ヒップソリのマナーについて。
この2~3年、雪山にヒップソリを持ち込む人が多くなってきたようだ。
先日の藤原岳でも我々を含め、すれ違ったほとんどの人がヒップソリを持ってきていた。
もともと子供向けのおもちゃとして売られ始めたのかもしれないが、、
今では手軽かつ下山にも結構役立つアイテムとして定着してきたようだ。
ところが、週末に行く予定である北横岳ヒュッテのHPを見ていたら
「最近ヒップソリのマナーが悪い」というような旨が書いてあった。
少し気になってヒップソリ使用のルール(マナー)について調べてみた。
最近流行りだしたこともあって統一したルールが決められているわけではないが、
簡単に要約すると大体こんな感じになる。
*
●登山道での使用について
基本的には容認されているようだ。しかし滑ったあとはステップを刻まなければならない。
これは急斜面をソリで滑って真っ平らな状態にしてしまった時、
そのまま凍結してしまうと登山者の滑落、転倒の危険があるため。
→ヒップソリに限らずツボ足でも下山時にステップを壊してしまうのはマナー違反。
狭い登山道(林道など)では登山者との接触があるため、使わない方が良さそうだ。
滑る場合は人がいないかの確認と、いつでも止まれるスピードで滑らなければいけない。
当たり前だが登山道は登る人もいれば下るひともいるわけで、
容認されているとしてもそこでヒップソリを積極的に使うのはよろしくない気がする。
●アイゼン
アイゼンをつけてのヒップソリ使用は基本的にNG。
これはやはり他の登山者との接触時にケガをするリスクが高いため。
しかし下山時の移動手段として使用する場合はアイゼン着用は容認か?
(ヒップソリでそういう使い方をすること自体NGな気もするけど)
シリセードするときはアイゼンを着けたままという人も多い気がする。
●その他
植生保護などの目的で立ち入り禁止区域が設定されている場合、
その中でヒップソリを使用するのはNG。スノーシューも同様。
スキー場のゲレンデもヒップソリで滑るのは認められていないところが多い。
*
エリアによって多少ルールかもしれないが、
とりあえずこの辺は最低限押さえておかないといけないかなと思う。
ヒップソリは大人を童心に帰らせてくれる魅力的なアイテムだ。
しかしそれがきっかけで揉め事や思わぬ事故につながってしまうのは、とてもつまらないことだ。
自分たちが楽しむことに夢中になって周りの迷惑に気が付かないようでは、それこそ大人から子どもに逆戻りだ。逆回転だ。ぎょぎょぎょ。
雪山でのヒップソリは「大人の雪あそび」としてマナーを守って楽しみたい。
この2~3年、雪山にヒップソリを持ち込む人が多くなってきたようだ。
先日の藤原岳でも我々を含め、すれ違ったほとんどの人がヒップソリを持ってきていた。
もともと子供向けのおもちゃとして売られ始めたのかもしれないが、、
今では手軽かつ下山にも結構役立つアイテムとして定着してきたようだ。
ところが、週末に行く予定である北横岳ヒュッテのHPを見ていたら
「最近ヒップソリのマナーが悪い」というような旨が書いてあった。
少し気になってヒップソリ使用のルール(マナー)について調べてみた。
最近流行りだしたこともあって統一したルールが決められているわけではないが、
簡単に要約すると大体こんな感じになる。
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●登山道での使用について
基本的には容認されているようだ。しかし滑ったあとはステップを刻まなければならない。
これは急斜面をソリで滑って真っ平らな状態にしてしまった時、
そのまま凍結してしまうと登山者の滑落、転倒の危険があるため。
→ヒップソリに限らずツボ足でも下山時にステップを壊してしまうのはマナー違反。
狭い登山道(林道など)では登山者との接触があるため、使わない方が良さそうだ。
滑る場合は人がいないかの確認と、いつでも止まれるスピードで滑らなければいけない。
当たり前だが登山道は登る人もいれば下るひともいるわけで、
容認されているとしてもそこでヒップソリを積極的に使うのはよろしくない気がする。
●アイゼン
アイゼンをつけてのヒップソリ使用は基本的にNG。
これはやはり他の登山者との接触時にケガをするリスクが高いため。
しかし下山時の移動手段として使用する場合はアイゼン着用は容認か?
(ヒップソリでそういう使い方をすること自体NGな気もするけど)
シリセードするときはアイゼンを着けたままという人も多い気がする。
●その他
植生保護などの目的で立ち入り禁止区域が設定されている場合、
その中でヒップソリを使用するのはNG。スノーシューも同様。
スキー場のゲレンデもヒップソリで滑るのは認められていないところが多い。
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エリアによって多少ルールかもしれないが、
とりあえずこの辺は最低限押さえておかないといけないかなと思う。
ヒップソリは大人を童心に帰らせてくれる魅力的なアイテムだ。
しかしそれがきっかけで揉め事や思わぬ事故につながってしまうのは、とてもつまらないことだ。
自分たちが楽しむことに夢中になって周りの迷惑に気が付かないようでは、それこそ大人から子どもに逆戻りだ。逆回転だ。ぎょぎょぎょ。
雪山でのヒップソリは「大人の雪あそび」としてマナーを守って楽しみたい。
そんなのマナーとか関係なくね?
大雪降ったあとなんてトレースなんて消えちゃうし、そんなの頼りにしないと登れないなら、雪山なんて来るな!
シリセードは、楽しまないと。ぶつかったり…とかは気を付けるのは当たり前。