「ねぇ、冨岡君」宇髄天元 コスプレ衣装
「何だ?」
「あ、ごめんなさい……炭治郎君の方なの」
「構わない」
見ての通り口数は少なくても冨岡君は普通に話す、ただし炭治郎君の方は表情を無から一切変えずに名前を呼ばれた事で私の方へと体ごと向き直る。
「ねぇ炭治郎君、診察したいから一緒に来てくれる?」
『何処も怪我はしていませんけれど?』
かなりの速さで文に文字を書きそれを見せてくるのだが中々に達筆であり読みやすい、けれど彼は両腕に包帯を巻いているし何より喉が心配だ。
「その両手は怪我をしているからじゃないの? それに声を出さないから喉に異常がないか診たいの」
『問題ありません、これは怪我をしている訳ではないですし喉も至って正常です』
「痛い事をするわけじゃないの、お願いだから診させて、ね?」
そう言うと炭治郎君は首を横に振るう~んダメだったわ、どうすればいいのかしら? せめてどうして喋らないかの理由を教えて欲しい、知らないままだと悲しい。
「冨岡弟、この際だから喋れるって事を派手に証明してやれよ。地味に億劫だってだけだろ?」
「宇随君、禰豆子 コスプレ衣装理由知ってたの?」
「おう、クナイを貰いに来た時にな……気になって聞いて見た」
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