放蕩薬剤師の戯言

調剤薬局薬剤師の戯言(薬局の日常や学術、趣味のドライブ)を書いていきたいなと思います。愚痴にならない程度に・・・。

出向中に読んでいた本の紹介~その1~

2010年05月16日 | 皆さんに向けて(専門、一般へ)
今日もいい天気だけど引き籠りだ!!
不健康の道を勇気を持って?進んでいる放蕩薬剤師です。


今回は本の紹介。
薬剤師関係の本で薬剤師が書いてくれた本というのが少なくて探すのになかなか苦労している状態が続いています。
その中でこれは薬剤師はもちろん一般の人にも読んでほしいなという本があります。

「いい医者は薬剤師に聞け!」

内容としては主に薬局薬剤師の社会的役割について書いています。医薬分業の意味を分かりやすく書いた本ですね。
薬剤師の方はこれを読んで医薬分業の意味を今一度再認識していただき、MRのみの情報に頼らずに自分たちでしっかりと情報を整理しないといけないと思考のベクトルを修正してもらえたら良いのかなと思います。
一般の方には医薬分業の利点を知っていただき、先の「がっちりアカデミー?」のようなTV番組を鵜呑みにしないようにしていただけたらと思います。また、薬剤師の利用方法が分かりやすく書かれていますので、そのための解説書としてもお使いいただけます。

興味がある方はネットで検索して読んでみてくださ。

では!!


放蕩薬剤師の…。
最近になって「薬学史」の勉強をしておりますが、なかなか良い資料に巡り合えていません。てか、欲しい資料が絶版になっている…。
今でも売っている資料がありましたら教えてください!!

病院への出向は本日で終了

2010年05月14日 | 皆さんに向けて(専門、一般へ)
頭の中はいつも春。
お久しぶりです。お気楽な放蕩薬剤師です。


本日で病院の出向は終了しました。
1年半の出向期間というのはちょっと短いような気がしますが、もともと出向期間を定めないで(←違法です)出向しているのですからまぁ良いのかなとおもわないでもないです。

病院で働き始めて色々ありましたよ。病院薬剤師は調剤薬局薬剤師を軽蔑?軽視?している傾向がありますので、これを乗り越えることから始めましたし。
まぁ、乗り越えるというか、自分は今までなにをやってきて何がわからんのですとはっきり示すことをしただけですがね。
これが良かったのか分かりませんが、色々教えてくれたり逆に教えたりする関係が成立していきました。
あとは何故か勢いがあり怖い薬剤師がいまして…(以下自主規制!)。
それから採用薬選定の基準が…(営業妨害?のため以下略!!)。
とにかく色々と勉強になりました。

精神科という薬に関することは自分には良くわからない世界だったのですが、「ヒーリー精神科治療薬ガイド」という本を読んで理解しがたい世界だということが再確認でき、薬に関して経験がとても重要だということを嫌というほど知りました。
こういう世界に出向して役に立つことは、知識面ではほとんどありませんが、兄が脳科学?関係の研究をしているんで少しは資料面で支援できたのではないかと思います。

なんか「ふりかえり」っぽい内容になってますが許してね。

ではでは~。


放蕩薬剤師の多謝!!
え~、最終日に薬局長様からベルギー?ビールとおつまみを頂きました。
おいしく頂きました!!

近状

2010年01月17日 | 皆さんに向けて(専門、一般へ)

只今、「現実逃避中」

医薬ジャーナルの記事から

2009年04月19日 | 専門向け
寒い日がまだあったりするから暖房機器をしまうか迷っています。
この季節はよく風邪をひく放蕩薬剤師です。


この前の医薬ジャーナルにこのようなことが載っていました。
「大学での教育内容は現場で生かされない」と。
薬剤師1年目にして早々にそんなことは誰でも気付きますね。
本当はそこで色々悩んで欲しいのですが、悩んだところでどこも同じなんですよねー。
(放蕩薬剤師の場合、薬剤師は国家資格じゃなくて良いとまで思ってます。)

で、そんなことを防止するために薬剤師が副作用モニタリングのため、患者さんの脈を診たり皮膚の触診をするということを考え始めているようです。

これって違法なんじゃね?

薬剤師の在宅訪問でも、軟膏を塗るのを手伝うだけでも違法です。そんな厳しい中、これが許されるとはとても思えないし、医師会がその利権のために黙っていないでしょう。

無いとは思いますが、もし現実にモニタリングできるようになるとすれば、その薬剤師の資格が国家資格であることの意味が出てくると同時に、現場の薬剤師のモチベーションは飛躍的に上がるでしょう。
また、国が報酬をまともに支払えば、薬害を早期に防止できる画期的なシステムが構築できるとは思うのですが…。
現段階では「夢」ですね。


放蕩薬剤師と講師
講師のお仕事がまた来月にあるそうです。
日にちは未定。
5月第2週でないことを祈ってます。
(まだ内容は白紙だしね~。困っちゃう♪)

薬剤教室

2009年04月15日 | 専門向け
暖かいねー。
こんな日は会社を休んで日光浴。
仮病が絶好調な放蕩薬剤師です。


本日、酒害教室プログラムの1つである薬剤教室がありまして、放蕩薬剤師が講師をしました。
内容は睡眠と睡眠薬について。
主にガイドラインの内容とTIPの特集記事・アルコール依存症関連の文献を患者さん向けにまとめてみました。
なかなか患者受けは良く、終始寝ていた人は一人だけで色々と活発に質問が出て楽しい講義に。
自分も気分良く講義ができたので満足♪
(別に患者さんが何も覚えてなくても満足♪なぐらい楽しかった。)

ここまでうまく行ったのは、会場の雰囲気作りをしたからでしょうか?
一人一人に脅迫…、じゃなくて、にこやかに挨拶をして資料を手渡したのが良かったのかも。
心理学(独学です)をある程度知識として持っていたのが良かったかもしれません。

ただ、反省点はあって、用意していた面白い話が20%ぐらいしか言えなかったこと。(時間配分間違えたんだ!)
今度はもっと面白いことを交えて話してみたいな~。


放蕩薬剤師と高血圧症
血圧ヤバイです。
20代でこれは…と健康診断で毎回言われてますが、毎回同じように無視です。
だって、治療してもあまり意味があるとは思えないからさ…。
医療関係者の方は、単純に高血圧症だけの場合、何人治療して何人意味があるか知ってますよね?
それを知るとあまりにもバカバカしくなる…。
これが、放蕩薬剤師が治療しない理由です。

サクラ、さくら・・・。

2009年04月12日 | 私の趣味など
税金って払うほど損だよね。
今の20代後半の人たちから30代前半の人たちは、社会保障が他の年代と比べてかなり悪いからさ…。
どうにかして払わなくて良い方法は内科と模索中の放蕩薬剤師です。


東京はサクラ散ってしまいましたねー。
完璧に散ったわけではないけれど、寂しい姿になってしまっていますよね。
写真に収めようと機会を狙っていたのですが、忙しくてなかなかそんな時間は無く…。
こんなことになるんだったら「夜桜」でも収めとくんだったなーっと後悔しています。
そんな訳で、今回は写真の話を書きつつも画像なしです!!
(決して撮影に失敗したわけじゃないもん!! と言い訳です…。)

しゅがいきょうしつ

2009年04月06日 | 専門向け
わーい、ハガレンがまたテレビでやるらしい。
隠れファンの放蕩薬剤師です。


間近に迫った「酒害教室」。
このイベントで患者さん相手に講師をします。
内容は「睡眠・睡眠薬について」。
アルコール依存症の方は、アルコールによる脳の変質からでもある、「不眠症」に悩まされているます。
これにより入院中から眠剤を投与している患者さんは多いですよ。
一部自主的に入院している患者さん以外は服用しているんじゃないかと思います。
そんな患者さんに対して睡眠・睡眠薬の基本的な知識を身に付けてもらおうと話をするわけです。

睡眠に関しては自分で知らないことも多かったので、資料と格闘しつつ新たな発見に喜びを感じで気合が入っています。
しかし、アルコール依存症の不眠症治療に関してのエビデンスある資料がなかなか無く苦しんでいるという…。
方向修正しつつも完成に近づいていますが、あまり納得できずにストレス。

そして酒を飲む!

じゃなくて、何とかしないとな~。

季節物

2009年04月05日 | 専門向け
お酒は抗鬱剤。
こんなこと言い出すと予備軍だなーっと思いながら酒飲んでます。
アル中予備軍の放蕩薬剤師です。


昨日、1日薬局に入っていました。
病院の常勤が良いのかよという話がありますが、一従業員としては逆らえないのでその話は無しで…。
その薬局での会話で「新人薬剤師の配属」の話に。

薬局長;「新人が二人も来るんだよねー。新人教育(←現場に委託されているらしい)をどうしたものか…。」
放蕩薬剤師;「お薬手帳を広げるための配布物を作らせたら? 上手く行けば良し、悪くてもどこかに発表できるでしょ?」
薬局長;「それ良いかも!!」

我ながらナイスアイデア(死語)ではないかと。
新人さんには悪いが、いきなり医薬品名言われても分からないだろうし、だからと言って放置するとモチベーションが下がるだろうしね。

エビリファイの液剤

2009年04月04日 | 専門向け
週休削って薬局勤務。(私は病院常勤♪)
これって労働基準法守っているのか疑問な放蕩薬剤師です。


さて、先日にメーカーさんが持ってきてくれたエビリファイの液剤見本(本物)を味見することに。
口腔内吸収は無いとのことなので、口に含んでペッと吐くことに。
自分は2番目に口に含んだのですが…。

薬局長;「味はどう?」(←先に味見して余裕な人。)
わたし;「((ゴクッ!?)あっ、少し飲んじゃった…。)味は安いオレンジジュースの後味みたいな…。」

表現が悪いことは認めます。ごめんなさいメーカーさん。
でも、薬は大体が駄菓子系の味なので似たようなものですよね(言い訳♪)。


放蕩薬剤師の副作用体験
エビリファイは誤って服用した場合(放蕩薬剤師のような人)は「過鎮静」が出て少し苦しむことになるようです。
しかし、運良くその副作用は出ることなく大丈夫でした。
気付いてないだけかも…。
でも、こう身をもって体験するDIも大切ですよね。

痛い車

2009年03月23日 | 私の趣味など
給料日!と叫んで朝起きるのが日課。
冗談抜きに色々とヤバイ放蕩薬剤師です。


今日の朝、いつものように通勤途中のコンビニに車を止めて昼食のパンを買いに。
そこで黄色いNAのロドを発見。
(NAは好きなんですよねー。AT限定免許じゃなきゃ買ってましたよ。)
黄色もいいなーとふとボンネットを見ると…。



なんでアニメのキャラが・・・。

これが噂の「痛車」か?

てか、なんでロドが「痛車」に!!
(↑心の悲鳴。)

朝一から不機嫌モードになった放蕩薬剤師でした…。


放蕩薬剤師の八つ当たり
上記ロドの持ち主に眼飛ば(死語)していたのは秘密♪

放蕩薬剤師のボヤキ
今頃になって「抗ヒスタミン薬」の資料を薬局長が見てたよ~。
薬剤選定終わってるじゃん。
今頃色々聞かれてもさ~。
意味無いじゃん。
俺の仕事っていったい…。
(ノД`)シクシク

資料の電子化!

2009年03月21日 | 専門向け
今日はいい天気だねー。
引きこもりの放蕩薬剤師です。


本日は資料の整理。
いい加減、雑誌が本棚を占領してきたので、サクサクと電子化してしまおうと思いまして。
・・・・。
・・・。
あれ?
パソコンのスペックはそんなに悪くないのですぐに終わると思ったのですが、なかなか進まない。
やはり、○年使っているとダメなのかもしれない…。

そんな進みなので読書・写真の練習をしながら気長に待ってましたが、ついに終わりが見えず断念。



心情を映した写真。
う~ん、まぁまぁだね。


放蕩薬剤師と買い物
本日近くのスーパーのポイントが○倍になるので慌てて買い物に。
とりあえず安いものをとあさって買い物。
卒後研修の研修費を食費に吸収できないかとトライしてますよ!
・・・(;´Д`)ウウッ…

写真の練習

2009年03月20日 | 私の趣味など
今日は肩こりが酷い。
故障の多い放蕩薬剤師です。


朝起きたら雨が降っていたので本を読んでいたのですが、晴れてきたので外に出て写真を撮ることに。



終始、曇りが続いていたので光量がいまいちなんですよね。
そんな事にもめげずに、写真の練習だからと気合を入れて、被写体を探して不審者状態へ。
あ!Σ(・д・;)











あまり自然が多くないので、選択の余地は無いのですが、それなりに良いものが取れたと思っています。
花のほうは春を感じさせるかなと思って、思わず写してしまったんですけどね…。


放蕩薬剤師と鬱(うつ)病
いや~、写真を撮ることができるということは、自分はうつ病じゃないという証拠かな。
ポジティブに生きましょう!!
(自分に言い聞かせています・・・(;´Д`)ウウッ…)

忙しさは変わらない

2009年03月19日 | 専門向け
看護部長からの宿題を酒を飲みながらやっている。
こんなもんは飲んでいないとやってられない放蕩薬剤師です。


さて今回は仕事の比較。
比較するのは調剤薬局と病院薬局の業務について。
花粉症の時期なので、この時は調剤薬局の方が忙しそうに思えますが、病院も意外に?忙しいのですよ。
確かにさばいている量としては少ないのですが、うちは精神科なもんで完全分包。
一日中分包品を監査して作って…。ヒート品より疲れること間違いなしです。
この時期には花粉症の薬も臨時で出るのですが、Drのオーダー方法が間違ったりと、手間が余計にかかるやら…。
そしてDr体制の変更もあり混乱状態へ…。

薬局長のお手並み拝見といきましょう♪
(だって、自分じゃ経験不足で対応できないもん♪)

しばらく大変そうだなー。


薬剤師と後期高齢者医療制度
「後期高齢者医療制度」の見直しなどを行っているようで、調剤薬局では在宅に力を入れ始めようとしているところもあるようです。
力を入れるのは利益を得るためであることは間違いありません。
今以上に在宅方面で利益が得られるかは今後の行政にかかっているのですが、放蕩薬剤師の予想では、この不況下に新たな金蔓を手に入れることは出来ないでしょう。
なんていったって財源がありませんよ。
元々、医療方面の財源は火の車。これ以上どこから出るのですか?
約1年前の厚生省関係の説明会でも「財源確保が…、財源確保が…。」とうわごとの様に言ってましたからね。
訪問先の患者さんからガソリン代や駐車場代や余分な人件費を貰う訳には行かないので、出費がかさむだけのような気がしますがね。
さてさて、これからどうなるのでしょうね?

仕事の相棒

2009年03月18日 | 専門向け
ルンバ壊れた…。
修理の出費を考えると血の涙が出てくる放蕩薬剤師です。


今回は仕事の相棒。
相棒とは言っても「人」ではありません。
放蕩薬剤師は一匹狼なのでその相棒は主に機械です。



上の2つの機械が主な相棒。
左が電子辞書。
右がおなじみのPDAです。

電子辞書と言っても医療用語の入っている専用のものなので、お値段的にもかなり高め。
もう一度買えといわれたら首を吊る事になるぐらいの値段。



医療用語が検索できるからと言って、そのくらいじゃあまり使うことがなさそうですが、こいつは略語をさくさく検索してくれます。
カルテを見るときに、言葉の壁が生まれることはまずありません。

薬剤師の皆さん、これは買いですよ!!

後発医薬品

2009年03月17日 | 専門向け
花粉症かなー。
鼻水が止まらない。
働いている時間に症状出るが、帰ると症状が治まる。
仮病が絶好調な放蕩薬剤師です。


今回は(も?)後発医薬品。
患者の皆さん、薬局で後発医薬品を勧められた事はありますか?
実は、説明している薬剤師のほとんどは後発医薬品についての知識は無いと思います。
安いだけで「先発品=後発品」なんだと言われたら疑ってください。

お国関係からは上記の表現のように取れるかもしれないお達しがありますが、実はそうではないのが現状。
まだ?、ハッキリとした先発品と後発品の差が分かっていないのが現状です。
その差は何だといわれると長い文章になるのでチョット省きますね。

差があることだけは事実としてありますが、そのズレをなるべく小さくしているのが製品となってはいるのですが、古くからある後発医薬品に関しては必ずしも担保されていません。
そのような後発医薬品、または、差が実は臨床的に問題となった薬はどうなるか?
「市場の原理で淘汰されていきます」とお上は申しております。
なんだかすばらしいように聞こえますが、訳すと「何もしなくても自然に消えていくから良いんじゃね?」ということ。
これにあたった患者さんに関しては保証も何も無いんですがね…。

放蕩薬剤師の過去のブログにも書いているのですが、調べるとこうしたらまだましなんじゃないかということは大体見えてくるものなんですが、そこまで調べている薬剤師はどのくらいいるんでしょうか?
少なくても自分の周りにはいないな~。

本日、先輩薬剤師の会話を傍から聞いていて思ったことでした。
(もちろんその時の会話には参加しませんでしたよ~。知識が欲しいなら金をくれ!!)