miyuminの韓ドラ視聴日記

韓国ドラマと映画、大好きなチョン・ウソンさんのこととか、
何気ないひとりごとをつぶいてます。
(ネタバレあり^^)

【人生の逆転】

2006-05-09 00:26:34 | 【韓国映画】さ行
夜、M-netをつけていたら放送していたので、そのまんま視聴。
はっきり言って、映画の内容全く知らずに観た。

出演:キム・スンウ、ハ・ジウォン他

学生時代にアマチュアゴルフの大会で優勝もした主人公スンワン(キム・スンウ)。
でもそれも過去の栄光。
(いまだにそのことをインタビューしようとするテレビ局もあるが…)
今は証券会社で営業をしている。
彼の勧めた株の値段が下がっているため、ヤクザからは無理に生命保険に加入させられ、
(命のお値段で株の下落分を支払うってことなのだ)
会社ではイジメにあう。

自暴自棄になって車でとばしていたところ、トンネル内で自分そっくりの人物を見かけ、事故にあう。
一命を取り留めた彼。
気が付くと、彼は別の世界にいたのだった。

誰もが彼の顔を知っていて、自分の顔があちこちに貼られていた。
そこには彼が手放してしまった、ゴルフで有名になっている自分がいた。
(それも金髪の彼!キム・スンウ氏の金髪~~~!)

彼の世界では既に他界していた父が存命で、
彼の世界にはいない、彼の妻ジヨン(ハ・ジウォン)が存在していた。
彼の世界の人物が、別の人となって、彼の回りに存在していた。

このままこの世界に居続けるか?
前の世界に戻りたいが、前の世界では苦痛が待っている。
彼が入った洋服屋の女主人が何故だか彼の本当を知っていた。
戻りたいならば、時速200キロで衝突するように。(みたいなことを言ってた)
怖くて戻れない。

彼の妻は、本当の夫とは離婚寸前で、関係も上手くいってなかった。
スンワンに入れ替わった事で、優しくなった夫に戸惑いつつも心を開いていく。
裕福な生活と妻、彼はこのままここにいたいと思う。

そんなある日、ゴルフの大会が行われる事に。
何年もゴルフをやっていないスンワン。猛特訓が始まるのだが…

特訓の成果あって、無事優勝。
このままこの世界に居続けようと思ったのだが、
この世界の本当の自分が、本当に妻ジヨンを愛していたのがわかり、
身を引く事に。
猛スピードで車をとばし、元の世界に戻る彼。

またうだつのあがらない人生を送るのかと思ってたら、
暴落していた株が急上昇し、彼は一躍部長に昇進。
全てが上手くいく。
でも何かが足りない。
そんなとき、ジヨンの声を聞く。
この世界にもジヨンが居るはずだ!
そう思い、わずかな手がかりを元にジヨンを捜す。

すれ違いの末、やっとジヨンと出会える。
でも実はあの世界に行く前にジヨンとは出会っていたのだった。



いや~期待してなかったのよね。
でもなかなか楽しかったわ。
スンウ氏って【ホテリア】のイメージが凝り固まっていたのよ、あたしの中で。
でもでもどっちかといえば、コメディーの方が似合う!?
情けない証券マンが良く似合っていたわ。
きっとゴルフも凄く上手だろうけど、(演技での)へっぴり腰はよかった。
それにしても、金髪の彼は見ものだったわ。
最初、誰かわからなかったほどだったのだ。

両方の世界に出てくる人々。
ちょっと数が多すぎて、本当の世界の誰が、こっちの世界の人なのかが
わかりにくかったわ。
それにしても、あの洋服屋の女主人がもっと絡んでくると思ったのにな。
キーマンだと思っていたのに、特にそんなわけでもなく。
折角本当の彼を知っている唯一の人物だったのにね、もったいない。

人生には色んな分岐点があって、
彼の場合、ジュニアの大会で優勝したあと、ゴルフを選ぶか選ばないかが分岐点だったのよね。
「もし…あのとき…~していたら…」

本当の世界に存在しないジヨンが、向こうの世界に居た。
本当の世界のどこにジヨンがいたのか?
最初からいたのよね、ちゃんとジヨンが存在していた。
こういう伏線ひくのってありだよね。
あたし好きなのだ。
あとで気づくの。
途中で気づいたらもっと楽しい。

さてさて、この映画の楽しかったのは、
エンドロールの所で、
もう一人の(向こうの世界の)スンワンが、こっちの世界にきて、
証券マンとして散々な目にあっている姿も描かれたこと。
これ、いいわ~♪
こっちのスンワンがあっちいったんだから、当然あっちのスンワンもこっちに来ているのよね。
目の付け所が◎。


期待していなかった映画だっただけに、
とっても面白く感じたわ。
また観る事はないとおもうけれど。

★★★☆








【スキャンダル】

2006-02-21 13:51:12 | 【韓国映画】さ行
いわずと知れたヨンさん初出演&主演の映画。
日本公開時に、友達がチケットをくれたのだけど、
わが街では上映なかったので、お蔵入りとなったのよ。

韓国版の字幕なしでは見た。
その後、単行本であらすじも読んだ。
で、すっかり字幕あり映画を見た気になっていたあたし。

先週だったかな?どっかのBS局で放送していた。
オリンピックを見てチャンネルを変えたらやっていた。
あれ?この映画って上映になったとき、『R-18指定』じゃなかったかな?
TVで放送してもいいの?(笑)

え~感想としては、
【四月の雪】よりもこちらの方がぺさんが生きていたと思うのだ。
うまく言えないけど、【四月~】の方はかなり無理していたような?
【スキャンダル】では伸び伸びとプレイボーイ男性を演じていた。
人には向き不向きの役があると思うんだけどね。
ま、エッチな部分ばかりが取り上げられて可哀想な気もしたけど、
いっぱいがんばっていたのは認めるわ。
【冬ソナ】のイメージからの脱却を図ったんだろうね?


そして、やっぱりこの映画はチョン・ドヨンさんとイ・ミスクさんの二人の女優さんの演技がものを言っていると思う。
この二人の存在感たるやさすが!
正直、「ヨン様の映画」って言うよりも、「ドヨンさんミスクさんの映画」って感じ。
(あ~ヨンさまファンのオンニに怒られそう^^;)
この二人がいたからこそ、伸び伸びと演技できたって気がするのよね。
(言い過ぎか?)
多分、もう2度と見ることはないだろう映画だけど、
ドヨンさん見たさにまた見ちゃうかもね。

映画の内容的には…
う~ん…☆2つにしておこう。



【殺人の追憶】ちょっとだけネタバレあり

2005-07-25 14:52:05 | 【韓国映画】さ行
見る気はなかったんだけど、TVつけたらやっていたので観たのだ。

実際に起きた未解決事件をもとに作られた映画。
いっぱい賞を取っていたし、いつか観ようとは思っていたんだけど、
なんかテーマが重そうだし、観るのを控えていたのよね。
(それでもRAMに保存していて持ってはいたのだ)

家事の合間に見たので、最初と途中とラスト前の少しが抜けてしまったのだ。
こんな見方は映画に対してとっても失礼よね。

ラストシーンは観てしまったので、んん???って思ったため、
今度は録画してあったRAMを引っ張り出してきて、最初から視聴。
韓国関係のドラマや映画を観ない旦那ですらいつの間にか一緒に観ていた。


舞台は田舎。
田舎のさえない刑事役がソン・ガンホ。
この人はいい味だしているよね~。
で、ソウルからやってきたエリート(?)刑事がキム・サンギョン。
はっきり言って美形です。結構好み。

映画の内容は…
かなりえぐいシーンもある、全体に暗い感じがする映画。
それなのに、笑わせるシーンも結構あるのだ。
ソン・ガンホの風貌が上手くマッチしているのかな?
重く、暗いのに、結構2時間があっという間。
映画の最初と最後は田舎の風景が美しい。
中盤の暗い映像と対比させていたのかな?
結構ドキドキする場面もありの、
いわゆる昔の田舎の警察。
当たり前のように、証拠を捏造して、犯人に自供を強いる。
そこにやってきたソウルからの刑事。
彼は頭を使って捜査するんだけど、
最後には自分の感情に任せて容疑者に銃を向けるようになってしまう。
それを田舎刑事が止めるなんて。。。

未解決の殺人事件を元に作られているので、
最後まで犯人はわからず。
でもでも、引き寄せられてしまった。

容疑者役のパク・ヘイル。
この人の無機質な表情は凄かった。
犯人のようでもあり、誤認逮捕かもしれない。
無表情が演技していたのよね。
次は【菊花の香り】みるぞ~って思ったあたしよ。


それでもやっぱり必見はソン・ガンホ。
ラストの側溝を覗き込む彼、アップの表情は見もの。
役者ソン・ガンホここにあり!って感じ。
あたしの愛するチョン・ウソンちゃんが前にインタビューで
「僕が【殺人の追憶】でソン・ガンホ兄貴が演じた刑事役をやっても、感動を与える事は絶対に出来ないでしょう」って言ってるわ。
(ま、これは容貌の事について聞かれたときの質問の答えだけどね^^;)
いい意味で彼の容貌だからこそ、出来うる役だと思うのだ。
味のあるいいお顔よね。
(といいつつ、どうしてもガンホ氏を見るとホドン氏を思い出してしまうあたしなのよね)

この手の役者さんって日本で言うと誰になるのかな?
あまり思い浮かばないわ。
(西田敏行さんや大地康雄さんを思い出したけど、違うよね。。。)
ソン・ガンホ作品、お次は全く系統の違う【反則王】見ようかな?


映画の評価は…☆☆☆

【シルミド】吹き替え版

2005-05-25 18:26:19 | 【韓国映画】さ行
何気なくWOWOWをつけたら【シルミド】吹き替え版をやっていた。
この映画は映画館で観たのだ。
ちょっとの予備知識を持って一人でドキドキしながら観たのを覚えているわ。
吹き替え版だったんだけど、不思議と違和感なく観られたわ。
そういえば、ソル・ギョングの声もアン・ソンギの声もあんまり記憶にないからね^^;

つけたときには既に部隊を抹殺予定の少し前。
抹殺に反対したホ・ジュノ演じる指導員(?)だけが島を離れ、今晩が抹殺日だとわかった隊員たちが、
敬礼するシーン。
「甘いものでも買ってきてください」って台詞があるんだけど、
あとでこの台詞が効いてくるのよね。
ちゃ~んと飴を買ってきていたのよね(涙)

その後は辛いドンパチシーンがあって、
自分達の存在をわかってもらうためにソウルの大統領官邸目指して…

北朝鮮キム・ウィルソンを暗殺するために、韓国が凶悪犯罪者を密かに集めて作った部隊。
暗殺のために過酷な訓練に耐えてきたのに、結局は政府の政策転換のために抹殺される事に。
ずっと封印されていたという歴史的史実に基づいて作られたというこの映画。
日本での興行成績はどうだったのかな?
韓国では1000万人を超えたのよね。
南北分裂に対しての思いってもんが、重さが全然違うからね。

さて、映画、来月地上波で放送になるのね。
テレビ朝日系、6月4日(だったかな?)
地上波なので、当然吹き替えね。
違和感なく観れたこの吹き替え(局が違うから別の吹き替えだろうね)
今度はどうだろう?
でもきっともう観ないだろうな。。。(やっぱりテーマが重くて)

ソル・ギョング、アン・ソンギ、ホ・ジュノ、チョン・ジェヨン他々。
演技は凄いです!