放蕩薬剤師の戯言

調剤薬局薬剤師の戯言(薬局の日常や学術、趣味のドライブ)を書いていきたいなと思います。愚痴にならない程度に・・・。

本 ほん ホン book

2007年01月30日 | 専門向け

一日開けて、処方箋枚数13枚だ!!
ヤバイと感じている放蕩薬剤師です。

本当に経営を考えてくれないと、社員が路頭に迷うんだけどね~。

さてさて、今回はbook。
色々な薬学関係の本以外に雑誌なんかも個人講読しています。

「薬局(南山堂)」や「調剤と情報」、「日経DI」、薬剤師会会報は薬局で読むことが出来るのですが、落ち着いてじっくり読めないので、そのうちの「調剤と情報」は個人購読しています。
そのほかに「正しい治療と薬の知識」を買っています。結構批判的なので、そのような目も持たないといけないなと思うところがあり、勉強になります。また、服薬指導に間接的に役に立つので重宝しています。

以前、「日経DI」も買っていたのですが、あまり指導や知識の蓄積に役に立たないなと思いやめました。自分としては、必要なところは改正の情報がある4月号だけ。これは薬局でコピーして持って帰れるからいらないや…っとなったわけです。

医薬品の位置づけや副作用などをもっと詳しく知りたいので、「医療ジャーナル」をとり始めました。まだどのようになるのか分からないのですが楽しみです。

薬剤師の皆さん。「薬剤師手当て」はこのように雑誌などを買うためにありますからね~。頑張って勉強していきましょう!!

会社の「薬剤師手当て」がなくなったので、本当に転職しないと生活費に響いてきたよー。


追記(真面目な話)
そうそう。最近のニュースで産科医さんが訴えられているニュースがありますね。
あれ、医療従事者(調剤薬局薬剤師さんも含んでるよ~)の皆さんはどのように思われているでしょうか?
虎ノ門病院の小松Drの「医療崩壊」によれば、患者の納得できない訴えが警察にいき、その結果裁判沙汰になるということ。
どんな手術(or治療)でもそのリスクはありますね。
医療では、その治療においてリスクの無いものはありません。
こうすればよかったなどは結果論でしかなく、その判断する時点で最良なものなんて分かるわけが無いのです。
(薬剤師の皆さんには、薬で重篤な副作用が出た時にその注意事項、対処法の説明がなかったと訴えられた自分の姿を想像してください。)
そう、医療は未だに不完全なものです。
しかし、そういった時でも、自分は最善なこと(その時に出来ること)を行ったと胸を張って言いたいですね。
その為に自分は常にbestではなくてもbetterであろうと頑張っています。

やっちまった!!

2007年01月26日 | 皆さんに向けて(専門、一般へ)

ちょっと事情があって、凹んでいます。
放蕩薬剤師です。

凹んでいる理由とは、「訪問カー」ぶつけてしまいました。
幸い人身事故ではなく、単独事故になるのかな?
まぁ、事故というほどでかい事はしていないけど・・・。
そんなわけでブログ書く気力なし。

すんまへん。

とりあぞらむ

2007年01月25日 | 専門向け

最近、雨が少ないですね。
まぁ、インフルエンザ流行していないから良いか・・・。
お気楽な放蕩薬剤師です。

さて今回は「トリアゾラム」。
先日の回収騒ぎで「0.125」はもう手に入らないと思います。
患者さんには迷惑をおかけしています。

さてこの回収騒ぎの時、トリアゾラムの悪い面が再び(?)話題となり、我が薬局は採用取消にしたい旨の提案をDrにさせていただきました。

悪い面って何?

実は私。世間でトリアゾラムの話題が出ていた時には大学生でした。
(若いのですよ。外見で判断しないでね・・・。)

さて、この悪い面について薬局長(Drに話に行った張本人)に聞いたところ。
わからん!
こんな易しい解説が・・・。
どうしてこんな人がDrに提案できるのやら・・・。

ダメダメなので自分で調べることに。
結果、あまり良いと思われる論文は検索できなかったのですが、2005年の日本病院薬剤師会の会報にその答えらしい論文が投稿されていました。
要約すると「常用量依存」が問題との事。

#常用量依存・・・減量または服用中止によりそれまでなかった症状が出現する。その症状とは不安、焦燥感、気分の落ち込み、頭痛、発汗、手足のしびれ、知覚異常、けいれん発作、離人感(現実感消失)、動悸、嘔吐、嘔気、下痢、便秘。

この依存は、高齢者あるいは半減期の短いほうが高率に現れるという報告もあります。
しかし、この論文の内容から、高齢者あるいは半減期の長短にかかわらず、依存を生ずる可能性が十分にあることを認識する必要があります。
そのため初回の患者さんには、なるべく頓用として、服用期間も出来る限り短期間にするように指導する必要があります。

このことはベンゾジアゼピン系全般に共通するお話です。
これが気になる方には、トリアゾラム(ベンゾジアゼピン系)から非ベンゾジアゼピン系のゾピクロンやゾルピデムに変えてみるよう進めてみたらいかがでしょうか?

緊急訪問

2007年01月24日 | 専門向け

朝起きるのがつらいです。
眠い放蕩薬剤師です。

今回は「緊急訪問」。
在宅指導をしているとどうしても緊急訪問が出てきます。
本日もその緊急訪問ありました。

残薬の数が合わないとお怒りの電話がありました。
患者さんは薬局が間違えたといっているのですが、残薬の数からしてありえないことが判明しました。
どうしたんでしょうね。
新しい薬局長が来てから、その患者さんの所には行った事が無いのでなんともいえないのですが、どうも患者さんとのコミュニケーション不足が原因ではないのかなと・・・。

結局何が問題なのかというと、今まで通りの薬の管理方法では飲めなくなってきている可能性が高いのです。
結構、患者さんとのコミュニケーションが上手くいっていれば、管理方法が怪しくなっているかなというのは分かると思うんだけどな~。
このようなことは急に認知症が進むなどして分からないことがあるのですが、今回のケースでは認知症が進んでいるようには思えないのです。

「お薬カレンダー」導入の了解を患者さんから得ているので、各職種との連携が出来れば使用していく予定です。

上手くいくといいなー。

職場の会議

2007年01月23日 | 専門向け

お腹痛いな~。
どうも、仮病気味の放蕩薬剤師です。

さて、今回は本日の職場会議の内容。
(前回のラロキシフェンとプラバスタチンの関係は血液検査が出るまで待ってね~。

本日の会議は予算いついてがメインですね。
やはり、実質処方箋20枚/人の薬剤師はきついですね~。
しかも各店舗ごとにDI、事務仕事、予算作成、薬剤師教育計画などなど行っていて、各店舗独立状態で経営しているので雑務が多いですね。
会社組織としての効率よさはどこにあるのでしょうか…。余分に人件費がかかっているような気がするのは気のせいなのかな~?

さて、結局のところ、人件費は減らすことが出来ないので、経費削減(薬剤費込み)ということになり、在庫担当者からの悲鳴が上がりました。
(とりあえず、DIの予算は確保。
さて、これからどうなるのかが心配です。
あと、会社の方針で「研修奨励費」が出なくなりました。
元々「薬剤師手当て」が無いところなので、真面目に本などを買っている人はかなりの打撃です。
まあ、なくなっても研修費用だけは申請すれば出るんですけどね。それ以外の部分はどうすればいいんでしょうかね・・・。

こりゃ、早いうちに転職しないと・・・。

「ラロキシフェン」と「プラバスタチン」

2007年01月22日 | 専門向け

表題の通り、「ラロキシフェン」と「プラバスタチン」を服用しているPtさんがコレステロール値が低下して、「プラバスタチン」が中止になってしまった人がいる。

ラロキシフェンは元々は抗がん剤開発が目的で作ったが、そのような作用は見られずに骨粗鬆症の薬となった経緯があるので、もしかすると脂質代謝にも何らかの影響があるかもしれない。

しかし、プラバスタチンは1日おきの服用でコントロールしていた人なので、代謝経路でぶつかったかもね。

血液検査出るまで分からないか・・・。

感覚が狂いそう

2007年01月21日 | 皆さんに向けて(専門、一般へ)

昨日、今日がセンター試験だったんですね~。
全然気づきませんでした。

どうも、放蕩薬剤師です。

昨日は薬局長と二人だけで、午前中の勤務でした。
大抵の保険調剤薬局さんは、土曜日の午前中は1日分の処方箋量が入り、てんてこ舞いになってしまうところが多いと思います。
しかし、我が薬局は込みません。むしろ開けているだけ人件費の無駄状態です。

原因は定かではないのですが、先輩薬剤師の話によると、過去に診療所は土曜日休診という噂が広まったことがあるためとの事です。

う~ん。赤字の原因はここら辺かな…。

長と二人だけだと、服薬指導加算のチェックが厳しくなるんですよね~。
少しでも変更があるとすぐに反応します。

長;「服薬指導加算は入れたの?」
私;「いえ。PLだけなんで・・・。」
長;「入れてけ!」
私;「・・・」

高齢者に「PL顆粒」は常備薬みたいに当たり前のものとなっています。
そのため「説明は要らない」「分かってるよ」という反応がほとんどです。
要チェックは緑内障なのですが、ほとんど聞き取りが出来ていることが多いです。

この状態で「加算」を入れられるかどうかは微妙ですね。
上記の状況でも「判断有り」では加算が入るでしょうし、その時点のみで考えると加算は入らないような気もするし。
誰か答え知っている人お教えて~。

在宅の実際-上手くいかないな~-

2007年01月19日 | 専門向け

寒くなりましたね~。
ところでセンター試験っていつなんですかね?

さて今回は在宅の実際の作業について。
我が薬局では、体制が厳しいので、訪問する曜日が決まっています(週2回だ!!)。
そのため、訪問後の処理時間を考えると、約2時間で5~7件を回らなくてはいけません。
はっきり言って、まともな業務できません

しかし、患者さんとの初回の説明不足のためか、自分が引き継いだ時にそのようになってしまったのか、玄関先でのやり取りだけで終わるので時間があまりかからないんですよね。
本当は残薬のチェック、保管などなどやることはたくさんあるんですけどね。
また、診療所の情報提供書もいい加減で、病名が記載されていない、検査値データが更新されていないなんて当たり前ですね。
患者さんがお亡くなりになるまで、薬局だけ「癌」があったのを知らなかったなんてことも…。

薬局で出来ることを徐々に行っていこうかなと。
とりあえず情報収集のために、色々な講習に出ています。
(出るたびに落ち込むけどね・・・。

そうそう。体制の問題だけではないと思うんだけど、担当者が診療所との在宅カンファに出れないというのはかなりマズイ!
薬局から誰も出れないのはマズイ!!
(今の薬局長の前は、薬局長が代理で出てくれていたのにな~。モラルの問題か?)

何? なに? ナニ?

2007年01月18日 | 皆さんに向けて(専門、一般へ)

微妙に疲れています。
放蕩薬剤師です。

本日、薬局長との雑談でこんな話が出てきました。

長;「君は大学にたまに遊びに行くよね。
私;「(心の中;遊びじゃねーよ。情報収集だ!) う~ん。行きますけど何か?
長;「最近、就職希望学生が少ないから、研究室に頼みに行きたいって社長が言ってたから協力してあげて~。
私;「(研究室に頼みに行ってどうするんだよ!) イヤです。
長;「・・・

研究室ではなくて、就職課に就職案内掲載のお願いしに行くのが正解ですね。
社長…。何考えてるんですか…。
しかも、転職しようかなっと思っているところの会社の橋渡しできないし、メインが製薬メーカー向けの合成系の研究室なのに…。

私が大学に行くのは本当で、その理由は本当に情報収集です。
一応、情報薬学学会(←うろ覚えです)に恩師が所属しているので、何か情報を掴んでいないかなと思ってお話しに行きます。(もちろんお土産を持って。)

さてさて、どうなることやら・・・。

緊急訪問

2007年01月17日 | 専門向け

あ~、雨降った~。傘忘れた~。
濡れ鼠な放蕩薬剤師です。

さて本日、緊急に訪問して欲しいと患者さんより要請がありました。
昨日は自分は休日出勤の代休となっており、薬局には不在でした。
よって本日、昨日の処方箋の薬剤を持って車をとばしてきました。

本当はこのような時に、誰でも対応できるのが理想なのです。
しかし、車の免許を持っているのは自分だけですから…。

介護保険使用患者さんには「契約」という概念があり、その内容についての約束があります。そこには営業時間内であれば対応しますと書いてあります。

嘘じゃねーかよ!
このような批判を受けてもしょうがないかもしれない。

誰か~。免許持っている人来ないかな~。
これじゃ、退職も出来ねーよ。

在宅法規~鬼の居ぬ間に洗濯~

2007年01月15日 | 専門向け

薬局長が居ない薬局はどうして落ち着くのでしょうか。
心穏やかな「放蕩薬剤師」です。

今回は在宅についてお話しようと思います。
私は今の薬局に移るまで、在宅関係の仕事は関わった事がありませんでした。
前の会社(ク○フト株式会社-大手調剤チェーン-)でも、在宅は割に合わないという理由でほとんど行っておらず、触れることはまったくなかったのです。
今の薬局に移りやり始めたのは良いのですが、引継ぎをする担当者は既に退職しており、本当にゼロからの出発でした。 また、当時は自動車免許取りたてで、初心者マークを付けて奔走(暴走?)しておりました。(警察の方々、大変お世話になりました。 もうしません…。本当に…。)

さて、今回は法規について。知っている人は飛ばしてね~。

以下の参考資料;「調剤と情報」2005.9
在宅管理指導料を算定するにあたって
在宅患者訪問薬剤管理指導料は、居宅で療養を行っている通院困難な患者に対し、医師の指示に基づいて薬学的管理指導(薬歴管理、服薬指導、薬剤服用状況、薬剤保管状況など)を行った場合に算定できる。
注意:事前に当該指導を実施する旨を地方社会保険事務局長あてに届け出る。
   薬学的管理指導計画の策定。*2
   訪問指導の結果を文書により医師に情報提供する。*1
*1…必ずしも毎回文書を作成しないと算定できないわけではないが、「その都度」「遅滞無く」行うことが望ましいとされている。
*2…必要事項として、薬剤の管理方法、処方薬剤の副作用、相互作用を確認してうえで実施すべき指導内容、患者宅への訪問回数、訪問間隔などを記載する。
*1,2…共に様式が決まっているわけではないので、各薬局で独自に作成したものを用いてかまわない。
「居宅療養管理指導」と「在宅患者訪問管理指導料」の違いについて
訪問薬剤管理指導を実施する際、介護保険対象者の場合には介護保険の「居宅療養管理指導」として、それ以外の場合は、医療保険の「在宅患者訪問薬剤管理指導料」として保険請求しなければならない。
 注:介護保険のサービス事業所の指定を受けていないと「居宅療養管理指導」は取れない。薬局の都合で指定を受けていないからといって医療保険(在宅患者訪問薬剤管理指導料)のみで請求しないこと。

「な~んだ。当たり前のことじゃないか。」と思った方が多いでしょう。しかし、当時の私は、これすらも知らなかったのです。いかに恥ずかしい状態だったかが良く分かります。
これを期に、あとで行う人のために、色々とマニュアルみたいなものを作ってます。
結果的には良い経験だったかもしれません。(まだ過去形では言えないか…。


マレイン酸エナラプリル

2007年01月13日 | 専門向け

むぅ…。最近のブログ、ダークだな…。
そんなわけで、久しぶりの学術~♪

さて、「マレイン酸エナラプリル」の「空咳」については、院内薬局、調剤薬局の共に経験することがあると思います。中には適応がその薬剤のみのため、変更できなかったりとかあるかもしれません。

「空咳」→「ACEI→ARBへ変更」という方程式が当たり前だと思ってました。
ARBはACEIよりその降圧効果、持続時間などが期待され開発されたのですが、その期待された効果はなく、効果は「ARB=ACEI」ぐらいの位置づけとなっています。(細かなところやDrのこだわりによって多少のオプション効果が期待されることはありますが…。)
そのため、ARBは高価なこともあり、ACEIで副作用が出てきたときの変更薬剤の位置にある薬です。

しかし、マレイン酸エナラプリルは投与方法の変更により、空咳を消失or軽減できるという話があります。
それは、「朝→夕」の投与法にすると軽減するというものでした。
その理由として、夜間のブラジキニン産生量が少ないと現在は推測されています。
臨床経験から出てきたことなので、「これは本当かも~」と思いメーカーに教えてもらうことに。

返事として、24例中3例が消失し、24例全体で軽減したとのお話。(←資料精読前なので、値が変わるかもしれません。)

ん? 症例が少ない…。 消失が12.5%と率が小さいことから、やっぱり無理して使うことは無いかなっと結論付けました。
また、ブラジキニン産生は常に一定ではないようです。ACEI服用初期は「空咳」なく、服用数年後に出てくることもあるとか。(←Drより教えていただきました。ありがとうございました。
しかし、薬剤変更が聞かない患者については、最後の方法としてDrに助言してもいいかもしれませんね。


写真の説明
最近発見したマンガ。透析は今は関係していないのですが、昔懐かしく買ってしまいました。興味ある方、初心者の方にお勧めです。

あー、しんどい。

2007年01月10日 | 専門向け

本日、DIの会議。

そこで副作用の話が…。

重篤な副作用について啓蒙していくための資料は無いかなという話になりまして、「重篤副作用疾患別対応マニュアル」というものがあるじゃんと発言。

反応があった薬剤師、1/10でした。

頼むから厚生労働省のHPをある程度は閲覧してくれ…。
一応はDIを中心で行うところなんだからさ…。

でも、意外に知られていないかもしれないので、一般薬剤師のためにリンクを張っておきますね。

重篤副作用疾患別対応マニュアル
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/tp1122-1.html

つぶやき
最近、「血便」が出るんだよな~。鮮血だから胃はなんとも無いはず。痛みが無いから、「痔」ではなくて「腸」の可能性が高いな。
このブログ、闘病記に変わるかもね~。

赤字(今回はかなりダークだ!!)

2007年01月09日 | 専門向け

本日、薬局の会議でした。

そこで長が一言。「赤字だ!」と。

そりゃ、処方箋25枚/人の計算じゃ赤字にでもなりますよ…。

うちの会社は、DI、教育、管理、システム、etc…全てを各店舗で行っています。薬局の必要な機能を各店舗独自に行っているものとイメージしていただくと分かりやすいかと思います。
そんなことをしているから、業務が多くなるため、25枚/人という考えに至ったようです。

私;「保険薬局では収入増は難しいですよ。面分業とか言っても、所詮、門前なんですから。
長;「服指(服薬指導加算)を取れ!」
私;「だから、服指は…だから大して増えないでしょ!

長と計算したら、大して収入が増えないことが判明し、この案は撃沈。
(注;うちの薬局は、原則に従って加算しています。)
(注;私が前にいた大手チェーン薬局は、ほとんどの加算が詐欺状態でした。)

長;「じゃ、薬剤在庫減らして!
在庫担当;「これ以上どうしろと! 調剤できなくなるぞ!」
長;「患者さんに多少の迷惑はしょうがないじゃない!
    →訳「在庫が不足して調剤が完遂できなくてもいいじゃん!」

もう分け分からん状態ですね。
基本的に、保険調剤では、全てを1度に完遂するほうが望ましいのです。
「望ましい」という表現にしたのは、後発品への変更などで、すぐに調剤できない場合があるためです。在庫が不足しているというのは、保険調剤では、基本的には理由になりません。
(分割調剤は認められていますが、会計やら、手続きが面倒であるため、ほとんどの薬局はこの方法を行いません。)

長は根本的に業務改善しないと赤字のままになってしまうということは理解しています。しかし、あと2年で定年だから、荒波立てずに引退したいと考えているようです。

後続の幹部候補も、あまり経済概念を持っていない方が多いですね。
また、施設基準の加算がスタートしているのですが、24時間対応携帯を持つことに反対している薬剤師が多いことから、義務を理解していないプライドのみ高い薬剤師が多く育っているのが良く分かります。

経済概念を理解していない薬剤師ばかりになってしまった理由として、中規模病院と連携しており、そこの病院と人材を入れ替えたりします。そのため病院就職希望薬剤師が多く、経営は自分たちの仕事ではないと考えている者も多いのです。

また、義務に関しては、外部の薬局の現状を知らない(外部研修に出れば少しでも分かるのにね~)=世の中の流れを知らない薬剤師が多いためですね。

これからますます収入は減り、求められることは多くなるのに、未だにこんな状態でいいのでしょうか…。

久しぶりのドライブ

2007年01月07日 | 私の趣味など


気分転換にドライブに行ってまいりました。
甲府の山間部は雪が積もっているんですね~。
雪山装備は積んでいなかったので、信玄公ゆかりの地である「景徳院」に行ってまいりました。

写真でもお分かりだと思うのですが、屋根などに雪が見えると思います。
路面のほうは、「雪+昨夜の雨」で大変危険な状態に…。

結局すべることなく大丈夫だったんですけどね。
(高速では死ぬ思いしたけど…。

ドライブ中に雪が降らなくって良かった~。