ちっちゃんの十四時喫茶

小さい頃から十四時という時間が好きです。うとうとと、幸福感に包まれるような…☀️

『よすが』/カネコアヤノ

2021-04-26 22:38:00 | 音楽

ちっちゃんは今日、カネコアヤノさんのニューアルバム『よすが』を購入しました。


早速聴きました。

すがすがしい風が窓から優しく入ってくるような曲たち。

特に印象深かったのは先行配信もされていた『星占いと朝』と、『栄えた街の』。

『星占いと朝』は最初のコーラスからクセになる感じ。
「いけしゃあしゃあと〜」の歌い出しも好き。歌のしょっぱなで中々出てこない言葉な気がして。なんか、気持ちいいんですよね。

『栄えた街の』はどことなく昭和のフォークロック感?がある気がします。
カネコさんは、昭和期のバンド、はっぴいえんどに傾倒しているとのことですので、音楽に現れているのかな、と感じます。
なんとなく寂しいような歌詞と楽しげなサウンドのバランス、なんだか胸がきゅんとなります。

カネコさんは先日出演されたラジオで「間(ま)」を大切にしている、とおっしゃっていました。
『よすが』の曲の歌詞は言葉が説明的でなくて、想像する余白があるように感じました。
ちっちゃんは歌詞の意味を深く考えたりはあまりしないですし、カネコさんの真意は分かりませんが、なんだかその余白が心地よくて、きれいなんです。言葉の隙間からキラッと光る感じというか。(ちなみにこの、カネコさんの歌の中で感じる「キラッ」は、太陽の光の粒のイメージです。)

そしてちっちゃんが気づいたことがあります。
それはどの曲にも、誰かが近くにひそやかに存在している、ということです。
その存在を感じさせる言葉をまとめてみました。
『抱擁』→君
『孤独と祈り』→二人、あなた
『手紙』→君
『星占いと朝』→君
『栄えた街の』→ふたり、私たち
『閃きは彼方』→君
『春の夜へ』→君
『窓辺』→あなた
『腕の中でしか眠れない猫のように』→君
『爛漫』→お前
『追憶』→君
このようにです。
そしてどの曲も、その誰かの存在がひそやかに、ひっそりと、あるんです。風景に溶け込んでいるというか。押し付けがましくなくて丁度良い。

大切な1枚が増えました(^_^)

ちっちゃんが選ぶGLIM SPANKYの「 ロウソクを灯した暗い部屋で聴きたい、脳内が異世界で浮遊する3曲」

2021-04-22 22:04:00 | 音楽

前回の投稿で触れた、GLIM SPANKYのおすすめ曲を3曲ご紹介します。

ちっちゃんの好きな曲はいっぱいあるので、テーマを設けました。

題して、
「ロウソクを灯した暗い部屋で聴きたい、脳内が異世界で浮遊する3曲」
です。

1曲目は『E.V.I』。
ミニアルバム『I STAND ALONE』に収録されています。

GLIM SPANKYの多くの曲で言えることですが、ギターのイントロがかっこいい!
そして始まるボーカルとコーラスの声の重なりが、歌詞の異世界感とマッチしていて気持ちいい!!
悪魔や幽霊といった言葉が散りばめられていて、ここにいながらしてここじゃないところに行けるんです。


2曲目は『踊りに行こうぜ』。
アルバム『SUNRISE JORNEY』に収録されています。

これもギターのイントロ、しびれます。
「体だけで踊りに行こうぜ〜」
と歌うのがかっこよすぎます(〃ω〃)
「ぜ〜」のところでしゃがれた声になるのもツボです。笑
そしてちょっと擦れた視点の歌詞がGLIM SPANKYの魅力なんですよね〜


最後、3曲目は『NIGHT LAN DOT』。
アルバム『Next One』収録です。

この曲は本当に大好きな曲です。
嫌なこととかがあった時に聴くと、ここにある不穏な空気感や重力から解き放たれて、月の引力に誘われて飛んでいける感じがするんです。
絶妙なグルーブで鳴り響くパーカッションも最高です(*´꒳`*)

以上がちっちゃんが選ぶGLIM SPANKYの
「ロウソクを灯した暗い部屋で聴きたい、脳内が異世界で浮遊する3曲」
です。
今夜はグリム聴きながら寝ようっと。