まったりいこうぜ!!

夏真っ盛り

兄弟

2010-07-28 | Book
1ヶ月ほど前から読んでいた『カラマーゾフの兄弟』をやっとこさ読み終えました。

我が大学の文学部でも必読書の一つとして挙げられている作品ですが、
在学中には結局読めずじまい。
働き始めてから、たまにはガチの文学作品に触れようと思って読んだのですが・・・。

確かに面白いのですが、己の浅学のために十分に堪能、という訳にはいきませんでした。
海外の所謂名作や古典といったものを読む時に立ちはだかるのは、
まず言葉、そして宗教だと思います。

言葉は翻訳によって理解が助けられますが、問題なのは宗教。
キリスト教とほぼ縁のない自分にとって、キリスト教の価値観や批判を理解するのは骨が折れます。

後教養がないので、色んなところに出てくる聖書や詩の引用を上手く消化できませんでした。

なんだか消化不良気味で勿体ないことをしたみたいです。
勉強し直してからまた読もうかしらん。


それにしてもこの作品の登場人物は皆テンション高いですね。
当時のロシアは皆こんな感じだったのでしょうか。