女社長T嬢と愛犬カレラの “渋谷Wow!”

超ポジティブシンキングな“T嬢”と決してくよくよしない愛犬“カレラ”のLOHASなBLOG

犬のテリ~犬

2006-11-15 | Weblog



T嬢  『ゴハンよ~!』
カレラ 『やったぁ~♪ ダッシュ!!』







T嬢  『今日は美味しいパンよ』
カレラ 『わぁ~い美味ちそうなパン♪ いただきまつ!!』








T嬢  『うふふ・・・カレちゃんって、ノリがいいね』
カレラ 『まま。。。そろそろオモチャのパンでボケるの飽きたデツ』
T嬢  『だって、ゴハンよ~!って呼ぶと短いシッポをプルプルさせて
     ノリノリで来るじゃない~ その姿が可愛くって、ママは何度でも見たいのよ♪』
カレラ 『カレちゃんはオモチャのパンじゃなくて、本当に美味ちいゴハンが食べたいデツ』

T嬢  『ハイ!今日はテリ~イヌよ♪』
カレラ 『Wow!! ママのテリ~イヌ大好き♪』









この頃寒くなってきたので、お鍋やスープを作る事が多くなってきた。
今までは、顆粒状のチキンスープか、袋に入った鶏ガラスープを使っていたけれど、松田美智子先生のレシピに案外手軽そうなスープストックの作り方があったので、チョッとT嬢流にアレンジして鶏ガラスープをとってみる事にした。


デパートのお肉売り場には結構良さそうなブランド地鶏のガラが売っていて、実は以前にも『このガラでスープを取ったら美味しそう…』と買ってはみたものの、いざキッチンで鶏ガラの包まっているビニール袋を見たとたん、骨格があまりにも生々しくて恐怖感で袋を開ける事が出来ず、冷蔵庫の奥の奥に葬ってしまった。。。あの時は、何日も冷蔵庫に葬った鶏ガラが怖くて冷蔵庫を開けるのが嫌になった・・・あ~なんて罰当たりなT嬢。

そんな暗い過去があったので、鶏ガラはイマイチ買う気になれなかったけれど、お料理教室に通うようになっていろいろな食材と向き合い、いつの間にか鶏ガラ恐怖を克服する事が出来た。

作り方は簡単!

お水2.5リットルに、綺麗に洗った鶏ガラ1羽分&粒コショウ(ホール)大さじ1&にんにく1片(たたいて)を入れて強火で沸騰させる。

アクと脂をすくい、弱火で15分煮る。

火を止めて、粗熱を取り、ペーパータオル等で濾して瓶に詰めて冷蔵庫へ!
冷蔵庫で1週間は大丈夫。お鍋やスープの他にお料理全般~何でも使えて超~便利。








・・・ここからがカレちゃんのお楽しみ♪

スープを取り終えた鶏ガラについているお肉の部分を丁寧に取って、お野菜とスープを入れて煮る。
沸騰したら、粉ゼラチンを入れて、かき混ぜ…粗熱を取って型に入れて冷蔵庫へ!

犬のテリ~犬の完成♪

最近では、鶏ガラスープを取り始めると、カレちゃんが自分のご飯を作ってもらっていると思い込み、シッポをピチピチふってT嬢の足元でお座りして待っている。

テリ~イヌは、固めるからすぐには食べられないのに・・・










カレラ 『まま~ カレちゃんが鳥を食べちゃって、ママがゆで汁なんて…何だか悪いな~』
T嬢  『いいのよ・・・気にしなくって!カレちゃんが美味しい所を食べて喜んでくれるのなら、ママは鳥の茹で汁で我慢よ!』
カレラ 『ママ・・・ありがとう!大好き!!』
T嬢  『ママもカレちゃんが大好きよ!!』







いつもカレちゃんにインチキな事を教え込むT嬢。。。
この夜、T嬢は美味しい鶏ガラスープでクツクツ煮た地鶏たっぷりの比内地鶏鍋をカレちゃんに内緒でムシャムシャ食べた。




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焼きポンむき栗

2006-11-09 | Weblog


ピィ~ン・ポ~ン♪
『お届け物で~す!』


カレラ 『ママ~ 良いにおいのお届け物デツよ!』
T嬢  『な~に!な~に!!』
カレラ 『こげた黒いものがゴロゴロ入っているでつ』
T嬢  『わ~ぃ♪待ってました!! N氏からのポン栗よ』

カレラ 『美味ちそうデツね♪ でも…カレちゃんはお味見した事無いデツよ』
T嬢  『犬はきっと栗を食べちゃ駄目なのよ…』
カレラ 『えぇ…ママのケチンボ!嘘つき!』


数年前、京丹波の焼きポン屋さんのお仕事を担当したN氏から『美味しそうなもの発見!』と、爆発した栗が送られてきた。
見ると本当に爆発した栗なんだけど、割れた栗の鬼皮からホッコリとした黄色の栗の実が顔をだし、『食べて~!』と言っているような栗だった。

栗と言えば、美味しいけれど、鬼皮・甘皮…と、ガードが堅く、食べるのが面倒なのに…そんな常識を覆すかのごとく現れた『焼きポンむき栗』。特殊圧力製法…いわゆる爆発して中味がホクホクになって、皮が弾けた天才的な発明品の栗で、T嬢の秋の味覚ベスト10に入った。

催促する訳じゃないけれど、一年中栗を思い出すとN氏に、『アレは美味しいねぇ~!!』と、言い続けるT嬢に、この季節になるとN氏は焼きポンむき栗を送ってくれる。自分で買えば良いんだけど…そうはいかない。焼きポンやさんと親しいN氏だからこそ、丹波の美味しい栗の焼きポンが手に入る…。入手ルート確保は食いしん坊の『いろは!』

N氏!今年も美味しい焼きポンありがとう♪
貴重な栗だから食べる分だけお皿に出して大切に食べてるよ~

あああ・・・
食べたしたら止まらない!
また、お皿にもう一つ乗っけてきちゃった。
もうすぐ終わっちゃうよ~ チェ!


さっきからママ、お皿に栗を一つ乗っけて行ったり来たり…
              Nおじさ~ん、カレちゃんも食べてみたいデツ!
                               ~カレラ~


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フランク・ロイド・ライトの自由学園明日館

2006-11-09 | Weblog



『同封しました“飛び出し絵”しばし飾ってお楽しみ下さい。』
                     ~女性建築家S女史から手紙~

わ~ぁ!何て素敵なんでしょう!!
カードを開くとフランク・ロイド・ライト設計の自由学園明日館が飛び出す。
早速、机の特等席に置き角度を変えて眺めたり…
ライトで照らして影を付けてみたり…
とても小さいのに丁寧に作られた“飛び出し絵”の建築物

と言うわけで…この“飛び出し絵”は、T嬢の宝物ランキングに初登場でトップに躍り出た♪
何たって重要文化財ですもの!?

こんな素敵なプレゼントを贈ってくれたS女史とは、今年の春ニム氏の紹介で知り合い、すぐに意気投合してT嬢はS女史の仕事をさせて頂く事になった。S女史のようなクリエイティブなクライアントとの仕事は、打ち合わせすら時間を忘れるほど楽しく話は尽きない。

初めて打ち合わせをした新宿のパークハイアットでの事。知り合って早々なのにエレベーターの中に飾られた仮面のオブジェ一つからドンドン話は盛り上がり、こだわりや細かな所は見逃さない…
この時、お互い創り出す人なんだな…と、親近感を持った。

その後、S女史と会うたびに建築についていろいろな話を聞かせて頂いたし、もともとT嬢は建築物のデザインや写真に興味があったので、S女史の話は興味深く楽しかった。

先日、東京メトロのH氏プレゼンツで地下鉄13号線工事見学のお誘いがあったけれど、T嬢はお料理教室のイベント参加のため出席できなかった。。。残念!
後日H氏から写真を見せて頂くと、地下鉄工事見学に参加したS女史とニム氏が工事用ヘルメットをかぶって楽しそうに写っていた。『わ~お二人とも久しぶり♪』夏以来ご無沙汰しちゃっているな…S女史は京都の桂離宮や倉敷の建物などを見に行ったって言っていたからそんな話もまた聞きたいし~




フランク・ロイド・ライトと言えば、随~分前に帝国ホテルを作ったドキュメンタリー番組を見て以来興味を持ったが、まだ彼が設計した建物は見に行った事がない。有名なタリアセンのライトを見ればすぐに『フランク・ロイド・ライトだ!』とわかるが…

そう言えば、可笑しな偶然があって…T嬢お気に入りの隠れ家Barの家具はフランク・ロイド・ライトだった。これは、随分後から知った事なんだけど(笑)
知らずに行っていた頃は『随分居心地の良いBarだな~』と、美味しいお酒に酔いしれていた。

ちなみに、建物の設計はT嬢大ファンの安藤忠雄氏!
だからこのBarはT嬢にとって至福の隠れ家Barってわけね♪♪♪

自由学園は池袋だから、そう遠くはないし、今度是非行ってみようと思う。




しかしよく出来ているわ~
何度見ても飽きない。

二つ折りのカードだから180°開けば1枚の紙になってしまう…
こういうのってどうやって設計するのかな?
いや…工作だから設計じゃなく、型紙を作るんじゃないかな?
T嬢も作ってみたいなぁ~

ん~ん…
我慢できない!
作ってみたい…

眠れなくなりそうな“飛び出し絵”だ。






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オーストラリアと東京で…

2006-11-06 | Weblog
【Bathroom】 Y嬢からもらったお気に入りの花瓶
      BathTimeは好きなお花を飾って香を楽しみ
          ゆっくり本を読む…ん~最高のリラックスタイム♪




秋の3連休、T嬢はクウ・ネル・ジム(食う・寝る・スポーツジム)の充実の日々を過した。

気持ちの良いお天気の午前中、大好きなMozartのピアノコンチェルトを聴きながらストレッチをしていると、朝からスカッシュに出かけたK君から電話…
K君 「昼めしは新そば食べないか~? T社長も一緒だから3人で行こうよ!」

ん~新そば… そろそろ食べたいな~と思っていたところ
美味しいものには目が無いT嬢

T嬢&K君&T社長…いざ!六本木のお蕎麦屋さんへ。

このお店は、新そばの時期じゃなくても美味しいけれど
新そばは更にグー!!
お昼から、せいろ蕎麦をつまみにビールをグビグビ。

お蕎麦に生山葵をちょこんと乗せて、お蕎麦の先だけ汁に付けて一気にツルツル♪
口いっぱいに広がる新そばの風味と歯ごたえ、おろしたて生山葵、切れの良いつゆ…
お喋りT嬢も、この美味しさにはタダタダ無口で食す。

更に、この日は山葵が最高に美味しかったので
海苔を頼んで海苔におろしたての生山葵を乗っけてパリパリ♪

やっぱり秋はいいな・・・
気持ちいいし、美味しいし。


食後、ヒルズの近くでコーヒーを飲んだ後、二人と別れたT嬢は南青山のジムでアクアビクスのクラスに出た。
サウナで、いつもの仲間といっぱいおしゃべりしながら汗&昼のビールを絞り出した。
すっかりお腹が空いたT嬢はK君に電話した。

T嬢 「お腹空いた~♪」
K君 「夕飯はコッチに来るか?」
T嬢 「いま何処~?」
K君 「青葉台のジムだけど、サウナ入るところなんだ。T社長も一緒だよ…」
T嬢 「行く!行く!!お腹空いちゃったからご飯食べようよ!」

K君 「コッチに来る時、オモチャみたいなバスがあるから乗ってみな!面白いぞ♪」
T嬢 「乗る乗る!!」

K君 「東急プラザの方の歩道橋のふもとにオモチャみたいな赤いバスが止まっているから『青葉台まで』って言って乗るんだぞ!」
T嬢 「OK!OK!!大丈夫!!!」

T嬢は南青山のジムを出て夕ご飯目指して青葉台に向かった。
渋谷駅ロータリーで、オモチャみたいなバスを発見!

乗車口から覗き込むと20代の可愛い女の子の運転手さんが
小さな鏡を見ながらリップクリームを塗っている・・・

わ~可愛い♪バスも運転手さんも♪
本当にオモチャのバスみたい!

T嬢 「青葉台に行きたいんです」
運転手さん 「どうぞ♪」

料金箱に100円を入れると
「ありがとうございました」とお姉さんが言った。

お客さんは、T嬢を含めて4人

運転手さん 「出発しま~す♪」
わ~可愛い♪

何もかも可愛かった。

246から南平台に入り鉢山町交番を曲がった。
しょっちゅうカレちゃんとお散歩で歩く道をオモチャみたいなバスで走るT嬢はご機嫌!
カレちゃんもお散歩の時に乗ったら喜ぶかな~
目線の高さが全然違うもん…きっとビックリよ!

そんな事を思い描いてぼんやりしているその時・・・
車内放送で、何か言っていた…

えっ…マジ!?
どうやら、降りたい所でブザー押すらしい。。。
そんなの初めてでわからないよ~
見かけは可愛いバスなのに、超難しいバスだった。

窓の外はいつの間にか、知らない道を走っていた。
どうやら西郷山公園のいつもと反対側の道らしい…

えぇぇぇぇ…
私は何処に運ばれるんだろ…

静かな住宅街、日はとっくに暮れて窓の外は真っ暗…一気に不安になった。
可愛い運転手のお姉さんも、もしかしたら怖いお姉さんかも…と、気分は完全にグレー。
不安はドンドンふくらみ運転手さんに質問する勇気は完全に失われた。

それでも、青葉台で美味しいご飯が待っているぅ~
無事に到着しなければ、お腹空きすぎて死んじゃうかも

すると、目黒川が見えた!桜もあるし、橋もある!!
「あっ、ここなら知っている!」
景色が逃げないうちに慌ててボタンを押した。

降りてみると、青葉台2丁目のバス停だった。
セ~フ!無事到着!!

ご飯を食べながらバスの話をすると
「もう一個先の青葉台で降りたら正解だったのに…」とK君に言われた

失敗は成功の元!
面白かったからまたあのバスに乗ってみよう!

さっき親友Y嬢のブログを読んでいると
同じ頃、オーストラリアにいるY嬢もバナナバスの中で不安になっていたらしい・・・

オーストラリアと東京、遠く離れても相変わらずのY嬢とT嬢
そう言えば、Y嬢とお出かけすると何故か珍道中になってしまったな…なんて思い出すと

・・・少し可笑しかった。





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シャネル・ピグマリオン・デイズ ラストコンサート

2006-11-03 | Weblog
シャネルが若手音楽家を支援する「シャネル・ピグマリオン・デイズ」も2006年プログラムはいよいよラストコンサートを迎えた。 2日間に渡り4名のコンサートが行われた中、T嬢は下田聖子さんのピアノコンサートを聞きに行った。

ヴァイオリンの寺内詩織さんのラストコンサートは是非行きたかったが、大学の授業と重なってしまい後ろ髪を引かれる気分で諦めた。 この夏、一緒に寺内さんのコンサートに行ったN氏は、寺内さんの演奏に大変感動してラストコンサートを見に行ったそうで…

ん~ん~・・・
何とも羨ましい!!
感想を聞いても「よかった~♪」と言うに決まっているし
聞き逃してしまったT嬢としては…ひたすら残念無念!





シャネルネクサスホールの顔とも言えるこのピアノは、おなじみスタインウェイ。
もう何度も聞かせて頂いたこのスタインウェイの音色
ネクサスホールと非情にマッチして響きが素晴らしい。

ピアノは弦の太さと長さで音階を出す楽器だが、
同じ音の高さでも、ピアノの機種、またその楽器の大きさによる弦の長さによって…音色は大きく変わる。

家庭にあるような比較的コンパクトなグランドピアノは、長さ(奥行き)が150cm台ぐらいと小さめのもので、大きなホールのステージに鎮座するフルコンサートピアノになると270cm台もある。

フルコンサートピアノをステージで演奏すると、ピアニスト自身の体も一緒に振動しているような快感があり、超低音域になると打楽器のような振動だ。まるでブ~ンという空気の振動が見えるようだ。

だからと言って大きければ良いという訳でもなく、部屋・ホール・音響設備等によってピアノはマッチするものを選ばなければ充分に良さを引き出す事は出来ない。

シャネルネクサスホールのピアノは「スタインウェイ社のA-188」長さは188cmで、ピアノの大きさ的には中位のサイズにあたる。
このぐらいのサイズは一番バランスが取れているので、比較的どんな空間にもマッチしやすいと思う。

何度もピグマリオンデイズで聞かせてもらったけれど、実に音が上品で出過ぎず高音の澄んだ響きがとても美しい音の宝石のようなピアノだと思う。

T嬢が昔弾いていたピアノはYAMAHA-G5という2m近いものだったが、防音室に入れていたのでこんなに良い音は出なかった。似た様なサイズのピアノでも、防音室はどうしても音が生きてこない。
…もちろんこのピアノと比べる事事態ナンセンス(笑)


このピアノ、デザインがとてもお洒落!
よ~く見ると「あれ!足にローラーが無い!!」
初めて見た時は驚いた!

設置されたピアノならばローラーの必要はそれほど無いけれど、ホールのピアノはセッティングの際イチイチ移動するはずなのに…???
そんな「何故?」にある演奏家の方がお話してくれました。

「私達が演奏する前に入念な準備、そしてローラーが無いピアノをシャネルのスタッフの皆さんが持って運んでくれるんです」と。。。
「へぇ~シャネルのスタッフの皆さんがこんな思いの持っちゃうの!?」
皆さんで汗をかきながらセッティングしている生々しい情景を想像するT嬢だった。

そんな手のかかるこのピアノ…
実はスタインウェイ創立150周年記念モデルとして、シャネルのデザイナーとしても知られるカール・ラガーフェルドがデザインした特別なピアノ。

グランドピアノはドイツ語でFlugel=翼。
ラガーフェルド氏は、翼をもって軽やかに滑る"そり"をイメージしてデザインしたそうだ。
また、彼は日本の漆器に魅せられ、朱色と艶消しの黒をつかった。「和」を感じるデザインが世界に向けて作られたなんて…♪

スタインウェイのピアノは今でも、ほとんどの工程を熟達した職人の手によって作られている。以前、T嬢もヨハンシュトラウスのお孫さんがスタインウェイ社に特注で作ってもらったという古いピアノをコンサートで演奏した事があるが、古過ぎてコンディションはイマイチだった。でも、腐っても鯛!流石スタインウェイ!良い味だしてました。

気になるお値段・・・
このAタイプの場合、通常の価格で10,000,000円
"カール・ラガーフェルド"モデルとなると・・・???
確か50台の限定だったと思うので、相当な価格するんだろうな~






下田聖子さんの(ソロ)ラストコンサートプログラム

イタリア協奏曲/バッハ
亡き王女のためのパヴァーヌ/ラベル
ベルガマスク組曲より「月の光」
前奏曲集 第一巻より 「ミンストレル」/共にドビュッシー
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ/ショパン

下田さんの演奏は3回目だったが、回を追って音が空気になじんでくるような心地よさを感じた。

強いて言うならば、T嬢が大好きなイタリアンコンチェルトについては、少し物足りなさを感じてしまう。。。特に3楽章はもっと唸るような激しさが欲しと思ったし、少し走り気味に聞こえる所にブレーキをかけたいとT嬢は個人的に思った。

とは言っても、この考えはあくまでもT嬢の個人的好みであって、下田さんの演奏はかなり正統派だ。バッハが作曲した頃はピアノという楽器が無いわけだから、そんな唸って演歌みたいにしたら可笑しい…

それにしても下田さんの音は澄んでいて非情に美しい。
雰囲気だけの誤魔化しではなく、入念な練習の上に成り立つ美しさが際立つ。

フランスの曲に関しては申し分なくフランス独特の色が聞こえてきた。下田さんはフランスの曲が本当に上手い!と思った。

最後のショパンはブラボー!!
これまでにも、下田さんのショパンの演奏は数曲聞かせて頂いたが、上手だけれどイマイチ面白みが無いと思った。ところが、今回は曲がキラキラと輝き、清潔感溢れる響きと音の並びにすっかり魅了された。

何事も基本がしっかりした上に発展があると考えると、今後の下田さんが益々楽しみだ。今回の感想をこのブログに残して、またまた下田さんの演奏を訪ねてみたい。どんな風に聞こえるのだろうか。



演奏後の下田さん…ステージで演奏している時には偉大な演奏家でも、全てを終了した時、笑顔に子供のような可愛らしさをふと感じた。

ピグマリオンデイズのオーディションから1年間…10回のコンサートお疲れ様でした。
そしてありがとうございました♪

来年も素敵な若手の演奏家が誕生する。
今からとても楽しみだ。
2007年、T嬢はまたこのコンサートに通ってみたいと思った。





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