リゲル星人は子供時代が短いとの事ですが、僅か1年程で成人するイスカンダル星人に比べたら長い方だと思いますね。成長した時点でも、今見ればまだまだ子供・・・・・・まあ、小学生の視聴者が対象の特撮番組では中高生ぐらいの年齢は、もう・・・・・・ですね。

リゲル星人の女子は成長する際にリゲルオーラという物を放ち、これを浴びた者はスーパーパワーを得るという事ですが、何故リゲル星人はそのような体質になったのか?ウルトラ族のようにプラズマスパークのようなエネルギーを浴び続けていたのか?
リゲル星人はひた隠しにしていたのでしょうが、ゴズマの侵入を許したり、重要な秘密を探り当てられたりと、科学が発展している割には警備が甘い感じ。スーパーパワーを独り占めしたいギルークの命令によってナナちゃんを残して滅亡させられたようですが、異星で自活していくナナちゃんのバイタリティは本当にスゴイ!!
同年の「ジャスピオン」に出ていた南原姉弟にはこれだけの生活力は無さそうですね。
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