おやしらず初戦

【おやしらず戦歴】
PM6:30　退社
PM7:20　歯科着
PM7:40　診療開始（麻酔と処置方法説明）
PM8:10　親しらず先端切除作業開始
PM8:30　親しらず本体抜歯作業開始
PM9:00　親しらず本体2/3抜歯完了
PM9:30　親しらず本体3/3抜歯完了
PM9:40　縫合作業完了
PM9:50　歯科退院

手術でした( ;´・ω・`)人(´・ω・`; )
行く前に奥様にメール
「麻雀いってくる。歯医者なんて知らないぜ」
この内容がまずかった。

歯医者にいくまでに、緊張した時間は全くなかった
むしろ、さっさと抜いて手を切れるという期待感の方が大きかった
そんな変にポジティブシンキングな自分が恨めしい。。

歯医者に到着すると、すんなりと奥へ通される
最初に前回から時間が経っているので、経過を聞かれる
歯「抜くのは左下でよかったよね」
か「右下がしみてきたので、そっちでいいすか」
様子を見ると言うことで見てもらい、抜くのは右下に決定
すぐに麻酔を打たれ、他の患者を見てる間１５分ほど放置されました

抜く前に手順を説明されます
親知らずが横から生えているので、まずは頭の部分を切除
その後本体を抜く手順になりますとのこと
コレは事前にネットで調べていたので想定範囲内
たいしたショックも受けず、簡単に了解

頭の部分を切除する作業の開始です
切除するといっても、ドリルで削りながら先端を折る方式です
木こりのように地道に根元を削っていきます。
何度も何度も削っては力を込められる作業の繰り返しでした。
２０分後に無事に頭が折れたと言われたときは実感なしでした！

ここで歯医者さんからプレゼント
歯「タオルもってきて目にかけてあげて」
削るたびに水が顔に飛んでくるので欲しかった一品
歯「じゃ、本体いくね」
本体も同様、削っては力を込められる作業の繰り返しでした
力を込める方向が下の歯なので上かと思いきや、
押されるのは下のほうで、背もたれに頭押し付けられてました
歯「おかしいな」
か「んぁ？（なにが？）」
歯「手ごわいな」
か「んんぁ？（なになに？）」
歯「あー、こーなってんのか」
か「んぁんぁ？（だからなんだよぅ！？）」
歯科医が何度か自問自答で発する言葉の意味が分かりません
３０分後、PM９：００閉院をむかえ静寂が訪れます
目隠しされていたので良くわかりませんが、、
主治医のにーさんと新人ぽいにーさん、帰ろうとしている歯科衛生士
彼らの会話だけが聞こえます。
そんな中、ちょうど親知らずが抜けました
主治医「おお、こりゃでかい！」
新人「うぁ、でかいっすね！」
歯科衛生士一同「おおきいねぇ！」
見せもんじゃないんですけど、、

歯「頑張ってね、いま2/3は抜けたから」
か「んぁ？（なに2/3って？）」
歯「もうちょっとだからね、ごめんね」
か「ん、んあ（ぱっぱと頼むよ）」
それから２０－３０分で残り1/3が抜けました
終わって説明を受け理解しましたが
根っこが歯茎に食い込む形状だった為、長くなったようです
頭を切り落としたあと、本体を真っ二つに割って抜いてました

ようやく１本全てが抜けてほっとしたときに違和感が
ポケットの携帯が震えてます
歯「いまから糸で縫うからね」
か「ちょっとまっへくらはい、けいたいなってる」
手探りでポケットの携帯の着信OFFボタンを押します
・・・が！
すぐにまたかかって来ます。２度、３度、４度、、、、
仕方がないので、電源ごと切ってしまいました。
相手は奥様以外いないだろうな・・と思いながら。

歯「もってかえる？」
か「ん、いらないっすけど、嫁が見たいと言うので下さい」
SSの宝箱がもらえましたｗ

麻酔がかかっていたので、全く痛くなかったです。
そして、抜いてから血が止まりませんでした。
帰ったらシャワーを浴びて、簡易食事を終わらせ、
痛み＆腫れ止めのクスリを飲み、寝れるようにワインをグッと飲み
麻酔が切れて痛みが増してくる前に寝てしまいました。
寝るときにはかなり痛い状態でしたが、何とか寝れたので良かったです

か「なんで携帯なんどもかけたの？」
奥「あなたの性格だと、本当に麻雀いってそうだから」
か「ちょｗｗちゃんといったさ！」
奥「あとね・・」
か「なにさ」
奥「最初にかけて切られたときに、ふと思い出しちゃって、つい」
か「なにを思い出してついなんだ・・」
奥「リダイヤルの今井さん」
か「ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

Ｑ：この旦那ありて
Ａ：この奥様あり