2月14日まで島根県立美術館で「疾走する日本車(アート)-1960年代を主軸とする国産車の軌跡-」展示が行われています。
我が国で初めて国産自動車が走り出し、驚きと羨望の眼差しをもって受け入れられてから約百年という時が経過しました。いつしか自動車は、日本の各メーカーによって量産されるようになり、現在では世界有数の自動車生産国として、世界トップクラスの性能とデザインを誇るまでになりました。
本展では、日本車が加速度的に成熟したといわれる黄金期-1960年代を主軸とする14台の実車の展示によってカー・スタイリング/デザインの変遷を追い、同時にそれらを生み出す過程のデザイン画、試作モデル、宣伝広告等を展示することによって、当時の日本の自動車文化そのものを検証します。
というわけで、「トヨタ2000GT」のボンドカーやジョバンニ・ミケロッティが一台だけ制作した試作車「日野コンテッサ900スプリント」など希少なクルマが展示されています。
http://www.grandtoit.jp/museum/2009/12/23/japanese_car/index.html