続きはネパールサッカー。そのまえブータンサッカー

ブータンサッカー珍道中 2008・2009
ネパールサッカー珍道中 2016~

ブータンサッカー事情

2008-11-05 23:46:21 | スポーツ

4月の終わりにブータンに来て半年が経ちました。

代表チームは5月のAFCチャレンジカップと6月のSAFFチャンピョンシップの2つの公式戦に出場し、その他では9月のネパールのルンビニ遠征、10月のインドのシッキム遠征に出かけました。ネパールとインドの遠征は地元のトーナメント方式の大会の参加でしたが、両方とも一回戦で負けてしましました。

代表チームの選手たちは様々な職業に就いています。警察官だったり、学校の先生だったり、軍人だったり、学生だったり、サッカー協会で働いていたり、中には銀行員もいます。みんなそれぞれ仕事を持っているアマチュア選手なので試合やトレーニングの為に選手を集めるのは簡単な事ではありません。公式戦は大会約1カ月前から、公式戦でない大会は2週間くらい前に選手を集めトレーニングを始めますが、トレーニングに選手全員集まることはほとんどありません。

アマチュアサッカーの難しいところであります。

U-14代表とU-17代表の選手はグランドの前に建っている宿舎(寮)に入っています。U-14が22人、U-17が14人います。普段は学校が始まる前、5時半や6時ごろから朝練習をしています。なぜか朝4時半に起床のベルが鳴るそうです。

今年は11月16日、18日に行われるU-17代表の対インド戦で、全てのカテゴリでの代表活動は終わります。

現在のU-14,U-17は、2010年のAFCU-16選手権,AFCU-19選手権大会の予選が来年秋に始まります。U-13は新しくチームを作り、来年5月にイラクで行われるフェスティバルに参加します。

そして来年1月1日から3つのカテゴリ(U-13,U-15,U-18)のセレクションが同時に始まります。ブータン南部のサルパン、ゲレフで1カ月間、3次セレクションまで行い、全国から来た200人以上の選手を25人程度にするそうです。

どんな選手が全国から来るのか楽しみです。


愛車

2008-11-05 12:38:09 | ブータン生活

Photo_3 ブータンに来てからこのインド製マルチスズキの車に乗ってます。ブータンサッカー協会が貸してくれています。小さくてボロボロの車です。

ブータンではオートマティック車は見かけません。もちろんこの車もマニュアルミッションです。少しきつい坂はローギアでも登るのが大変なくらいです。

ブータンは平地が少なく、ここティンプーも坂道ばかりです。車の運転は簡単ではありません。道路の真ん中で寝ている犬、ハイウェイを我が物顔で歩く牛の群れ、フロントガラスに飛び込んでくる鳩、左右を全く確認しないで道路を横切る人。一番怖いのは他の車です。信号は一つもないし、交差点やロータリーでは、突っ込んだ者勝ちです。道路を逆走する車も珍しくありません。

001 さて、ティンプーの朝晩は寒さが厳しくなってきました。朝はなぜか私の車だけガチガチに凍っています。エンジンがかかるのに2分ほどかかります。これから先どうなることやら。