『かすけ』の部屋

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十角館の殺人@綾辻行人

2012年08月30日 | 
【総評】
6点

【Amazon より 内容(「BOOK」データベース)】
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける
奇怪な四重殺人が起こった孤島を、ミステリ研のメンバー7人が訪れた時、十角館に連続殺人の罠は既に準備されていた。予告通り次々に殺される仲間。犯人はメンバーの1人か!?終幕近くのたった“一行”が未曽有の世界に読者を誘いこむ本格推理。まだあった大トリック、比類なきこの香気!

【十角館の殺人】
綾辻行人のデビュー作、当時26歳、1987年作。
なので、視点を当時or現代にするかで感想は分かれそう。
デビュー作ゆえに叙述トリックが旺盛なので、
引っかからないならば、犯人は意外と分かりやすいかな。
トリックや犯人はほとんど予想どおりでした。
トリックや動機も驚くほどのものではないし、
全体的に現代では厳しい評価となってしまいそう。

Q:和製「そして、誰もいなくなった」
A:初めて読むクローズドなら良いのでは。
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