梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

ケアマネ資質向上

2012年06月06日 | さえずり
介護保険ではケアマネの資質向上が言われています

・基礎資格見直し
・相談業務1年必須

介護現場5年では無くて、その中に相談業務1年を盛り込む方が
まだ現実的だと思う

この会議の提案の中で
施設は50名に1人のケアマネ設置の提言がある


2015改定で在宅復帰加算条件は

在宅復帰率+平均在所期間とするべき
でないと一部ベッドでの稼働で加算を算定するからです
当然こんな方法はお見通しだろうから
「かつ」条件が増えるだろう

また50名に1名と言う提言は二つの意味があると考察
・ケアマネ余剰  以前より余剰し出している ケアマネバブルも消えたしね
・在宅復帰なら当然

在宅復帰算定する老健なら数字上だけでなく
こうしたソフト面での厚みを持たすのも当然であろう
在宅復帰を進める中で施設ケアマネが1名より2名だろう
50名で1名配置 できれば専任だろう
こうした条件を在宅復帰算定条件に折り込まないと
無理強いな在宅復帰だけが増えていく気がします

この点は私もコラム他で援護射撃予定です


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在宅復帰率50%算定

少なくとも介護現場に十年以上居る者からすれば疑問を呈する数字だろう
どこかに歪があるように思える

それを和らげる意味でも
算定する施設は専任ケアマネを2名おくことと
全体の平均在所期間を1年ごとで算出して180日以下という風に
設定するべきでしょう

新しい制度の評価なども
半年経過した秋ごろからきちんと実態調査を行い
良い悪いは別として
一部の人だけが入所退所するという、少し長めのショートステイ的な回し方の有無も
確認するべきでしょう

1ヶ月越えのショート的な使い方をミドルステイと呼ぶ場合もありますが
こういうミドルステイ運用の老健はベッド回転率は伸びていくでしょうし
何より、既に利用中の方は既得権を得ている感もあります。

これが老健??の機能と役割かと…

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ケアマネが兼任、リハも最少3名程度の配置で
在宅復帰算定している老健などに実地指導も今年は行うことが
利用者視点からすれば重要だと思います。
先述の”無理強い”が起こっているかも知れないからです。

今後はこうした老健と
比較的緩い目の老健での良い意味でのコンペが始まっていくでしょう
ただ選ぶのは利用者や居宅のケアマネと言うこと


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