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京急品川駅に並んだワイパーカバー切り抜き車。600形605F8連と新1000形1017Fともにワイパーがカバーの中で見えない。
最近では、ワイパーむき出しなのに切り抜きしてあるように見せるこんな「似非切り抜き」車両も出現。
ではワイパーをどう収納しているのか、カバーを詳しくお見せしよう。
分厚くなって視界が悪くなるため、数字を切り抜いて運転士さんから下が見えるようにしてある。
ところで、この新1000形1017Fは第1次車。発車時に加速するとドレミファのような音楽を奏でるシーメンス社製のドレミファインバータがまだ健在。
メロディーが聴きたくて、特急京急久里浜行の最後部に陣取る。powered by SIEMENSって、powered by HONDAを彷彿とさせる文字。
更新後も運転席後ろは二人用ロングシートのまま。
車端部はクロスシート。一次車の古い車両とは思えない美しさ。アルミ車体。甲高いメロディー♪に酔いしれた。